「BIGLOBEクラウドホスティング」の サービス強化とラインナップ拡充について ~オートスケール実装、API公開、Webアクセス解析追加~
2011.10.24 11:15
BIGLOBEプレスルーム
http://www.biglobe.co.jp/pressroom/release/2011/10/24_0
NECビッグローブ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役執行役員社長:古関 義幸、以下 BIGLOBE)は、IaaS型パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」において、運用支援機能や、低価格メニューのラインナップを中心に強化し、本年10月25日より提供開始いたします。( http://business.biglobe.ne.jp/hosting/cloud/ )
このたびのサービス強化では、あらかじめ設定した条件に基づき自動的にサーバを追加/削除するオートスケール機能を導入するほか、API公開(注1)により外部プログラムから運用の自動化や、システム連携が可能となります。さらに、リアルタイムにWebサイトのアクセス解析サービスと連携ができるメニューを追加するなど、企業のサーバ運用の効率化を支援してまいります。また、ネットワーク転送料の無料化や、初期費用無料で月額4,725円(税込)から利用できるサーバモデルなどの低価格メニューを追加し、企業の新たなビジネス展開や事業拡大してまいります。(本サービス強化の詳細は別紙をご確認ください。)
このたびのサービス強化の特長は、次の通りです。
1. システム運用を効率化するオートスケール、API
アクセス数によるCPUやメモリの使用率の増減に応じて自動的にサーバリソースを追加/削除するオートスケール機能を有料オプションに追加(注2)。スケジュール指定によるオートスケールも可能。さらに、BIGLOBEクラウドホスティングのAPIをベータ版として無料で公開(注1)。APIの活用により、外部プログラムからサーバ構築を自動化したり、既存の運用監視システムと連携したサーバの監視や制御が可能になる。オートスケールとAPIを活用し自動化することで、システム運用を効率化できる。
2. Webサイトのリアルタイムアクセス解析メニューを追加
BIGLOBEのWebアクセス解析サービス「WebMil for BIGLOBEクラウドホスティング」を活用し、初期費用21,000円(税込)、月々5,250円(税込)からタグの貼り付けなしでWebサイトのリアルタイムなアクセス解析ができるメニューを追加(注3)。Webサイト訪問者の導線や滞在時間など行動履歴を様々な切り口で解析し、解析結果を元にサイト改善することで、利用企業のWebサイトの更なる有効活用が可能になる。
3. ネットワーク転送料の完全無料化、低価格メニューを追加
これまでサーバの送受信トラフィックが総計100GB/月を超えると有料となっていた大容量のネットワーク転送料を、トラフィック量に関わらず完全無料化。さらに、月々4,725円/台(税込)から利用できる機能を限定した低価格メニュー「ナノモデル」を追加(注4)。また、従量料金プランの利用者向けにサーバ休止機能を追加し、サーバを休止した期間は利用料金が割安(ベースモデル(CentOS)の場合、通常20円/時(税込)が、4円/時(税込))となり、スモールスタートなど事業のスタートアップとして低価格で利用できる。
近年、低コストで利用できるクラウドサービスは中小規模企業を中心に活用が進んでおります。しかし、システム運用にあたっては、サーバの管理は必ずコントロールパネル経由で行う必要があったり、既存システムと連携ができないといった課題がありました。「BIGLOBEクラウドホスティング」のサービス強化は、こうしたニーズに応えるもので、利便性を向上したクラウド基盤を提供することで、企業のネットサービスを強力に支援するものです。
「BIGLOBEクラウドホスティング」において、現在累計300社を超える受注(2011年10月時点)があり、Webサービス、フロントオフィス業務のほか、アプリケーション開発といった領域での利用が増えています。今後も機能強化や、パートナー連携による代理店販売の拡大を図り、2013年度末で累計3,000社へ導入し、関連サービスを含め売上80億円を目指してまいります。
以上
(注1) APIは機能限定のベータ版として公開。ご利用には別途申込が必要。APIの利用は無料で、APIで作成したサーバについては課金対象
(注2) 事前にオートスケール用のサーバイメージとロードバランサの準備が必要なほか、トリガーとなるしきい値またはスケジュールの設定が必要
(注3) 総ページビュー500万PV/月まで。超えた場合は追加料金が発生
(注4) ナノモデルの対応OSはLinuxディストリビューションの1つであるCentOSのみ。サーバリソース変更、サーバイメージ、サーバ複製、オートスケール機能は対応しておりません。ベースモデルへのアップグレード後、各機能の利用が可能
※ 記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。
この企業のプレスリリース MORE
大分県バス協会のバス運行情報サイト「バスなび大分」の運用基盤に「BIGLOBEクラウドホスティング」を採用
2014.03.13 15:15
BIGLOBEが2月のTwitter利用動向を発表 ~ ソチ冬季五輪一色、月間話題度ランキング1位は「真央ちゃん」 ~
2014.03.06 11:45