若者から高齢者まで 「好きなフレーバー・くだもの」の嗜好を解き明かす 最新レポート「フレーバー・くだもの調査2020」を発表
2020.10.29 10:00
株式会社日本能率協会総合研究所(本社:東京都港区、代表取締役社長:譲原 正昭)は、15~79歳の男女を対象として「フレーバーや果物の好み・食実態」をテーマとした自主企画調査を実施致しました。スイーツ・飲料・菓子等の甘味系フレーバー・果物系フレーバー、果物そのものに対する嗜好性、食・購買実態を幅広く分析しました。高齢者の果物好きなど、年代別の特徴的な傾向が明らかになりました。
今回は自主企画調査の結果の一部を抜粋してご案内致します。
■調査結果のご紹介
【調査結果1】9割弱が「甘いもの」が好き。女性は30代をピークに、緩やかに好意度が弱まる傾向
全体で9割弱が「甘いもの」が好きと回答。女性は9割強が甘いもの好き。ただし30代をピークに、好意度は緩やかに弱まる傾向。男性は8割強が甘いもの好き。男性15~19歳は甘いものが好きな回答者が7割を切っており、他年代と比較すると低かった。甘いものが「非常に好き」の回答率でみると、男性40代(3割半)、女性30代(4割強)が高かった。
【調査結果2】「チョコレート」「いちご」が好きなフレーバー上位
「好きな甘いもののフレーバーや素材」TOP15を見ると、1位「チョコレート」、2位「いちご」、3位「ピーチ」、4位「はちみつ」と続き、4位までは5割を超えている。男女ともに「チョコレート」「いちご」は同順位。3位以降は、男性が「ピーチ」「はちみつ」「バニラ」「みかん」と続き、女性は「はちみつ」「ピーチ」「カスタードクリーム」「メープルシロップ」と続く。
【調査結果3】男女で傾向が異なる「はちみつ」「カスタードクリーム」「メープルシロップ」
「好きな甘いもののフレーバーや素材」の上位項目(TOP15)のうち、男女で割合差が大きいものは「はちみつ」「カスタードクリーム」「メープルシロップ」であった。年代によっては20pt以上女性が高いものも見られる。男性は、甘さが強い風味(フレーバー)・素材を女性ほど好まない傾向がうかがえた。
【調査結果4】高齢者に見られた男女共通の嗜好とくだもの喫食率の高さ
高齢者男女に共通して見られた特徴として、好きなフレーバー「つぶあん」は男女ともに60代・70代が好む傾向。また、果物の喫食頻度では、男女ともに70代は1日1回以上が6割、週に1回以上は9割以上と、果物の喫食頻度が高い点も高齢者の特徴。
【調査結果5】「食べてみたいフレーバー」×「商品カテゴリー」で生活者の需要を探る
85項目の中から食べてみたいフレーバーを5つ挙げてもらったところ、「ピーチ」「メロン」「チョコレート」「いちご」がほぼ横並びで上位。その後、そのフレーバーをどのような商品で食べたいかを14の商品カテゴリーで聞いてみたところ、「ピーチ」では「デザート」約7割、「アイスクリーム」4割強という結果に。「チョコレート」といった甘味系素材と比べると、「ピーチ」などのフルーツ味は複数商品で食べてみたいという需要が見られた。
【調査概要】
調査名 :フレーバー・くだもの調査2020
※今回のリリースでは、上記調査の中に収録されている
調査結果の一部を抜粋してご紹介致します。
調査期間:2020年7月1日(水)~2020年7月13日(月)
調査対象:日本能率協会総合研究所が保有する「モニターリサーチ・システム」
(全国に居住する15~79歳の男女)
調査方法:郵送調査
回答者数:1,381名(配布数2,000名、回収率69.1%)
母集団人口構成比に基づきウェイトバック集計を実施
【調査結果1】9割弱が「甘いもの」が好き。女性は30代をピークに、緩やかに好意度が弱まる傾向。
全体で9割弱が「甘いもの」が好きと回答。女性は9割強が甘いもの好き。ただし30代をピークに、好意度は緩やかに弱まる傾向。男性は8割強が甘いもの好き。男性15~19歳は甘いものが好きな回答者が7割を切っており、他年代と比較すると低かった。甘いものが「非常に好き」の回答率でみると、男性40代(3割半)、女性30代(4割強)が高かった。
Q. あなたは、甘いものが好きですか。(単一回答)
図表1-1
図表1-2
【調査結果2】「チョコレート」「いちご」が好きなフレーバー上位。
「好きな甘いもののフレーバーや素材」TOP15を見ると、1位「チョコレート」、2位「いちご」、3位「ピーチ」、4位「はちみつ」と続き、4位までは5割を超えている。男女ともに「チョコレート」「いちご」は同順位。3位以降は男性が「ピーチ」「はちみつ」「バニラ」「みかん」と続き、女性は「はちみつ」「ピーチ」「カスタードクリーム」「メープルシロップ」と続く。
