今週末・10月25日(日)、いよいよ世界初演! 「HARA“新感覚” Magic Show2020 ~Miracle~」 イリュージョニストHARAへのインタビューを公開!
大人を子どもの頃の気持ちに戻してしまうほどの魅力- 新時代の体感型マジックエンターテインメント!
株式会社中京テレビ事業(本社所在地:愛知県名古屋市、代表取締役社長:苅谷 隆司)は、2020年10月25日に大阪国際会議場 メインホールにて、11月15日に日本特殊陶業市民会館フォレストホールにて開催される、新時代の体験型マジックエンターテインメント「HARA“新感覚” Magic Show2020 ~Miracle~」について、イリュージョニストHARAへのインタビューを公開いたします。
■インタビュー内容
世界規模で活躍するイリュージョニストHARAのマジックエンターテインメントショーが、大阪にて間もなく開催される。「HARA“新感覚” Magic Show2020 ~Miracle~」と題した今回のショーでは、ステージ上だけではなく、なんと観客の手の中でも奇跡が起こるという。コロナ禍を受けて今出来ることを、と誕生したマジックとは果たしてどのようなものなのか。
「基本的に今までのマジックショーは観るだけものだったんですが、僕はマジックショーは『観る時代』から『感じる時代』に変わった、と言っています。今回のショーでは劇場に来てくださった方の手の中で奇跡が起こるんです。お子さまからご年配の方まで、奇跡の瞬間を体感できるショーになっているというのが、今回のミラクルですね。今までは、お客さんをステージ上に呼んだり、僕が客席に降りたりして、インタラクティブなこともできたんですけど、そういうことができなくなってしまいました。今回は、僕の携帯番号を会場のみなさんにお教えして、一番最初に繋がった方にマジックをする、というような試みもあります。考えられる限り、どうやったら離れていても繋がれるか、というのをずっと考えていて、それを凝縮させたショーになっています」
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年1月から開催を予定していた自身初のジャパンツアーが中止。ソーシャルディスタンスなど、ショーにもニューノーマルが求められる中で、新しいマジックを誕生させた。
「スケジュールが真っ白になってどうしようか、っていう状況だったんですけど、逆にこれを5年後10年後にネタにできたらいいな、と。この中で、どうやったら今しかできない新しい奇跡を表現できるかな、と考えました。ステイホーム中の研究は、見せる場もないからリアクションも無くて…ウケるか、大スベリするかの2択かな、と思っていたんです(笑)。自粛が明けて、人にお見せできるようになったら、観た人が思っていた以上に感動してくださって。僕の手が触れていない中で奇跡が起こることに、想像以上のリアクションを貰えているので、ステージで披露するのがすごく楽しみ」
難しい状況下であったことは想像に難くないが、彼の言葉にはポジティブさも感じられる。マジックを生み出すインスピレーションはどのように湧いてくるものなのだろうか。
「僕の精神年齢って、多分4歳とか5歳(笑)。やっぱり、大人になると既成概念ができて、あれができない、これができないってなるじゃないですか。何かと理由をつけて挑戦しなくなっちゃう。僕は、もし魔法が使えたらこんなことができたらいいな、みたいな空想もよくします。限界を作らずに伝説を作れ、が座右の銘なので(笑)。昔から僕はおもちゃ屋さんが好きで、おもちゃ屋さんってインスピレーションが刺激されるんですよ。海外に行ったときとか、まずその街のおもちゃ屋さんを探して行きます。子どもの心をいつも忘れないようにしていますね」
子どもの心から生まれたマジックの数々。彼のステージは、その度に新鮮な驚きがあり、コロナウイルスのことがなくとも、常に新たな挑戦があるように思える。
「18歳でラスベガスでチャンピオンになった時は、変えること、変化することが怖かった。どこに行ってもチャンピオンのHARAさんですって紹介していただいて、そのプレッシャーが苦しくて。。今は自分がどうやったら楽しくなるかな、と考えて、どんどんショーも変えていくようになりました。でも、『挑戦する』って考え方は、ストレスたまりますよね(笑)。こういう取材の場でも『挑戦されていますね』って言っていただけることが多いんですけど、僕自身は挑戦しているっていう感じじゃない。その日その日の自分と、お客さんが“今日”をどうやったらより楽しんでもらえるかな、という考え方なんです。今が一番、楽しんでマジックに向き合えるようになっています。本当に楽しんでやれた時に、新しいものが生まれる気がします」
挑戦ではなく、アップデートしていく楽しさを追求し続けているというHARA。ステージへの想いは、ある出来事をきっかけにさらに加速している。
