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震災から守り抜いた、気仙沼のふるさとの味。骨までやわらかい「金のさんま」が絶品!【お取り寄せグルメサイト「久世福e商店街」】

 株式会社サンクゼールは、2020年10月5日、久世福商店の目利きの店が集う産直スタイルのオンラインモール「久世福e商店街」をオープンいたしました。「久世福e商店街」では今月、東北の三陸地方の生産者様とこだわりの商品をピックアップ!今回は、宮城県気仙沼市で水産加工品づくりを営む、斉吉商店の「金のさんま」をご紹介します。

三陸 × 久世福e商店街

 三陸は、青森県、岩手県、宮城県にまたがる三陸海岸と、その内陸部である北上山地を指す地域のこと。実は三陸の海は、親潮と黒潮が出会う潮目となっていて、世界でも有数の良質な漁場として知られています。豊富な魚介類が手に入る、まさにシーフード天国!
 しかしここ三陸は2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた地域の一つ。普段私たちに恵みをもたらしてくれる海からは巨大な津波が押し寄せました。今年で震災から9年。津波で被害にあった土地には、道路が整備され、新しい商業施設ができ、街は少しずつ復興しています。されど、まだまだ復興途上。前を向き、頑張る生産者さんたちに寄り添い、力になりたい。「久世福e商店街」で、この地域を盛り上げたい。そこで、私たちは三陸地域で頑張っている生産者さんたちのもとを訪ねました。

骨までやわらかい!「金のさんま」

  気仙沼では家庭の味として親しまれているさんまの佃煮。大正10年創業、斉吉商店の看板商品「金のさんま」は、継ぎ足しで使い続けている「かえしたれ」で、骨までやわらかく召し上がれるよう、鍋でゆっくり炊いています。保存料等は使っておらず、そのまま食べても良し、ごはんの上に乗せればさらにおいしい!煮汁がしみ込んだごはんは格別です。

完成まで丸4日!手間ひまかけたおいしさの秘訣

【その1】余分な脂は落とす!

ぐつぐつと煮立たせたお鍋の中で、鮮度の良い銀色のさんまにたれがしみ込み、金色へと変わってゆきます。これが「金のさんま」の由来です。「金のさんま」は皮が命!さんまの皮を傷つけないよう丁寧に丁寧に下処理をします。そして程よい大きさに切ったさんまを圧力鍋に入れ、先に余分な脂を落とします。脂がのってジューシーなのにもったいない!と思ってしまいますが、余分な脂を除くことで、味がより染み込みやすくなるのです。

【その2】継ぎ足し30年!秘伝の「かえしたれ」

 金のさんまの味を決める「かえしたれ」は、なんと約30年、絶やさず継ぎ足しで作っているそうです。斉吉商店、常務取締役の斎藤さんによれば、これは〝味のリレー〟だそう。継ぎ足しだけれど、よりおいしいと思う配合に変えたり、お客様の要望に合わせて味を微調整したり。継ぎ足しと言ってもただ単に同じもの を作っているだけではないのです。

【その3】煮込みに適した「鍋」

 煮込み料理に適した行平鍋(ゆきひらなべ)を使います。お鍋の中で、空気の泡が下から上へ、しゅわしゅわ、ことこと。こうしてたれを対流させることでやわらかく炊きあがります。このお鍋に飛び込みたい!と思うほど、本当に良い香り。じっくり炊いて皮が金色になったら、袋に詰めて、「金のさんま」のできあがり。
下処理から合わせて完成まで丸4日!手間ひまかけて、丁寧に作られています。

震災から守り抜いた「かえしたれ」

 「金のさんま」の味の決め手となる「かえしたれ」。なんと、東日本大震災の時には社員の方が命懸けで持ち出しました。工場は津波で全て流されてしまったけれど、「このたれだけは」と守り抜いたそうです。この味を守り抜こうという強い想いが詰まっていることを知ると、より一層おいしく、そして大切に感じられますね。
 「長年の旨味が蓄積したたれで、骨までやわらかく炊いているので、小さなお子様からお年を召した方まで、幅広くお召し上がりいただけます。ぜひごはんと一緒に食べてほしいです。」と、斉藤さん。つやつやの炊き立てご飯に、「金のさんま」をのせて。気仙沼のふるさとの味、守り続けてきた斉吉商店の味を堪能してみませんか?

久世福e商店街サイト「斉吉商店」でのお買い物はこちらから:https://saikichi.kuzefuku-arcade.jp/

久世福e商店街 概要

会社概要

会社名 :株式会社サンクゼール
本社  :長野県上水内郡飯綱町芋川1260
代表者 :代表取締役社長 久世 良太
創業  :1979年
設立  :1982年
事業内容:ジャム・ワイン、その他食品の製造販売、
     ワイナリー、レストラン、売店などの直営、
     及びフランチャイズ展開
ホームページ URL   : https://www.stcousair.co.jp/company
公式オンラインショップ: https://stcousair.jp/
楽天市場店      : https://www.rakuten.co.jp/sc-rkt/
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