「空き家ゼロにの日」制定2周年 過去(これまで)の歩みと未来(これから)の試みを発表
~空き家削減に向けた事業の歩みを振り返り、空き家問題解決に取り組む~
静岡の空き家を買取リノベーションをし、次世代へつなぐ不動産買取専門店 空き家買取専科(運営会社:株式会社Sweets Investment、所在地:静岡市駿河区、代表:玉木 潤一郎)は、空き家問題を啓発するため、2018年8月2日に「空き家ゼロにの日」を制定し2年が経過しました。空き家削減に向けた事業の歩みを振り返り、改めて地域の空き家問題解決に取り組んでまいります。
■空き家の現状
平成30年静岡県住宅・土地統計調査によると、静岡県内の空き家数は28万1600戸、空き家率は16.4% 6軒に1軒が空き家となっており、2033年には全国で3軒に1軒が空き家になるという予測が出ています。
空き家にしたままにすることにより、家が傷み資産価値が下がってしまうだけでなく、草木が繁茂したり、動物や不審者が棲みつくなどの様々なトラブルの要因となり、その地域の価値までもを下げてしまう可能性があります。
■空き家買取専科の取り組み
当社では、このまま空き家が増え続け誰も手をつけずに放っておいてしまったら、家の資産価値だけでなく、地域の価値までをも下げてしまうことに危機感を覚えなした。また、空き家の活用の可能性を感じ、2015年8月から空き家買取再生事業に取り組みはじめました。
そして、2018年1月には、オリジナルブランド〈空き家買取専科〉を立ち上げ、より一層静岡の空き家を活用し、空き家を削減していくよう走り出しました。
空き家買取専科では、築30年~50年にもなる築古の空き家などを買取り、耐震補強などと共に、現代生活に合わせた間取りへと変更する大規模イノベーションを得意とし事業としています。
しかし、空き家数は全国で年々増え続けているため、当社1社だけでは到底空き家問題を解決することはできません。
増え続ける空き家に警鐘を鳴らし、空き家対策や空き家の利活用を啓蒙し、地域の不動産の価値を高め、循環を促していくための活動が必要だと感じました。
■空き家ゼロにの日・空き家ゼロにサポーター
全国に空き家の利活用を啓発するために、2018年8月2日を〈空き家ゼロにの日〉と記念日登録しました。
さらに、地域の空き家の発生を抑制する啓発活動を効果的に進めるためには、起動力と専門性のある民間業社と行政の連携した取組みが必要と考え、2019年8月2日〈藤枝市空き家ゼロにサポーター〉の立ち上げを藤枝市と民間業社17社からスタートしました。2020年8月2日には、オンラインにて〈空き家ゼロにセミナー〉を開催し全国に向けて発信を行いました。サポーター企業は現在25社。
また、移住者を人口が集中する首都圏などから呼び込み、持続可能な地域社会をつくるために「移住体験ツアー」の開催を定期的に行っています。今後も空き家の利活用する取り組みを行い空き家の減少に努めていきます。
<空き家買取専科 空き家ゼロに向けた歩み>
2013年12月 株式会社会社Sweets Investment 設立
2015年8月 空き家買取再生事業スタート
2018年1月 オリジナルブランド《空き家買取専科》の立ち上げ
空き家の買取再生に特化
2018年7月29日 記念日登録イベント 藤枝市移住体験ツアー 開催
2018年8月2日 空き家ゼロにの日 記念日登録
2019年4月28日 焼津市移住体験ツアー 開催
2019年8月2日 藤枝市空き家ゼロにサポーター 立ち上げ
2019年10月13日 藤枝市移住体験ツアー 開催
2020年8月2日 空き家ゼロにセミナー 開催
■代表コメント
株式会社Sweets Investment 空き家買取専科 代表取締役 玉木 潤一郎
空き家ゼロにの日に合わせたイベントを定着させることは、社会が空き家問題を考え続けることに寄与すると思います。
なぜなら空き家問題は現在がピークではなく、約10~15年後に全国の空き家率が30%を超えるころ、ようやく本格化します。
空き家率30%超は、夕張市や米国デトロイトで見られたように財政破綻の目安です。それが全国レベルで起きた時、私たちの国が経済的にどうなっていくのか。
現状の空き家特措法ではそこまではカバーできておらず、空き家の現場ともいえる地方発の活動が重要なカギを握ることになると思います。
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