シャンソニエの灯を消さない!シャンソン歌手 聖児セミョーノフが コロナ禍で苦境にあるシャンソニエへのレギュラー出演をスタート
ユダヤ系ロシアのルーツを持つ日本人シャンソン歌手として、シャンソンやキャバレーソング、ジャズ、ボサノバ、クラシック歌曲、現代音楽からオリジナルまで、フランス語・日本語・英語にまたがる広いレパートリーを自由な感性と類まれな歌唱力で歌いこなし、日本国内のみならずフランスにおいても劇場公演やパリ市主催イベントにて歌と日本舞踊のステージを務めるなど活動の場を広げてきた聖児セミョーノフが、コロナ禍で苦境にあるシャンソニエ(シャンソンライブハウス)2店へのレギュラー出演をスタートします。
7月14日(火)の巴里祭の日(フランスの革命記念日)からは、美輪明宏などが歌った伝説のシャンソニエ「銀巴里」にあったガス灯を引き継ぎ、現在日本最古のシャンソニエとして銀座で56年の歴史を刻む「蛙たち」に奇数月第2火曜日に出演。
8月4日(火)からは、85歳の今もなお自らシャンソン歌手として歌いながら店を切り盛りする二宮眞知子のシャンソニエ、荻窪の「リラ」に偶数月第1火曜日に出演。
フランスから日本へと伝わり脈々と受け継がれてきたシャンソニエの文化の灯を消さぬよう、このたび、この2つのシャンソニエに聖児セミョーノフがレギュラー出演します。
(文中敬称略)
【聖児セミョーノフ コメント】
新型コロナウイルスで世界中の人たちが苦しんでいるなか、音楽の世界でも劇場やライブハウス、多くの音楽関係者や、僕の音楽仲間たちも苦境にたたされています。
シャンソニエと呼ばれる数十人が入ればいっぱいの小規模なシャンソンライブハウスもその例外ではありません。
僕は10代の頃、京都にあったシャンソニエでお手伝いをしながら、たくさんの先輩歌手の歌を日々聴かせてもらい、いつか自分もシャンソン歌手になろうと夢みていました。
上京して、シャンソン歌手として活動をはじめてからも東京にあるシャンソニエに聴衆として通い、先輩方の歌からたくさんのことを学んできました。
僕自身はこれまでライブ活動の主な場としてシャンソニエを選ばずにきました。それはシャンソンにあまり触れてこなかった人たちや同世代の人たちにもシャンソンを聴いてほしいという思いからでした。
そうしておとずれたコロナ禍のなか、僕に飛び込んできたニュースは10代の頃お世話になった京都のシャンソニエの閉店。そして上京後多くを学ばせてもらったシャンソニエの苦境でした。
小さいけれども濃密な空間で、日々音楽を届けるシャンソン歌手やピアニスト。そしてそれを自分の人生に引き寄せて受け取るお客さん。そんな先人たちから続く文化、シャンソニエの灯が消えてしまうのを見るのはたまらなく辛いです。
この状況下で、配信での公演や様々な表現方法を模索する方々に最大限の敬意を持ちながらも、僕はコロナ禍に消費されたくはないという思いから、毎日音楽に向き合いながら、次に向けての準備をする時間を過ごしてきました。
まだまだ厳しい状況が続くなか、それでもやっと営業を再開しはじめたシャンソニエ。日々音楽の灯をともし続けているその魂とともに僕もシャンソンを歌いたいと思いました。
市井に生きて暮らす人々からこよなく愛されてきたシャンソニエの灯りを消さぬよう、音楽の灯を絶やさぬよう、微力ながら僕もシャンソニエで一生懸命歌いたいと思います。
聖児セミョーノフ
聖児セミョーノフ オフィシャルサイト: https://www.seijisemenov.jp/
【ライブ詳細】
《Chanson En Vogue 巴里祭》
日時 :7月14日(火)
1st 19:30/2nd 20:45(2回ステージ)
※奇数月第2火曜日開催予定。
会場・お問い合わせ:蛙たち
〒104-0061 東京都中央区銀座7-2先 コリドー街 2階
TEL: 03-3571-4417
URL: http://www.kaerutachi.jp/
《Seiji Semenov Live at リラ》
日時 :8月4日(火)
1st 19:00/2nd 20:30(2回ステージ)
※偶数月第1火曜日開催予定。
会場・お問い合わせ:リラ
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-24-7 3階
TEL: 03-5397-1580
プレスリリース動画
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)
この企業のプレスリリース
この企業のプレスリリースはありません