「先日、娘が生まれまして、すごく自分の考え方が変わりました。自分のショーに娘が来てくれて、子どもにも楽しめるショーにしたいという気持ちが、以前よりももっと強くなりました。本当に世界が変わりました。新しい目線ができたというか。観た人が、子どもに見せたいな、孫に見せたいなと思ってもらえる、そして、もう一度見たいな、と思ってもらえるショーにしたい。何度でも楽しめるショーにしたいと思いながら稽古しています。モチベーションがすごく変わりましたね。0歳児なので、まだわからないとは思うんですけど(笑)」
何度でも楽しめるショーを、と気持ちも新たにリハーサルに励む彼は、イリュージョンの魅力をこう語る。
「自分が舞台に立っていていつも思うのは、自分が一番特等席にいるな、っていうこと。僕だけが、みなさん全員の顔を見ることができるんです。最初は腕組みなんかしながら、どうなってるの?と怪訝な顔をしながら観てる方が多いんですが、だんだんショーが盛り上がっていくと、いつの間にか腕組みがほどけて、最後には無邪気に手を挙げて楽しんでくださる。普通に生きてると、ストレスも責任もあって、どんどん顔が険しくなりますよね。そんな大人の険しい顔が、マジックを見て5歳児に戻っていて、それが一番のイリュージョンだといつも思います。子どもの頃って、何でもできる気になれたじゃないですか。でも、本当は大人になった今も、なんでもできる。僕のショーは、自分の夢や希望を叶えられるよ、っていう子どもの時の気持ちに戻すことができると思っています。イリュージョンの一番の魅力は、大人を子どもに変えてしまうことなんです」
子どもは無邪気な心のままに、大人はあの日の無邪気さを取り戻せる――心が疲弊しがちな現代に、HARAの体感型のマジックは心地よい刺激を与えてくれるはすだ。
「こういう試みのショーは世界初なので、世界初を皆さんの目と体を通して、ミラクルを体感していただきたい。体感型マジックで自分の体を通してミラクルを体感すると、頭が真っ白になって、頭の中にあったモヤモヤや悩みが吹き飛ぶんです。奇跡を体感してもらえたら、頭がクリアになる。その状態で、温かな気持ちになって帰ってもらえたらと思っています」
TEXT 宮崎 新之
■開催概要
【公演タイトル】
HARA“新感覚” Magic Show2020 ~Miracle~
【開催日時】
◇大阪公演
2020年10月25日(日) 大阪国際会議場 メインホール
<開場>12:00 <開演>13:00
S席/¥5,500 A席/¥4,500 ハラハラシート/¥7,000(前方エリア)
親子ペアシート/¥9,000(3歳~小学生以下のお子様1名様とお隣の席で楽しんでいただけます)
◇名古屋公演
2020年11月15日(日) 日本特殊陶業市民会館フォレストホール
<開場>16:30 <開演>17:00
全席指定/大人¥5,500 こども(3歳~小学生)¥2,500
オンライン配信チケット/¥1,000
【公式ホームページ】
◇大阪公演
https://kyodo-osaka.co.jp/search/detail/2132
◇名古屋公演
https://cte.jp/wp_detail/201115-2/
【チケット】
公式ホームページにて受付中
※オンライン配信チケットは名古屋公演のみ
【主催】
◇大阪公演
読売テレビ放送株式会社/株式会社キョードーマネージメントシステムズ/株式会社中京テレビ事業
◇名古屋公演
中京テレビ放送株式会社
【企画・製作】
株式会社中京テレビ事業
【協力】
株式会社アミューズ
■HARA(イリュージョニスト)
1990年奈良県十津川村出身。最寄りのコンビニまで車で1時間かかる秘境で生まれる。幼少の頃より独学でマジックを修得。2009年アメリカ・ラスベガスにて開催された世界大会World Magic Seminar Teens contestにて日本人初のグランプリを受賞。その軌跡を追ったドキュメンタリー映画「Make Believe」はロサンゼルス国際映画祭にてグランプリを受賞。 世界的に有名なマジックの殿堂ハリウッドマジックキャッスルにて開催されたFuture Stars Weekに日本人初出演。米国の人気オーディション番組America's Got Talentに出演。最先端テクノロジーとマジックの融合作品“IBUKI”を披露。スタンディングオベーションを受ける。The Japan Cap2020にて日本で最も権威のある賞「Magician of the Year」を受賞。また2014年世界で初めて無重力状態でのマジックに成功。
アメリカ、アジア、中米、ヨーロッパ、アフリカ等世界30カ国以上のTV/ショーにゲスト出演。プロジェクションマッピングやホログラム演出のアドバイザーとして国内外多くの舞台、ライブ等で演出を務める。今、最も世界から注目を浴びるイリュージョニストのひとり。
【HARA公式ホームページ】
■株式会社中京テレビ事業
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