受託分析サービスのMST、尿中の放射能測定サービス開始

~個人のお客様のご依頼にも対応~

食品・医薬品・電子機器等の受託分析を行う財団法人材料科学技術振興財団(本部:東京都世田谷区、理事長:沖村 憲樹、以下 MST)は、尿中の放射能(放射性物質が放射線を出す能力)を測定するサービスを2011年9月より開始いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

【1.放射能測定サービスの背景】
原子力発電所の事故以来、放射性物質による健康への影響が不安視されております。この問題の不安緩和に向け、MSTでは従来行っていた工業製品・食品・土壌環境などの放射能測定サービスに加え、尿中の放射能測定サービスを開始いたしました。企業や団体の皆様はもちろんのこと、個人の皆様からのご依頼もお引き受けいたします。


【2.放射能測定サービスの概要】
(1).特徴
尿中の放射能を測定。
測定試料における放射性ヨウ素(ヨウ素-131)、放射性セシウム(セシウム-134、セシウム-137)の放射能(測定単位:Bq/L)を報告します。
MSTは生体試料(血液、尿等)による検査が可能な登録衛生検査所です。

(2).測定機器
ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリー
検出器部    :オルテック GEM20-70
多重波高分析部 :セイコー・イージーアンドジー MCA7600

スクリーニング検査として以下の装置も併用
NaIシンチレーションスペクトロメータ パーキンエルマー 2480 WIZARD2

(3).放射性セシウム検出下限濃度目安(セシウム-134とセシウム-137の合計値)
10Bq/L(試料量:100mlの場合)
1Bq/L (試料量:2,000mlの場合)
※1Bq/L以下の検出下限を求める場合は、別途ご相談下さい。

(4).納期
原則として、検体を受領した日から1週間程度で結果報告書を提出いたします。

(5).費用
測定費用 ¥20,000(税別)~/検体

(6).お申込先
Tel : 03-3749-2525
Email: info@mst.or.jp


【3.MSTの概要】
TEM・SIMS・XRDなど最新の分析装置を世田谷区のラボ内に多数保有し、分析のご要望にお応えします。半導体・金属・電池などのエレクトロニクス分野、医薬品・化粧品・食品などのライフサイエンス分野に幅広く対応しております。「組成・形状評価」「製品調査」「信頼性評価」「故障解析」など、分析の目的に応じた分析プランをご提案しております。

(1)商号    : 財団法人材料科学技術振興財団
(2)代表者   : 理事長 沖村 憲樹
(3)所在地   : 東京都世田谷区喜多見1-18-6
(4)設立年月  : 昭和59年8月
(5)主な事業内容: 材料の受託分析サービス、研究助成・学会支援等の公益事業
(6)URL     : http://www.mst.or.jp/

カテゴリ:
サービス
タグ:
技術・テクノロジー
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