端末セキュリティ運用支援サービス 「MC-SOC ESP」の提供開始について ~システム管理の効率化と運用負担の軽減~
株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト(本社:大阪市都島区 代表取締役社長:岸本 照之、以下、NTTネオメイト)とTanium, Inc.(本社:カリフォルニア州エメリービル、Co-CEO: Orion Hindawi、以下、タニウム)は、2020年9月にエンドポイントセキュリティ(端末のセキュリティ)分野における新たなパートナー契約を締結いたしました。
これにより、NTTネオメイトは、タニウムの日本法人であるタニウム合同会社(本社:東京都港区、代表執行役社長:古市 力)と連携し、煩雑化する端末管理の課題解決のため、端末管理の可視化、適切なパッチ適用やセキュリティインシデント検知・対応等のお客様のエンドポイントセキュリティの管理・運用を支援するサービスとして、「MC-SOC ESP※1」を2020年10月1日より提供開始いたします。
※1:MC-SOC ESP(Endpoint Security Platform)について
MC-SOCとは、NTTネオメイトがサービス監視・運用・保守を24時間365日で行うセンターの名称です。
https://www.ntt-neo.com/service/operation/
Endpoint Security Platformとは、企業や自治体等に提供する端末セキュリティ運用支援サービスの名称です。
1. サービス提供の背景
日々、高度化・巧妙化するサイバー攻撃に対し、企業・組織が自組織でセキュリティ対策を継続することが困難になりつつあります。セキュリティインシデントの原因の多くは、社内のセキュリティポリシーに準拠していない端末、Windows等のパッチ適用が適切に管理されていない端末のマルウェア感染と言われております。
今後、テレワークや働き方改革のさらなる拡大に伴い、端末の利用環境は多様化していくと考えられます。そのような状況においては、従来通りのシステム管理者による運用ではやがて限界を迎えるというリスクがあります。
このような課題を解決するため、NTTネオメイトでは、大企業向けのエンドポイントセキュリティ対策としてタニウムオペレーションサービスを「オーダーメイド型」で提供※2してきましたが、このたび、大企業だけでなく、中小企業が抱えるシステム管理の負担軽減のために、NTTネオメイトのMC-SOCとタニウムのプラットフォームを「パッケージ型」サービスとして新たに提供することとします。
※2:Tanium Partner Award<Value Added Operation Service of the Year>受賞
https://www.tanium.com/press-releases/tanium-partner-award-japan-2020/
2. サービス概要
MC-SOC ESPは、NTTネオメイトのMC-SOCとタニウムの統合エンドポイント管理プラットフォームを活用した、お客様のネットワークに接続される端末を管理することが可能なクラウドサービスです。本サービスの活用により、テレワーク等によりインターネット経由で接続される端末も一元管理でき、システム管理の効率化や運用負担の軽減が可能となります。(下図参照)
3. サービスの特徴
(1) ビジュアライゼーション(管理対象端末・非管理端末の可視化)
端末にエージェントソフトウェアをインストールすることで、管理対象端末のハードウェア情報、ソフトウェア情報、利用者情報、セキュリティパッチ適用情報など様々な情報の収集と可視化を行います。
あわせて、エージェントソフトウェアがインストールされていない端末を可視化し、社内の利用承認を受けていない端末(非管理端末)の検出も可能となります。
これにより、今までシステム管理者が手動で実施していた端末管理稼働を軽減し、非管理端末を可視化することで、セキュリティレベルの向上を図ることが可能です。
(2) デプロイメント(セキュリティパッチの配信並びに運用・インストールの実行)
管理端末に対し、定期的なセキュリティパッチを適用、および任意のソフトウェアの配信・インストールの実行が可能となり、システム管理者や利用者の運用稼働の軽減を図ることができます。
また、パッチ適用やソフトウェアインストール等の際、タニウムの特許取得済みの独自プロトコルと独自アーキテクチャーの活用により、効率的なファイル配信を行い、配信状況を可視化します。
(3) ディテクション&レスポンス(セキュリティインシデントの検知および初動対応)
セキュリティ監視においては、NTTグループが独自に入手したセキュリティ脅威情報に基づいて、セキュリティ脅威の侵入を監視します。マルウェア感染等のセキュリティインシデントが発生した場合は、NTTネオメイトが当該端末の論理ネットワーク隔離等による初動対応を実施します。
MC-SOCの24時間365日オペレーションを活かし、迅速に被害拡大の防止措置を支援し、セキュリティインシデント発生時のシステム管理者の稼働を軽減することが可能です。
4. 提供料金(税抜き)
<メニュー>
標準サービス:ビジュアライゼーション/デプロイメント
<初期費用>
51万円+各サービスの月額費用1か月分 ※3
<月額費用>
510~1,200円/端末1台 ※4
<メニュー>
オプションサービス:ディテクション&レスポンス
<初期費用>
51万円+各サービスの月額費用1か月分 ※3
<月額費用>
200~300円/端末1台 ※4
※3:オプションサービスについては、契約期間の途中でお申し込みの場合は個別見積となります。
※4:端末台数に応じて単価は変動します。対象端末台数:1,000~10,000台(1,000台未満の場合は、個別にお問い合わせ願います)
5. 提供開始
2020年10月1日(木)
6. タニウムについて
タニウムは、要求の厳しいIT環境向けに構築された統合エンドポイント管理とセキュリティのプラットフォームを提供しています。Fortune 100社の約半数、小売業や金融機関のトップ企業、6つの全米国軍など、世界規模で洗練された組織の多くが、意思決定、効率的かつ効果的な運用、そして起こりうる障害からの回復力を高めるために、タニウムを利用しています。タニウムは、米国フォーブス誌「2019年のクラウドコンピューティング トップ100」で7位に、フォーチュン誌「働きがいのある中規模企業ベスト100」で10位にランクされました。
詳細については https://www.tanium.jp をご覧ください。
7. NTTグループとタニウムの連携について
NTTグループでは、2020年4月に日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:澤田 純、以下、NTT)とタニウムが戦略的提携に向け合意しております。※5
※5:ニュースリリース(2020年4月27日)
「NTTとTanium スマートワールドを安心安全に支えるセキュリティソリューション展開に関する戦略的提携に向け合意」
NTTニュースリリース : https://www.ntt.co.jp/news2020/2004/200427a.html
タニウムニュースリリース: https://www.tanium.jp/press-releases/ntt-tanium-japan-2020/
8. お問い合わせ先
株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト
ITビジネス本部 サービス推進部
TEL : 06-6264-5639
(受付時間 9:00~17:00 土・日・祝祭日、年末年始は除きます)
E-mail: mc-soc_contact@west.ntt.co.jp
URL : https://www.ntt-neo.com/service/operation/esp/
タニウム合同会社
マーケティング本部
E-mail: jpmarketing@tanium.com
※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。
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