730回目の山梨・身延山御会式 10月11日開催 ~ 日蓮宗総本山で宗祖・日蓮聖人の入滅を惜しみ万燈行列が練り歩く ~
日蓮宗総本山・身延山久遠寺(山梨県南巨摩郡身延町)では、毎年10月11日~13日に「身延山御会式」を行っており、730年目となる2011年も身延山久遠寺 祖師堂にて開催いたします。
身延山久遠寺 http://www.kuonji.jp/
身延町 http://www.town.minobu.lg.jp/kanko/event_cal.php?id=2271
■「身延山御会式」について
御会式(おえしき)は、宗祖・日蓮聖人の入滅を惜しみ、法要や万燈行列などを繰り広げる身延山三大大会の一つです。久遠寺で最も尊ばれている伝統行事で、今年で730回目を迎えます。
メイン行事は12日午後4時から始まる万燈行列です。
1282年10月13日の聖人入滅の際、大地鳴動して時ならぬ桜が一斉に咲き揃い、弟子信者がこの桜の下で聖人を偲んだという言い伝えにちなみ、全国の万燈講をはじめ、身延町の各地区や企業などが作り上げた細長い竹のヤナギに和紙の桜花を飾り付けた万燈約50基が、身延山総門から久遠寺本堂まで約2kmを練り歩きます。夕暮れとともに歴史ある門前町が大勢の人々で埋めつくされ、お題目「南無妙法蓮華経」やお囃子が響く中、灯火をともした万燈がゆっくりと行列する様子は勇壮で華やかです。万燈が集結した久遠寺本堂前では、万燈奉納儀式が盛大に開かれます。
このほか、一晩を通して日蓮聖人の一代記が語られる通夜説教なども行われます。
■万燈行列
・日時:2011年10月12日(水) 午後4時から午後10時
・行程:身延山総門~門前町~三門~久遠寺境内(約2km)
・内容:全国の「万燈講」や地元地区、企業など約50団体2,000人が参加
■天道音楽 大法要
・日時:2011年10月11日(火)~13日(木) 午後1時から
・場所:久遠寺祖師堂
・内容:地元の子どもたちが稚児姿で参加する法要
■御逮夜法要
・日時:2011年10月12日(水) 午後6時から
・場所:久遠寺祖師堂
・内容:日蓮聖人が亡くなった13日の前日の夜・逮夜(通夜)に行う法要
■通夜説教
・日時:2011年10月12日(水) 午後8時~13日(木) 午前5時
・場所:久遠寺祖師堂
・内容:僧侶によって午後8時から明け方まで約9時間にわたり、
宗祖・日蓮聖人の一代記が語られ、誰でも気軽に日蓮聖人の教えに
触れることが可能
■身延のみどころ
日蓮聖人の信仰が息づく門前町・身延町は、霊験あらたかなパワースポットや、深山幽谷の情緒漂う武田信玄の隠し湯・下部温泉郷を有する“癒し”と“安らい”の地。身延山に点在する宿坊に宿泊して精進料理を堪能し、明朝、久遠寺の僧侶と共に参加する朝のお勤めは、プチ修行体験として女性から高い関心を得ています。
霊峰・富士を望む12のトレッキングコースは“山ガール”にも人気が高いほか、日本三大急流のひとつ富士川ではラフティングが楽しめ、「お見合いラフティング」などのイベントも随時開催中です。また、和紙の産地・西嶋地区では、手漉きのランプシェードなどを作る体験もできます。
特産品は、曙地区でしか収穫できない希少な曙大豆。「子どもを育てるよりも手が掛かる」といわれる種の育成は地元の高齢者数人に限られていましたが、この春、地元の若者が後継者として名乗りを上げました。こうした中、荒廃した遊休農地再生への取り組みでは、大手企業がCSR活動として特産の曙大豆や米を栽培し、それを地域住民がサポートする仕組みが整っています。山間部では空き家となった古民家が点在し、田舎暮らしに憧れる人たちの注目を集めています。
■アクセス
・車の場合
中央自動車道甲府南IC→国道358号→国道140号→国道52号→身延
・電車の場合
JR新宿駅(中央線特急スーパーあずさ)→JR甲府駅(身延線特急ふじかわ)→JR身延駅
・高速バスの場合
新宿西口高速バスターミナル(身延・身延山-新宿線)→身延山
▼身延町ホームページ
http://www.town.minobu.lg.jp/
▼楽天×身延町ブログ「身延Life」
http://plaza.rakuten.co.jp/machi19minobu
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