若き藍染師が日本の伝統を次世代へ! 藍染アーティスト 嶋田 拓真が藍染を若い世代に浸透させるべく、 「Blow / IBUKI」の2ブランドを立ち上げる
2020.07.22 12:45
株式会社ハイルエンターテインメント(代表:倉木 拓郎、以下 ハイルエンターテインメント)は、2020年7月1日より藍染アーティストとして活動を行う嶋田 拓真(1996年生まれ 23歳、以下 嶋田)と手を組み、藍染を取り扱う「Blow / IBUKI」の2ブランドを立ち上げました。
【新ブランドのコンセプト】
藍染を取り扱う「Blow / IBUKI」の2ブランドを立ち上げました。
「Blow」では日本の伝統工芸である藍染を若者のカルチャーに浸透させるため、様々なアパレル商品を展開していきます。「IBUKI」では世界を市場に藍染をアートとして展開し、世界的に認知を広げます。
Blow / IBUKI
藍の染料には微生物が含まれていることから、染めることで「色を吹き込む」のと同時に、微生物の「命を吹き込む」ことにもなり、そこに藍染特有の様々な効果効能が付与されます。
「Blow」は日本語で“吹く”、そして「IBUKI」は“息吹き”からとっており、「世の中のモノに生命を吹き込む」というコンセプトで名付けました。
また、サスティナブルが叫ばれる現代では、ファストファッションの流行もあり、毎日多くの服が廃棄されています。着なくなった服・汚れてしまった服に藍染を施すことにより、新たな服として「息を吹き返す」ことが出来るのも藍染の魅力。
私たち「Blow / IBUKI」は藍染を通して、サスティナブルな世の中を目指していきます。
藍染ジャケット
藍染アート
【藍染とは】
サッカー日本代表のユニフォームや2020東京オリンピックのエンブレムとしても使用されている青色。近年、日本を代表する色として浸透してきています。
この青色の起源は、約1400年前に伝来した「藍染」です。藍染は世界中に普及しましたが、日本人は特に藍染を好みました。多くの効能から、江戸時代には衣服の8割に藍染が施されるほか、浮世絵や薬にも使用され、人々の暮らしの中に藍は欠かせないものとして根付いていきました。
幕末の開国後、日本文化に触れた世界各国から関心が集まり、国外においても日本の藍染を「JAPAN BLUE」と示すなど、その美しい色合いは称えられました。
藍が古くから愛されてきた理由はその美しい色だけでなく、日本人が大事にしてきた「モノを大切に、長く使う心」が影響していると思われます。
藍染を施したモノには、防臭効果・抗菌効果・防虫効果・保湿効果・紫外線カット・耐久性の向上など、様々な効果効能が宿るため、日用品を大切に、そして長く使うために藍染は活用されてきました。
しかし、近年はファストファッションの流行もあり、大量生産・大量消費の時代。モノを大切に長く使うという心は失われてしまいました。一方で、国連サミットでは、“2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs」”を採択し、国・企業・学校教育も少しずつ変化してきています。
いま世の中が目指している方向性は、かつての日本人のような心ではないでしょうか。
Blowの目指しているのは、お洒落な若者は質の良いアイテムを身に付け、それを大切に長く使うという共通認識を持った世界。モノに価値を吹き込み、かっこいいモノ、いいモノを身に付けている若者を増やしていくことです。
藍染ファッション
【新ブランド立ち上げの背景】
ハイルエンターテインメントでは、「物語のチカラで世の中にメッセージを」を理念に、アーティストの活動を支援しています。そして、この度、若い世代に藍染の魅力を伝えるべく活動を行う藍染アーティスト 嶋田の理念に共感し、一緒に藍染を世の中に広める活動を行なっていきます。
今回、ハイルエンターテインメントは嶋田と共に「Blow / IBUKI」の2ブランドを立ち上げました。
【嶋田 拓真 プロフィール】
嶋田 拓真 23歳
大学時代に藍染と出会い、職人との会話の中で藍染の魅力に惹かれ、全国約20カ所の工房を周る。
同世代の藍染に対する認知度の低さを知り「若い世代にも日本の伝統工芸である藍染の素晴らしさを広めたい」と思うように。
大学3年生の時には、京都府にある藍染工房で修行を行い、染料作りから、製品作成、藍染体験ワークショップのサポートまでを行う。
大学卒業後、藍染を普及させるために関西から上京しビジネスを学ぶことに。
フリーランスとして、WEBマーケティング・ライティング・広報を実践しつつ、藍染ブランド設立のために準備を行なってきた。
そしてこの度、藍染のブランド「Blow / IBUKI」を立ち上げる。
Instagram: https://www.instagram.com/takuma_blow
【株式会社ハイルエンターテインメント】
「心に残るストーリー」を生み出す事をミッションとしたクリエイティブ エンターテインメント カンパニー。
多種多様で様々な価値のコンテンツが溢れるこの時代において、本当に心に響く物語を生み出し、育て、カルチャーへと昇華させていきます。
イベント、映像、プロダクト、IPなど、さまざまな物語を作り文化を生み出してきた私たちが、「ストーリーテリング」の手法を用いて物語を帯びたコンテンツを企画します。
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