Q. あなたが好きな甘いものの風味や素材をお選びください。(複数回答)
図表2
【調査結果3】男女で傾向が異なる「はちみつ」「カスタードクリーム」「メープルシロップ」
「好きな甘いもののフレーバーや素材」の上位項目(TOP15)のうち、男女で割合差が大きいものは「はちみつ」「カスタードクリーム」「メープルシロップ」であった。年代によっては20pt以上女性が高いものも見られる。男性は、甘さが強い風味(フレーバー)・素材を女性ほど好まない傾向がうかがえた。
Q. あなたが好きな甘いものの風味や素材をお選びください。(複数回答)
図表3-1
図表3-2
図表3-3
【調査結果4】高齢者に見られた男女共通の嗜好とくだもの喫食率の高さ
高齢者男女に共通して見られた特徴として、好きなフレーバー「つぶあん」は男女ともに60代・70代が好む傾向。また、果物の喫食頻度では、男女ともに70代は1日1回以上が6割、週に1回以上は9割以上と、果物の喫食頻度が高い点も高齢者の特徴。
Q. あなたが好きな甘いものの風味や素材をお選びください。(複数回答)
図表4-1
Q. ご自宅でくだものを食べる頻度をお答えください。(単一回答)
図表4-2
【調査結果5】「食べてみたいフレーバー」×「商品カテゴリー」で生活者の需要を探る。
85項目の中から食べてみたいフレーバーを5つ挙げてもらったところ、「ピーチ」「メロン」「チョコレート」「いちご」がほぼ横並びで上位。その後、そのフレーバーをどのような商品で食べたいかを14の商品カテゴリーで聞いてみたところ、「ピーチ」では「デザート」約7割、「アイスクリーム」4割強という結果に。「チョコレート」といった甘味系素材と比べると、「ピーチ」などのフルーツ味は複数商品で食べてみたいという需要が見られた。
Q. あなたが食べてみたいと思う味や素材をお答えください。(複数回答)
図表5-1
Q. その選んだ味や素材は、どのような商品として食べたいですか。(複数回答)
図表5-2
【本レポートについて】
今回のリリースでご紹介した「フレーバー・くだもの調査2020」は有償にて販売しています。本リリースではご紹介できなかった他のフレーバー・果物についても、有償版では詳細な分析を行っています。詳しくは下記までお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。
※本リリースに関するお問い合わせにつきましても、下記までお願い申し上げます。
【レポート販売のご案内】
■アウトプット
【フレーバー・くだもの調査2020】
(1)調査報告書(A4判・64ページ) :2020年10月発行
(2)集計結果表(A4判・529ページ):2020年9月発行
(3)集計データ(CD-ROM):クロス集計、ローデータ、他
◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にて承ります。
【都度お見積りさせていただきます】
※当社は、本調査にご参加・購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。
※本調査の成果物のご利用はご参加・購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。
■調査購入のご案内
本調査は、当社自主企画による調査に複数企業に参加・購入いただく方式で実施いたしました。
【フレーバー・くだもの調査2020】のみ
・定価320,000円(税別)・MDBメンバー価格300,000円(税別)
【フレーバー・くだもの調査】【おやつ・間食に関する実態調査】【パンに関する調査】3点セット
・定価780,000円(税別)・MDBメンバー価格740,000円(税別)
【フレーバー・くだもの調査】【おやつ・間食に関する実態調査】2点セット
・定価600,000円(税別)・MDBメンバー価格570,000円(税別)
【フレーバー・くだもの調査】【パンに関する実態調査】2点セット
・定価540,000円(税別)・MDBメンバー価格520,000円(税別)
【お問い合せ先】
株式会社日本能率協会総合研究所 経営・マーケティング研究部
〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22
担当 : 土井・山口・荒木
TEL : 03-3578-7607
FAX : 03-3578-7614
Email: info@jmar.biz
本件引用の際は、お手数ですが、上記あて掲載紙をご送付ください。
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