江戸時代の宿場の雰囲気を楽しむ信州小諸の宿「粂屋」が “古くて新しい旅”の各種プラン提案開始
コスプレ宿泊、人力車体験、小諸ガイド付きプラン、一棟貸切等 地域とともに小諸観光をもっと元気に!
2020.10.28 15:45
小諸市市町の旧北国街道沿いにたつ「粂屋(くめや)」は令和元年(2019年)7月、小諸宿・旧脇本陣の建物をリノベーションし、宿やカフェを備えた宿として新たに生まれ変わりました。脇本陣は本陣に次ぐ格式のある宿舎で、参勤交代の際、大名や家臣が宿泊し、また一般向けの旅籠(はたご)としても大いに賑わいました。粂屋はそうした江戸時代の宿場の雰囲気をそのままに、オープンして1ヶ月半で67組、173名の宿泊を記録。「粂屋を小諸観光の起爆剤に」という期待を受け、上々の船出を果たしましたが、今年に入り世界的に感染拡大したコロナ禍のなかで、他の宿と同様にインバウンドの失速や首都圏などからの旅行者の減少に大きな打撃を受けました。
そこで小諸観光を活性化させるべく、地域とともに各種プランを企画し提供を開始しました。
「粂屋」正面玄関
「粂屋」公式サイト: https://www.kumeya.com/
【脇本陣の宿 粂屋】
江戸後期の建築とみられる旧脇本陣。木造2階建て延487m2。切り妻造りの屋根や出梁(だしばり)造り、渡り廊下で繋がる離座敷や漆喰塗りの土蔵、中庭、裏庭など、往時を偲ばせる設えを極力残し改装。客間は5部屋(定員21名)。市民が利用できる「貸しスペース(6畳×2)」もあります。2020年、国の登録有形文化財に指定されました。
【小諸観光をもっと元気に!各種プラン提供開始】
宿泊施設が新しい日常のなかの「新しい旅」を志向するなかで、粂屋でも地元や近隣への旅を提案するマイクロツーリズムや地域商品とのタイアッププランなどを次々と企画し、提案をはじめています。
例えば「コスプレ宿泊」はノスタルジックな館内や城址公園「懐古園」での写真撮影を含む宿泊プラン。その他、城下町小諸を人力車ガイドと巡る「人力車プラン」、自由にまちなかを散策する「レンタサイクルプラン」、静寂な宿場町でテレワークを活用しながら同時に休む「ワーケーションプラン」、郷土愛にあふれる話術でガイド協会認定の匠がご案内する「小諸ガイド付きプラン」。そして定員21名の5部屋全てを仲間と借りて過ごす「一棟貸切プラン」などが、全く新しい脇本陣活用の可能性として提案されています。古くて新しい宿・粂屋の挑戦はまだ始まったばかりです。
<コスプレ宿泊詳細>
※小諸市はサブカルチャーの町、聖地として、多くの作品やキャラクターのファンの方がいらっしゃる町として有名です。
<その他プラン詳細>
https://reserve.489ban.net/client/kumeya/0/plan
※ワーケーションプランは準備中です
「人力車プラン」イメージ
「ワーケーションプラン」イメージ
「小諸ガイド付きプラン」イメージ
「レンタサイクルプラン」イメージ
【粂屋 概要】
江戸時代、北国街道・小諸宿の脇本陣だった建物が、伝統と格式をそのままにリノベーション、令和元年に、あらたな宿として生まれ変わりました。詩情あふれる高原の城下町・小諸、その歴史や文化、風情をたっぷり感じることのできる特別な宿です。
所在地: 長野県小諸市市町1-2-24
交通 : JR・しなの鉄道 小諸駅より徒歩5分
上信越自動車道小諸ICより車で6分
施設 : 客室5部屋(宿泊最大19名)貸室2室、駐車場4台(宿泊者専用)
URL : https://www.kumeya.com/
粂屋 玄関(夕景)
<お問い合わせ>
TEL:0267-27-1482
※宿泊営業は金・土・日の週3日。喫茶は午前10時~午後4時で火曜定休
※月、水、木曜日の宿泊は5名様以上で5日前までの予約を承ります。