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サイエンスの楽しさを再確認しつつ、震災からの再生をめざして 科学技術に親しむ日本最大級のサイエンスイベント 『サイエンスアゴラ2011』の開催

独立行政法人科学技術振興機構(理事長:中村 道治)は、2011年11月18日(金)から11月20日(日)まで、日本科学未来館とその周辺施設(東京・お台場地区)にて『サイエンスアゴラ2011~新たな科学のタネをまこう-震災からの再生をめざして~』を開催します。


地図

サイエンスアゴラは、子どもから大人まで誰もが気軽に無料で参加できる日本最大級のサイエンスイベントです。今年で6回目を迎え、実験教室、サイエンスショー、ワークショップ、サイエンスカフェからトークセッション、シンポジウムまで、過去最大となる190余りの多彩な企画が集まりました。
今年の『サイエンスアゴラ2011』では、大震災・原子力発電所事故を踏まえて、震災からの復興をテーマに掲げ、地震・津波・原子力発電所事故などを始めとするリスクに対する問題をともに考えるシンポジウムやトークセッションなどを重点的に実施します。


■『サイエンスアゴラ』とは http://scienceagora.org/
アゴラとはギリシャ語起源の言葉で「広場」という意味です。この言葉のとおり、サイエンスアゴラでは、科学技術の研究者や関係者はもちろん、あらゆる立場の人たちが、ここを舞台にサイエンスコミュニケーションを繰り広げます。サイエンスコミュニケーションとは、サイエンスの楽しさ、活用の仕方を共有し、サイエンスの夢や不安について語り合う・体験し合う活動のことです。
当然ながら、語り合う立場、相手、テーマによってその手法や内容は異なりますので、サイエンスアゴラではあらゆる立場、あらゆる年齢層を視野に入れ、それぞれの対象を意識した多彩な企画を実施します。例年、子どもから大人まで科学に親しめる企画(工作教室等)、大学生や大学院生を対象にした企画(キャリア相談会等)、一般の方、科学技術の専門家を対象にした企画(シンポジウム等)など、多彩な企画を実施しています。


■開催概要
日程:2011年11月18日(金)~11月20日(日)
   (18日は一部企画のみ実施)

本会場:・日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)
    ・産業技術総合研究所 臨海副都心センター(東京都江東区青海2-3-26)
    ・東京都立産業技術研究センター(東京都江東区青海2-4-10)
     (3会場開催)
     新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」下車 徒歩1分
             「船の科学館駅」東口下車 徒歩5分
     東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」下車 徒歩15分

開幕シンポジウム会場:・国連大学ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
            (18日の開幕シンポジウムのみ)
            JR山手線「渋谷」下車   徒歩10分
            東京メトロ「表参道」下車 徒歩5分

参加費 :無料(一部企画で材料費などの実費を徴収することがあります)
     なお、日本科学未来館の常設展示見学は通常どおり有料です。

参加方法:原則として当日参加自由です(事前参加登録を受け付ける企画もあります)
     詳しくは、準備が整いしだい、下記ウェブサイトにて御案内します。
     ホームページURL: http://scienceagora.org/

主催:独立行政法人科学技術振興機構(JST)
共催:日本学術会議、独立行政法人産業技術総合研究所、
   地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター、
   国際研究交流大学村、東京臨海副都心グループ
協力:株式会社フジテレビジョン
後援:内閣府、文部科学省、農林水産省、独立行政法人国立科学博物館、
   独立行政法人日本学術振興会、独立行政法人理化学研究所、
   独立行政法人宇宙航空研究開発機構、独立行政法人海洋研究開発機構、
   大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台、
   公益財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館、
   ブリティッシュ・カウンシル、東京都教育委員会、埼玉県教育委員会、
   神奈川県教育委員会、千葉県教育委員会、全国中学校理科教育研究会、
   全国科学博物館協議会、全国科学館連携協議会、
   公益社団法人日本技術士会


