Brightcove Video Cloudのスマートプレーヤが HTML5動画の安定性と一貫性を強化
クロスプラットフォームで信頼性の高い動画再生パフォーマンスや 視聴解析を可能にするとともに、HTML5動画のVAST2.0サポート、 Google DoubleClick広告配信ソリューションとのインテグレーションを実現
2011.10.26 14:00
Brightcove Inc.(所在地:米国マサチューセッツ州、CEO:ジェレミー・アレイア、以下 Brightcove社)およびブライトコーブ株式会社(所在地:東京都渋谷区、CEO兼代表取締役社長:橋本 久茂、以下 ブライトコーブ)は、両社が提供する動画配信プラットフォーム「Brightcove Video Cloud(以下「Video Cloud」)」のHTML5スマートプレーヤに、多岐にわたる新機能を追加いたしましたことを、下記のとおりお知らせいたします。この度の新機能の追加により、お客様が直面しているHTML動画再生時のデバイス間での不一致の解消をサポートし、クロスプラットフォームでの視聴解析やサードパーティによる広告配信ソリューションとの連携など、ビジネスに不可欠な機能とサービスを実現します。
Video CloudスマートプレーヤはHTML5による動画配信でも、広告規格VAST2.0をサポートし、Google DoubleClickの広告配信ソリューションとの統合サービスを提供いたします。これにより、コンテンツプロバイダはHTML5対応デバイスにおける収益を促進でき、急成長を遂げているこれらのデバイスからの視聴者を獲得することで、オンライン動画配信事業においてさらなる収益化の機会を生み出すことが可能です。
「HTML5に互換性のあるデバイスに向けて動画を公開する方法は複雑化しています。というのも、これらのデバイスに使用されるOSやブラウザの分布がますます断片化しているからなのです。Video Cloudのスマートプレーヤでは、信頼性の高い広告と解析に必要な安定性と一貫性を損なうことなく、コンテンツがすべてのデバイスおよびOSからアクセス可能です。」(Brightcove社 ディレクタ、プロダクトマネージメント Ashraf Alkarmi)
人気のスマートフォンやタブレットは、さまざまなバージョンのWebKitオープンソースブラウザ技術を使ってHTML5動画を再生しますが、WebKitブラウザがHTML5動画をレンダリングする方法は、WebKitのバージョンによって異なります。その結果、iOSやAndroid OSの異なるバージョンを実行しているデバイス間では一貫性のない動作となります。このデバイス間、OS間での違いが、スムーズな動画再生を阻み、信頼性の高い広告配信や解析キャプチャを困難にし、ユーザの動画視聴体験のクオリティやコンテンツ収益化の効果を落とす要因となっていました。
Brightcove社はHTML5の新しいフレームワークを開発し、デバイス、OS間でのvideoタグの非互換性を解決しました。古いバージョンとの下位互換性を保ち、OSのバージョンに関係なく動作する新しいプレーヤを速やかに展開することができます。
新しいVideo Cloudスマートプレーヤは、これらの制限を克服し、さまざまなデバイスに信頼性の高い効果的な動画視聴体験を提供できる、多くの新技術を実装しています。
・新しいHTML5の抽象化レイヤはOSやブラウザの非互換性を考慮しプレーヤを自動的に適応させ、安定した再生を実現します。現在だけでなく将来にわたりOSやブラウザに広告および解析ロジックの実行ができ、Video Cloudユーザは動画コンテンツによる視聴者へのリーチの拡大とさらなる収益化が期待できます。
・新しいユニバーサルプレーヤAPIによってHTML5およびAdobe(R)Flash(R)の両方の環境に共通のアプリケーションインタフェースを提供します。これにより開発者は、FlashとHTML5の環境で同じように動作する、高度にカスタマイズされた動画視聴体験やプラグインを作成することができます。
・Video CloudスマートプレーヤにはAndroid OSおよびiOSの最新のバージョンのサポートが含まれ、これらのデバイスに対しコンテンツが確実にかつ一貫して配信されます。
・HTML5の視聴解析は、あらゆるデバイスおよび再生環境における視聴者のコンテンツの視聴傾向データを提供します。Video Cloudの解析機能はFlashとHTML5の両方を対象とし、お客様に視聴者の行動やデバイス固有の傾向について包括的な視聴データを提供しています。
・新しいカスタマイズ機能には、Brightcove Experience Markup Language(BEML)のHTML5サポートも含まれています。HTML5でサポートされていないカスタムコンポーネントが含まれる場合でもHTML5動画プレーヤに正常にレンダリングされ、動画の再生が行われるようになります。お客様は、カスタムプレーヤやプレイリストの作成に、ユニバーサルプレーヤAPIおよび既存のメディアAPIも使用することができます。
さらに、Video Cloudスマートプレーヤではインターネットユーザがコンテンツにアクセスするために使用しているデバイスやOSのバージョンに関係なく、Google DoubleClickからHTML5およびAdobe(R) Flash(R)両方に広告配信が可能です。お客様はスマートフォンやタブレットデバイスを使う消費者へリーチを拡大できるだけでなく、FlashとHTML5の両方の動画プレーヤにおいて広告ポリシーと収益化の確保ができます。
Googleのグループ プロダクト マネージャであるRany Ng氏はこう話しています。「Googleはマルチデバイス、マルチブラウザ間での配信を可能にするHTML5の重要性の高まりと進化を信じています。また、Brightcove社との提携により、パブリッシャに総合的かつ効率的なHTML5動画の収益化ソリューションを提供できることに期待を寄せています。これはパブリッシャがより魅力的な広告を配信し、動画コンテンツの価値を向上できるようGoogleが投資している多くの分野の一つなのです。」
ブライトコーブのHTML5動画ソリューションについて、詳しくは、ブライトコーブ ホームページの「学習センター」HTML5動画のページをご覧ください。また、ブライトコーブでは、本日発表いたしました新機能の詳細や弊社のHTML5動画戦略について学ぶことができる特別オンラインセミナーを11月17日に開催する予定です。
【HTML5動画ページ】
http://www.brightcove.com/ja/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC/html5%E5%8B%95%E7%94%BB
オンラインセミナーの詳細およびお申し込みはこちら
http://go.brightcove.com/content/ja-20111117-p/
【ブライトコーブについて】
ブライトコーブはクラウドコンテンツサービス会社として、世界中のプロフェッショナルなデジタルメディアの公開および配信を担う製品シリーズを提供しています。弊社の製品として、市場をリードし続けるオンライン動画プラットフォームであるVideo Cloud、そして先進的なコンテンツアプリケーションプラットフォームであるApp Cloudがあります。世界50か国以上の国々でおよそ3,300社の事業や組織において、PC、スマートフォン、タブレット、インターネットTVでの特別なメディアエクスペリエンスの構築にブライトコーブのクラウドコンテンツサービスが活用されています。詳しくは http://www.brightcove.com/ja/ をご覧ください。
※ Video Cloudは1か月間無料でお試しいただけます。ご希望の方は、
http://www.brightcove.com/ja/trial よりお申し込みください。
【会社概要】
社名(商号): ブライトコーブ株式会社(英文名 Brightcove KK)
設立 : 2008年6月
代表者 : CEO兼代表取締役社長 橋本 久茂
本社 : 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-1-19 恵比寿ライトビル2F
Tel : 03-6303-2985
Fax : 03-6303-2986
URL : http://www.brightcove.com/ja/
事業内容 : (1)動画配信プラットフォーム提供サービス
(2)動画配信の運用コンサルティング及びサポート業務
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