あい診療所・小児訪問診療「ウクレレ往診」を開始! 2021年からは「ウクレレ往診」の強化も予定! ~家族と共に児の成長を喜びあい、いのちを守り育てる~
2020.12.07 10:30
あい診療所(所在地:横浜市港北区、院長:片岡 愛、診療科目:小児科、内科、小児訪問診療、URL: http://xn--l8je2059amzqj0w.yokohama/ )は、小児訪問診療「ウクレレ往診」を開始しました。
2021年からは、「ウクレレ往診」の強化も予定しています。
私たちには夢があります!。 https://youtu.be/MR84F3ak8WI
■ウクレレ往診
医療的ケア児は近年10年で約2倍。厚生省は、何でも相談できるという安心感を与える医療そして「我が事・丸ごと地域共生社会」を掲げています。
家族と共に児の成長を喜びあい、いのちを守り育てる小児訪問診療の役割は大きい。
当院では2019年3月から訪問診療にウクレレを取り入れました。
10名の患児母親へのアンケート(患児の平均6.4歳。8名に兄弟児あり)では、ウクレレにより8名に児の変化が(ウクレレの音で視線の変化や足をぴくぴく動かす、ウクレレを触ったり楽しむようになった、泣いていてもウクレレの音を聞くと泣き止む、リラックスするので先生や診察を嫌がらなくなった等、2名は変化はないがウクレレに触れたり鳴らしたり楽しんでいる)、10名に家族の変化が(親子で楽しんでいる。母とはまり姉も弾けるようになりました。家族みんなを朗らかに、癒されイライラが落ち着く、精神的に余裕ができた、姉妹間のコミュニケーションになっているようである等)ありました。訪問診療のイメージに変化が9名にあり(医師に対する高い壁の様なものが払拭されました。病児の育児は閉鎖的傾向だが先生を身近に感じられ一人ではないと思えました。プロ級ではない腕前がなんでも話せるという雰囲気に寄与。診察だけでなく療育面、心身のサポートになっている)。10名全員がウクレレ訪問診療はよい(子供の医師は恐い→優しいになる。訪問診療は互いに逃げ場のない1対1の関係になるため信頼関係はとても大切で音楽は信頼関係をスピーディに深めるのに大きな効果がある、特に病みがちな介護者のメンタルをほぐす)と答えました。ウクレレは、医療と家族間の距離を近くし、何でも相談できる安心感となり母親を孤独にしない。児を真ん中に兄弟家族を真ん中にし家族を笑顔にします。小児訪問診療においてウクレレの可能性は大きい。ウクレレの魔法であります。
当院の訪問診療にウクレレを取り入れたウクレレ往診を強化し、2021年開始します!
■あい診療所について
”笑顔が大好き!小児科です。
在宅で医療的ケアの必要なお子さんやケアを頑張る家族、そして子育てに励むママ達、いのちと向き合う家族を応援したい。そんな思いで、『認めあい・支えあい・みんなでつくる』医療を実践しています。「いのちを救う医療」からバトンを受けて「いのちを守り育てる医療」へと、患児ご家族と一緒に、こどもの成長を喜び楽しみ、診療にあたっています。
我が子に障がいがあっても、安心して出産し育てられる社会を目指して様々活動中です。
<施設概要>
診療所名: あい診療所
院長 : 片岡 愛
所在地 : 〒222-0035 横浜市港北区鳥山町1018
TEL : 045-595-9481
FAX : 045-330-5606
診療科目: 小児科、内科、訪問診療(小児)