■気になるプログラムご紹介(ほんの一例)
◎工作教室「未来の宇宙エレベーターをレゴでつくってみよう」(宇宙エレベーターの模型を実際につくり、速さを競うワークショップです)

◎実験教室「ノーベル賞を実験しちゃおう」(アインシュタインなどノーベル賞に輝いた科学者の発見を実験しちゃいます)

◎トークセッション「科学オリンピック~科学の甲子園:チャレンジの機会は広がった」(君たちも科学オリンピックに挑戦してみないか!?メダリストの先輩たちから貴重なアドバイスがもらえます)

◎エネルギー問題を論じ合うセッション「自然エネルギーを利用して再生可能エネルギーを考えよう!」「震災とこれからのエネルギー教育について考える」「原子力と向き合う~教育的観点からの提起~」(これからのエネルギー問題について考えてみよう!)

◎ロボット登場「ジャンプロボットを作ろう」「小中高校生向けロボット授業プログラム」「ロボット楽団コンサート~科学はどこまで音楽に近づけるか」(ロボット好き集合!)

◎天文関連セッション「2012年金環日食講習会」「太陽と遊ぼう!~五感で楽しむ太陽~」(天文好きも集合!)

◎女性も活躍します「ママ向けお天気教室 「さいえんすママカフェ」 」「女性研究者最前線!~資生堂 女性研究者サイエンスグラント~」「はばたけ理系女子!~未来の科学技術の世界で活躍しよう」(女性はサイエンスが苦手だなんて、誰が言ったの?!最後の企画は日本ロレアルと東北大学のコラボ。資生堂×ロレアル――ライバル対決?)


■主催企画(一部)の内容ご紹介

▼開幕シンポジウム「私たちにとって科学技術とは何か」(シンポジウム)
・開催日時:11月18日(金) 13:30~16:00
・開催場所:国連大学ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
・登壇者 :鷲田 清一(前 大阪大学 総長)、川幡 穂高(東京大学 教授)、
      最相 葉月(ノンフィクションライター)、
      小林 傳司(大阪大学 教授)、柳下 正治(上智大学 教授)、ほか

▼政策形成における科学的助言のあり方(シンポジウム)
・開催日時:11月20日(日) 12:45~14:45
・開催場所:日本科学未来館 7階 みらいCANホール
・登壇者 :大竹 暁(内閣府参事官)、辻 篤子(朝日新聞社 論説委員)、
      伊地知 寛博(成城大学 教授)、上田 昌文(市民科学研究室 代表)
      有本 建男(JST 研究開発戦略センター 副センター長)、ほか

▼第3回科学ドラマ大賞授賞式
・開催日時:11月20日(日) 14:30~16:00
・開催場所:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン 特設ステージ
・登壇者 :市川 森一(脚本家)、秋山 仁(東海大学 教育開発研究所 所長)、
      ほか

▼『まち』で取り組む節電・省エネ対策で低炭素社会へ(シンポジウム)
・開催日時:11月18日(金) 13:30~16:30
・開催場所:日本科学未来館 7階 みらいCANホール
・登壇者 :増田 寛也(野村総合研究所 顧問)、
      山田 興一(JST 低炭素社会戦略センター 副センター長)、
      自治体関係者、ほか

▼総括セッション「新たな科学のタネのまき方」(トークセッション)
・開催日時:11月20日(日) 15:00~17:00
・開催場所:日本科学未来館 7階 みらいCANホール
・登壇者 :岡田 努(福島大学 准教授)、榎木 英介(NPO法人 サイエンス・
      サポート・アソシエーション 代表)、
      横山 広美(東京大学 准教授)、平川 秀幸(大阪大学 准教授)、
      長神 風二(東北大学 准教授)、縣 秀彦(国立天文台 准教授)、
      ほか

※いずれのセッションも、タイトル・登壇者が変わる可能性があります。

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