「オンライン日本語授業で、外国籍児童生徒の未来をサポート!」 クラウドファンディングを開始
~気軽に始められるオンラインレッスンで、 外国籍児童生徒の日本語学習をサポートするサービスを開始します~
2020.08.28 10:30
株式会社 光 Japanese language Online School(所在地:東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F、社長:谷村 祥子)は、外国籍の子どもたちの日本語学習支援を目的に2020年8月12日「オンライン日本語授業で、外国籍児童生徒の未来をサポート!」のクラウドファンディングを開始しました。
クラウドファンディング
外国籍の子どもたちとその家族が、日本語と共に豊かな人生が送れるようにしたい。
「教室に通う」というハードルをとっぱらった“オンライン授業”で、日本語学習をサポートしたい。
もっと多くの子たちに学ぶチャンスを広げたい。
これらの想いから、当社立ち上げを決意しました。
グローバル化が進み、日本に移住する外国人または外国に移住する日本人の数は年々増え続けています。「外国にルーツをもつ子ども」の数も増え、国内に住む日本語指導が必要な小中高の児童生徒の数は、18年度で過去最高の5万1,126人となりました(外国籍4万755人、日本国籍1万371人)。彼らの日本語学習をサポートするため、オンラインでの日本語レッスンを提供します。
■もっと多くの子どもたちに学びのチャンスを
当社社長の谷村は、公立小学校教員経験者。小学校の担任をしていた際は、毎年クラスには様々な外国にルーツをもつ子どもを受け持ちました。
日本語が分からないから授業についていけないけど、みんなに注目してもらいたくて、授業中黒板を消したり、友達を叩いたりする、Aくん。
日本語を話せないことで自分に自信がもてず、友達がいくら誘っても一緒に遊ぶことを拒み、休み時間一人で過ごすことを好む、Bちゃん。
日本語が分からないことが恥ずかしくて、教科書を開いて「分かったふり」をして授業をやり過ごそうとする、Cくん。
どの子も、どこか不安な気持ちをかかえているのが伝わってきました。
しかし、休み時間や放課後に一対一で日本語を教えたり、その子に合った課題を準備したりすると、とびきりの笑顔で「できた!」と。とてもうれしそうでした。
コツコツ続けることで自信をもち、気づけば友達と楽しそうに勉強したり遊んだりするようになりました。
このような子どもたちに、もっともっと寄り添ってサポートをしたいと思い、2020年春、外国籍の子どもたちにオンラインで日本語を教え始めました。
どこにも誰にも宣伝などしていなかった当社社長でしたが、教え始めてたった1か月ちょっとの間に、生徒が10人に増えました。その数は、「日本語学習を必要としている子どもたち」の数を示していました。
もっと多くの子どもたちに学びのチャンスを広げられるように、という強い願いのもと、このプロジェクトを立ち上げました。
■家庭の“今”と“これから”をサポートする
サービスは、主に3つあります。
メインは、オンラインでの日本語レッスン。小学校教員・海外ボランティア経験をもつ社長のもと集まった、経験豊富な日本語講師たちが指導にあたります。
担当する講師は、生徒の母語または共通語が話せます。生徒そして保護者とのコミュニケーションを大事にするからこその配慮です。保護者や生徒との対話を大事にし、心に寄り添える先生。生徒と伴走しながら学習を進めていくイメージで、楽しい授業を提供します。
保護者にむけたサービスは2つ。
まず、“今、必要”なサポートとして、外国籍保護者むけの翻訳・通訳サポートを行います。「学校の個人面談で通訳をしてほしい」「銀行からの大事な通知を翻訳してほしい」など、日常生活でサポートが必要な時に気軽に頼めるサービスを目指します。
また、“これから”をサポートするため、保護者むけの日本語レッスンも行います。ビジネス日本語や日常会話レッスンなど、ニーズに応じた授業を組み立てていきます。
■10月オープン。今後はイベントも!
本サービスは2020年10月オープン予定。授業以外のオンラインイベントも行っていく予定です。イベントではグループレッスンや、「日本語でヨガ」など、仲間とともに日本語にふれる環境を多く提供していく予定です。
「少しでも授業料を安く(=より多くの子どもたちに学習の機会を)、少しでも日本語教師のお給料を高く」の実現のため、現在クラウドファンディングを実施しております。
【プロジェクト概要例】
プロジェクト名: オンライン日本語授業で、外国籍児童生徒の未来をサポート!
期間 : 2020年8月12日~2020年9月22日
リターン : 心を込めたお礼状、子どもたちからの季節のお手紙、
授業・イベントへの招待