有料化後、レジ袋を購入していない人の割合は 20代では3割、...

有料化後、レジ袋を購入していない人の割合は 20代では3割、60代では約6割

~「脱プラとレジバッグ有料化」に関する調査結果を発表~

株式会社ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』を利用し、全国の20代~60代の男女を対象に「脱プラとレジバッグ有料化」に関するWEBアンケートを実施しました。調査期間は2020年7月30日(木)~8月3日(月)。有効回答は961人から得ました。

調査サマリ

●脱プラスチックの知名度は8割。1月の調査と比べると、全ての世代で知名度が高まる

●エコバックの保有率は男性75.2%、女性は94.6%

●有料化後、レジ袋を購入したことがない人の割合は、20代では3割、60代では約6割

脱プラスチックの知名度は8割。1月の調査と比べると、全ての世代で知名度が高まる

「脱プラスチック」・「脱プラ」という言葉の知名度・認知度を聞いたところ、知名度は81.0%、認知度は47.2%になりました。知名度・認知度は年齢が上がるほど高くなっており、20代での知名度は7割のところ、60代になると9割にまで上がっています(図1)(「聞いたことがあり、内容を理解している」「聞いたことはあるが、内容は分からない」の合算)。
この結果を2020年1月の調査と比較してみると、全ての世代において知名度は上昇しています。特に、50代の知名度は13.3ポイント高くなっていました。
知名度が高くなった要因のひとつとして、令和2年7月1日より全国でプラスチック製買物袋の有料化が行われたことが考えられます。
【図1】脱プラスチック 言葉の知名度・認知度 (単一回答 1月調査n=972 7月調査n=961)
【図1】脱プラスチック 言葉の知名度・認知度 (単一回答 1月調査n=972 7月調査n=961)

エコバックの所持率は男性75.2%、女性は94.6%となる。

2020年7月からの全国でプラスチック製買物袋の有料化が導入され、それに伴いエコバックを活用する方が増えました。アンケートでエコバックの所持率について聞いたところ、エコバックを1つでも持っている人は85.3%となりました。
男女別に見てみると、男性は75.2%、女性は94.6%となりました。女性のほうが19.4ポイント高くなっています(図2)。
持っているエコバックの数で見てみると、男性はエコバックを1つ持っている人の割合が、逆に女性は5つ以上エコバックを持っている人の割合が最も高くなっています。
【図2】エコバックの保有率(単一回答・n=961)
【図2】エコバックの保有率(単一回答・n=961)

有料化後、レジ袋を購入していない人は20代では3割、60代では約6割

レジ袋有料化後、レジで袋を購入したか聞いたところ、レジ袋を購入していない人は.47.6%となりました。
年代別に見てみるとレジ袋を購入したことのない人割合が最も高いのは60代で59.5%、次いで40代(54.5%)、50代(53.5%)となり、20代になると32.9%にまで下がっています(図3)。
「脱プラスチック」・「脱プラ」という言葉の知名度・認知度は、年齢が上がるほど高くなっています。年齢が上がるほど、環境に配慮したいという気持ちが強いのかもしれません。
【図3】レジ袋有料化後、レジで袋を購入している割合(単一回答・n=961)
【図3】レジ袋有料化後、レジで袋を購入している割合(単一回答・n=961)

調査項目

●エコバッグの保有数
●買い物に出かけるときには、エコバッグを持っていくか
●買い物に出かける時以外(仕事等)でも、エコバッグ持ち歩くか
●最もよく持ち歩くエコバッグの大きさ
●持っているエコバッグの素材
●持っているエコバッグの形
●エコバッグは洗濯しているか
●エコバッグの洗濯頻度
●レジ袋有料化後に、レジで袋を購入しているか
●レジ袋有料化後の行動で当てはまるもの
●脱プラスチック・脱プラという言葉を聞いたことがあるか
●脱プラスチックの取り組みが高まっている理由を知っているか
●「脱プラスチック」に取り組んでいる企業の製品について、どの程度購入したいか
●パッケージのある文言で購入しようという気持ちが増すか
●キットカットの大袋がプラスチック製から紙製に変更されました。この変更によって購入意欲は変わるか
●脱プラスチックのために実践していること

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会社概要

国内・海外でマーケティング事業を展開し、生活と流通の2 つのマーケティングフィールドに対する、クチコミプロモーション及び定性リサーチを実施しています。
会社名 :株式会社ドゥ・ハウス  https://www.dohouse.co.jp/
設立  :1980 年7 月7 日
代表者 :代表取締役社長 高栖 祐介

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