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『チャンディーガル コレクション展 -ピエール・ジャンヌレの家具再生産プロジェクト』尾道のLOGで11月14日(土)-11月23日(祝月)開催

2020.10.21 21:10

インド北部のチャンディーガルで1950年代に始まった「チャンディーガル都市計画」をル・コルビュジエとともに遂行したピエール・ジャンヌレがデザインした家具を再現した「プロジェクト・チャンディーガル・コレクション」。尾道千光寺に続く坂の途中にあるホテル複合施設のLOGでは、中国地方以西での開催が初めてとなる、『チャンディーガル コレクション展 -ピエール・ジャンヌレの家具再生産プロジェクト』(主催:株式会社イニシャルジャパン、株式会社五割一分)を11月14日(土)から11月23日(祝月)まで開催します。

今回の展示受注会では、ピエール・ジャンヌレのデザイン思想とインドの職人技術を今に継承するインドの工房『ファントム・ハンズ』によって、ピエール・ジャンヌレが描いたオリジナル図面をもとに再生産された家具18点(15モデル)が揃います。築100年以上たった建物のチーク古材を再利用するなど、一つひとつ職人の手仕事で仕上げる工芸家具として、そのオリジナル性は世界で高く評価されています。

会場となるLOGは、ビジョイ・ジェイン率いるインドの建築集団スタジオ・ムンバイ・アーキテクツがインド国外初となる建築プロジェクトで、人の“手の力”によるエネルギーを何より大切にし、手漉きの和紙などの自然の素材を多く取り入れ、尾道の歴史や文化、自然・景観と調和のとれた温もりのある空間です。

今回の展示受注会初日となる11月14日(土)には、「チャンディーガル都市計画」のための家具を再生産する「プロジェクト・チャンディーガル」の成り立ちや再生産プロジェクトの経緯、ファントム・ハンズの未来に向けてのビジョンなどを、ファントム・ハンズの国内輸入元であるイニシャルジャパン Gallery CASA DEの中里恭宏氏と、国内販売元である五割一分の沖田桂氏とが語るトークイベントを行います。

『チャンディーガル コレクション展 -ピエール・ジャンヌレの家具再生産プロジェクト』展示受注会

■期間:11月14日(土)〜11月23日(月祝)10:00〜18:30 
※日没後LOGの門を施錠します。入口インターホンにてご連絡ください。
■場所:LOG 1Fオープンスペース(広島県尾道市東土堂町11-12)
■入場料:無料

【チャンディーガルトークイベント】
■日時:11月14日(土)20:30〜22:00(1時間のトークと、30分の質疑応答)
■参加人数 30名 ※先着順
■場所:LOG 2Fオープンスペース
■参加費:1,000円(税込、ワンドリンク代含む)
■受付開始:11月1日午前11:00から
■申込方法:次の項目を記載のうえinfo@l-og.jpまでご連絡ください。
件名:チャンディーガル
氏名、人数(1グループ4名様まで・同伴者の氏名も記入お願いします)、電話番号を記入ください。詳細はLOG公式HP(https://l-og.jp/)をご覧ください。


【Pierre Jeanneret(ピエール・ジャンヌレ)】
1896年生まれのスイスの建築家。建築界の巨匠ル・コルビュジエの従兄弟であり、1922年からはコルビュジエと事務所を設立し協働した重要なパートナーとして知られています。1927年に入所したシャルロット・ペリアンと3人でLCシリーズに代表される家具のデザインを手がけています。1950年代初期、コルビュジエとともにインド北部・パンジャブ地方の新都市(チャンディーガル)計画に参加。コルビュジエがチャンディーガル都市計画を引き受ける条件の一つが、ジャンヌレが現地で監督を行うことでした。ジャンヌレは、コルビュジエの提案を承諾し、チャンディーガルの都市空間から建築物、家具までを総合的にデザインするという重要な役割を果たします。途中コルビュジエがプロジェクトを離脱した後もチーフアーキテクトとしてインドの近代建築の発展に寄与しました。1951年から14年間滞在し、1965年には病気のためにインドを離れます。1967年の没後、ジャンヌレの意思に従い遺灰はチャンディーガルのスクナ湖に撒かれました。

【Phantom Hands(ファントム・ハンズ))】
インド各地の専門の職人が集まって家具を製造している会社。数世代にわたり木材加工を生業としてきた北西部ラージャスターン州の木工職人、北部ウッタル・プラデシュ州の町ゴラクプールの木材研磨の職人、ラタン編みの職人は南部カライクディの町の一族など、インドで実績のある職人が一台一台手作業で製作しています。社名は、家具を完璧につくり出す手業を象徴したもの。土地の素材や職人の技を活かし素晴らしいデザインを残したピエール・ジャンヌレに敬意を表し、ファントム・ハンズはその技術を絶やさないよう持続的なものづくりを行っています。

【Gallery CASA DE】
ファントム・ハンズの国内輸入元である株式会社イニシャルジャパン が運営するギャラリー。ファントム・ハンズのほか、モダニズム期のデザイナーズ家具を今の時代に引き継ぐアトリエによるリエディションを取り揃えています。 "lifetime investment"をコンセプトに時代を越えて生活の中で愛される家具を提案しています。
https://www.gallerycasade.com

【51% 五割一分】
ファントム・ハンズの国内販売元。1972年設立。2004年社名を株式会社五割一分(ごわりいちぶ)と改め、富山市内にインテリアショップ、ギャラリーを併設したオフィスを開設。2013年東京・神田神保町に51% Tokyoを開設し、建築設計、家具の販売をはじめ、インテリア小物、古道具などの販売、広告・アートディレクションを手掛けています。“美しいと思えるモノ”の全ての垣根を越えて、様々なアイテムを独自の視点で編集し展開しています。
https://www.5wari1bu.jp

【LOG】
ビジョイ・ジェイン率いるインドのスタジオ・ムンバイ・アーキテクツがてがけた多目的空間。6室の客室のほか、ダイニング、カフェ&バー、ガーデン、ライブラリー、ギャラリーなどからなり、自然素材や伝統的な技術を重視し、熟練の職人と共に手作業で進める建築が特徴です。自然素材と人の手から生まれる開放的な空間は、この土地で暮らす人と旅する人が交差する光や風がやさしく包む場所です。
https://l-og.jp

【プロジェクト・チャンディーガル】
コレクション詳細はこちらからご覧ください。→ https://pierrejeanneret.jp


ー本件に関するお問い合わせ先ー
TLB株式会社LOG事業部
info@l-og.jp

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