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初!ソフトバンク株式会社による開発拠点の開設

ICT企業の技術開発拠点の広島県福山市に進出

2020.07.09 14:00

広島県福山市では,7月1日,ソフトバンク株式会社がエンジニア約20名の常駐する技術開発拠点を開設しました。東京本社からのエンジニアも含まれる地方における開発拠点の開設は同社初となります。
今後は,市民や企業にICT技術を身近に感じていただきつつ,ものづくりなど様々な分野にICTを取り入れていくことで,市民生活の向上や地域経済の発展につなげていきます。

ソフトバンクとの協定

締結日

2018年(平成30年)5月9日

目的

AIやIoTなど先端技術の活用により福山市の地域課題を解決し,新たな
まちづくりや地域活性化のための取組等を連携して行うことで,住民サービスの向上に寄与するため

連携を行う事項

・スマートシティの実現に向けた実証事業に関すること
・先端技術を活用した地域活性化に向けた取組に関すること
・先端技術が活用できる人材育成に関すること

その他

・2018年(平成30年)5月に産学官で創設した「先端技術によるまちづくり官民協議会」に副会長としてご参画いただき,服部学区におけるオンデマンドモビリティの実証実験をはじめとする実証実験案の検討や,ふくやまICT戦略案の策定などにご尽力いただいた。
(なお,運営委員会はこれまでに延べ10回開催している)
・2019年度(令和元年度)には,福山市立大学の都市経営学部3年生を
対象とした特別講座を延べ4回実施
・2020年6月25日に温度検知キット2台,1年間貸与。災害時の避難
場所をはじめ,多くの方が集まる場所に設置し,活用する予定。

拠点の概要

住所

広島県福山市紅葉町2-27 日本生命福山ビル3階(市役所南側)

広さ

128.28平方メートル(約70畳)
執務スペース,ソフトバンクソリューションが体験できる展示スペース

拠点の体制

常勤プロパー約20名
技術窓口,企業のICT化支援,人材育成,調査研究などに携わる人材を配置

拠点の機能

相談窓口

ソフトバンク社員による企業相談窓口。
先端技術のノウハウを生かして,市内企業から広く相談を受け付ける体制

ラボ

・市内外の企業・まちづくり団体等と連携したデジタル化・ICT化の導入研究
・大学,研究機関の参画も想定したICT活用人材の育成
※ラボ:特定の目的(ICT技術開発等)を持った研究室などを意味する

福山市について

福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約47万人の拠点都市です。
福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、2022年には築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。
産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。

福山市公式ホームページ

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