ヘルスケア・データサイエンス研究所(RIHDS)が、 オンデマンド方式のデータサイエンス講座を開始
2020.10.26 16:00
一般社団法人ヘルスケア・データサイエンス研究所(所在地:東京都港区、理事長:佐藤 敏彦)は、医療・ヘルスケア分野のビッグデータ分析に必要な知識と技能を学べるオンデマンド方式の講座を開始します。
RIHDS オンデマンドロゴ
RIHDSでは昨年まで医療・ヘルスケア分野におけるリアルワールドデータを分析・解析するために必要な疫学や統計学を中心に22の講座を教室形式(東京会場・大阪会場)で開催してまいりました。
この講座は、医療・ヘルスケア分野のリアルワールドデータが加速度的に拡大発展する一方で、産業界において、データを扱える人材が不足しているという課題に対応するために、社会人向けに提供し、これまでに2,000人を超える方に受講いただいてきました。
■オンデマンド講座開講の背景
(1) コロナ禍により、集合形式の講座が実質困難になったこと。
(2) リアルワールドデータ(医療・ヘルスケア系のビッグデータ)のユーザー層が拡大しており、教室形式の講座では十分な機会提供にならなくなったこと。
(3) ユーザー層の拡大により、トピックスやレベルに多様化が求められていること。
■オンデマンド講座の概要
新たに開講するRIHDSオンデマンド・データサイエンス講座(RIHDS On Demand Data Science Program)は、上記の背景にお応えするため、統計、疫学、薬剤疫学、医療経済等の基礎的な内容から、PRO(患者報告アウトカム)評価の方法や介護データの活用法、等の社会の現場で活用できる実践的な技能までの学びの場を各分野の一線級の講師陣により提供するものです。
(1) 2020年10月から開始予定。
(2) 視聴者の申し込みにより、いつでもどこでも学べる(申し込みはWEBから、支払はクレジットカードやコンビニ払いなどに対応)。
(3) 1講座は約30~90分(視聴料:1年間3,500~6,500円で、何回でも復習できます)
(4) 年内に約60講座の開設を予定、10月から順次開始していく。将来的に100講座程度まで拡大し、リアルワールドデータを学べるライブラリーに発展させる。
■一般社団法人ヘルスケア・データサイエンス研究所について
2007年に大学等の研究機関に所属する研究者有志によって結成された保健医療情報分析活用研究会(通称 レセ研)から発展的に研究所として設立されました。株式会社JMDCより提供されたレセプトや健診結果を突合したデータベースを用いた様々な分析事例をレセ研メンバーで多くの学会等に発表を重ねてきました。将来のデータベース研究の可能性を考え、人材の裾野を広げることと研究を志す人への支援として、実践的学びの場の提供および研究支援(研究助成金事業)、研究倫理審査等に取り組んでいます。
URL: https://rihds.org/