国内初、無線式デジタルピッキングシステム「低温帯仕様」を発売！ ～冷蔵・冷凍倉庫内での仕分け業務に効果を発揮～

物流・製造業界向け「デジタルピッキングシステム」の開発及び販売を行う株式会社タカハタ電子(本社：山形県米沢市、代表取締役：安房 毅)は、この度独自の開発により、無線式でありながら動作環境温度マイナス25℃からプラス10℃に対応するデジタルピッキング表示器を製品化し、「耐環境型デジタルピッキングシステム」として販売を開始いたしました。なお、マイナス25℃環境下での無線式ピッキング表示器の製品化は、日本国内では初となります。

TK-735無線ピッキング表示器

当社の「デジタルピッキングシステム」は、1988年から開発及び販売を開始し、特に食品・流通業界を中心に、日本全国約400社様からご愛顧を頂いております。また、近年では医療機器を含む製造業から更には小売業まで、あらゆる業種・規模の企業への導入が進んでおります。

今回販売を開始する「デジタルピッキングシステム」は、主に冷凍・冷蔵品を取扱うユーザ様のニーズである「低温対策」に取り組み、あらゆる業種や環境下での使用に応える「耐環境型」として開発を進めてまいりました。

開発に当たっては、低温環境下での正常稼動の担保はもとより、結露状態における充電が大きな課題でしたが、これを「非接触型充電技術」の適用により克服いたしました。

http://www.shi-wake.com/index.html

■ご活用のメリット
本製品のリリースにより、特に冷凍倉庫での食品の品質維持や管理など、様々な課題解決の一つのツールとなることが見込まれます。例えば、作業者の庫内作業時間の制約や、これに端を発する中間ピッキングエリアでの作業(やむを得ずチルド帯に持ち込んでのピッキング作業)など、様々な場面で起こりうる問題の解決が期待されます。


■利用想定顧客
食品製造・卸業(冷凍・冷蔵食品)、物流業(冷凍・冷蔵倉庫)、医療機関(検体・検査)など。


■デジタルピッキングシステムとは
多くの商品や部品などを保管している棚などから、集品指示ごとにリストを使用して集める際、保管位置や名称を確認しながらの作業となることが一般的です。また、この作業には熟練者を必要とし、ミスも多く発生しているのが実態でした。
この業務にピッキングシステムを導入頂くと、光る表示器が商品の位置や必要数を瞬時に知らせ、作業をガイドします。したがって、商品を知らない初心者でも、迅速且つ正確に商品や部品を集める事が可能になると共に、単純なミスも劇的に減り、物流コストをトータル的に削減できます。


■新製品概要
製品名称　：耐環境型デジタルピッキングシステム
製品型番　：TK-735
発売開始日：2011年11月1日



【会社概要】
代表取締役　： 安房 毅
設立　　　　： 1974年6月12日
資本金　　　： 1億円
事業内容　　： 情報通信機械器具製造販売
ホームページ： http://www.takahata-denshi.co.jp