エコネコルが国内で使用済み航空機の解体・リサイクルを実施
2020.10.30 15:00
エンビプロ グループの株式会社エコネコル(本社:静岡県富士宮市、代表取締役社長:佐野 文勝、以下「エコネコル」)が国内では事例の少ない航空機の解体・リサイクルを実施しました。
近年、航空機のリユース、リサイクルが注目を集めています。その要因は2つあり、1つ目は燃費効率の良い新機種の導入などにより機体更新のペースが速まり、現役を退いた機数が増えていること、2つ目は航空機を構成する各種資源をリサイクルする必要性が増していることです。
エコネコルでは昨年に退役した日本国政府専用機「ボーイング747-400」を購入し、海外に販売したことをきっかけに航空機のリユース、リサイクルの取り組みを開始しております。
航空機のリユース、リサイクルの流れは、「機体を機体として再利用」、「機体を解体して部品として再利用」、「全て解体して素材毎に再資源化」の大きく3つあり、取引先の意向、機体の状態、市場ニーズによって選択されます。
今回は機首部分を展示用リユースとして切り離し、残った機体を重機で車両積載サイズに加工して、エコネコル本社工場の大型シュレッダーラインにおいて素材毎にリサイクルをしています。
航空機が切断された様子
機体の内側から作業をしている様子
今後、増加が予想される航空機のリユース、リサイクルを、持続可能社会実現に向けた取り組みの1つと位置づけ、技術、ノウハウ、市場の研究を引き続き行ってまいります。
当社ホームページでは、国内では希少な航空機の解体シーンの映像をご紹介しております。よろしければご視聴ください。
【動画掲載先URL】
https://www.envipro.jp/news/topics/news-1630/
動画「航空機の解体 THE DISMANTLEPRO-解体のプロ-」
動画「エンビプロ グループの取り組み」
【関連プレスリリース】
エコネコル、日本国政府専用「ボーイング747-400」2機を落札 航空機リユース・リサイクルの研究を開始
https://www.atpress.ne.jp/news/184116
【株式会社エコネコル会社概要】
(1) 名称 :株式会社エコネコル
(2) 所在地 :静岡県富士宮市山宮3507番地の19
(3) 代表者 :代表取締役社長 佐野 文勝
(4) 事業内容 :産業廃棄物のリサイクル(鉄・非鉄金属・廃プラスチック・
廃家電・廃OA事務機器・廃自動車 等)、プラント解体、
自治体粗大ゴミ処理、リサイクル資源の輸出(金属スクラップ・
古紙・廃プラスチック 等)
(5) 資本金 :4億3,500万円
(5) 設立年月日:1978年7月(創業1950年3月)
(6) 株主 :株式会社エンビプロ・ホールディングス 100%
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