取手市議会・同事務局が「第15回マニフェスト大賞」にて 議会・議会事務局連名では史上初となる優秀マニフェスト推進賞 並びに審査委員会特別賞のダブル受賞!
今回で15回目を数える「マニフェスト大賞(※1)」において、取手市議会・取手市議会事務局が栄えある優秀マニフェスト推進賞並びに審査委員会特別賞をダブル受賞しました。議会・議会事務局の連名での優秀マニフェスト推進賞並びに審査委員会特別賞のダブル受賞は史上初となります。
取手市議会では、議員と議会事務局が相互の厚い信頼関係により、一枚岩のチームとして数々の取り組みを行ってきました。この連名での受賞は、議員・議会事務局が一体となり議会愛を持って活動してきた、まさに取手市議会の特徴を象徴する形での受賞といえます。
また、授賞式の前日の11月12日のプレゼン研修大会(※2)では、岩崎議会事務局次長、土谷議会事務局長補佐のコンビによりミルクボーイに似せた漫才風のプレゼンテーションでオンライン上を沸かせ、投票総数85票中、過半数を超える44票を獲得して優秀プレゼン賞(第1位)を受賞しました。
(11月13日マニフェスト大賞プレゼン研修大会映像URL)
https://www.youtube.com/watch?v=1ZYL4dj1LLw&feature=youtu.be
■受賞メッセージ
【齋藤 久代(サイトウ ヒサヨ)議長】
第12・13回の優秀成果賞の連続受賞から、今回、優秀マニフェスト推進賞並びに審査委員会特別賞、本当にうれしく思います。今回は、コロナ禍における議会の有事の備えと、市議と議会事務局がまさにチーム議会としてチャレンジのハートからの取り組みが評価されたものと思います。
取手市議会の最大の長所は、議員と議会事務局職員が一体となり、議会愛とやってみようの気持ちを持って課題に向かっていくその議会風土がこれまでにはぐくまれてきたものであり、一朝一夕ではなし得ない宝物です。これからもますます議会愛を大切に育み、取手市・取手市議会発展のさらなる向上への活力にしていきたいと考えております。ありがとうございました。
【吉田 文彦(ヨシダ フミヒコ)議会事務局長】
第15回マニフェスト大賞の優秀マニフェスト推進賞並びに審査委員会特別賞のダブル受賞をさせていただき、事務局職員一同、大変うれしく思っております。この受賞は、取手市議の皆さんが、日ごろから目線を下げて私たち職員と同じ気持ち・感覚で課題に向き合ってきた関係性があってのものと考えます。この当たり前ではない議員と職員の関係性に感謝しつつ、受賞を弾みに、取手市議会のますますの発展、さらには取手市の発展へとつなげていけるよう、努めていきたいと考えております。ありがとうございました。
※1 マニフェスト大賞とは…マニフェスト大賞実行委員会(白井 亨委員長:小金井市議会議員)が主催する、地方自治体の議会・首長等や地域主権を支える市民等の優れた活動を募集し、表彰するものです。これにより、地方創生を推進する方々に栄誉を与え、さらなる意欲向上を期するとともに、優れた取り組みが広く知られ互いに競うようにまちづくりを進める「善政競争」の輪を広げるために設けられました。
※2 プレゼン研修大会…マニフェスト大賞優秀賞受賞者のうち、受賞した取り組みについて発表し、プレゼンテーション力を競い合う大会です。受賞者の先進的な取り組みを学ぶ機会としても位置づけられています。(取手市では、第12回・第13回の大会において、銅賞、銀賞を受賞。)
■評価対象となった取手市の取り組み:コロナ禍「オンライン会議で議会が動く!」
新型コロナウイルス感染症拡大により、「集まれない」、または「命がけで集まる」という地方の議会が大多数となりました。「市民生活に直結する市議会は、コロナ禍でこそ、その存在意義を見せるべきである」という思いのもと、取手市議会ではオンライン会議の手法を用いて、週1回の「取手市議会感染症対策会議」を開催し、28件もの提言をとりまとめて提出しました(28件中26件が実施に至る)。その取り組みに対し、他の市区町村議会のみならず、国・都府県議会、社会福祉機関や教育機関からの問い合わせが相次ぎ、全国のトップランナーとして評価・報道がなされました。
1. 有事に備えたオンライン会議
新型コロナウイルス感染症拡大の影響下、取手市議会事務局では有事の議会活動方法の一つとして、市議自身が所有する機器を用いた「オンライン会議」を導入。事務局で「取扱説明書(通称「トリセツ」)」を作成し、「議会愛」・「チーム議会」の精神で、市議・事務局職員が一体となって取り組みました。
(取手市議会感染症対策会議設置時の議長メッセージ映像URL)
https://www.youtube.com/watch?v=DPMnWbVz-PI&t=29s
2. オンライン会議を駆使した議会提言の実施
緊急事態宣言が発せられた4月7日、議長の命により「取手市議会感染症対策会議」を設置。翌日8日に第1回目のオンライン会議を開催し(以降第9回目まですべてオンライン会議)、市民から寄せられた声を協議しながら28の提言事項を提出、そのうち26件の実現を果たしました。市民の関心の高さを考慮して協議における確認事項や回答、回答に対する追跡調査などもあわせて実施し、結果を公開することで、コロナ禍における議会の機能を果たしました。
(取手市新型コロナウイルス感染症対策本部長へ提言及び調査事項ページリンク)
https://www.city.toride.ibaraki.jp/gikai/shise/shicho/shigikai/topics/c19-saitaiteigen.html
(取手市議会感染症対策会議映像URL)
https://www.youtube.com/watch?v=9tsDbAAZWRk
3. 地方自治法下で可能なICTを駆使し、感染拡大防止に努めた議会運営
感染拡大防止のため、現在の地方自治法下で可能な限りICTを駆使しました。オンライン会議による議案説明を行い、その記録をホームページで公開するなど市民の「知る機会」にも配慮しつつ、本会議での説明を規定内で省略。議会運営において、人が集まる時間の短縮を図り、感染拡大防止に努めた議会運営を実施しました。
(提出予定議案事前オンライン説明映像URL)
https://www.youtube.com/watch?v=V1LRiNYKRWQ&t=2199s
4. 高市総務大臣に直接面会。地方自治法改正の意見書を提出
取手市議会・同議会事務局が議会のオンライン化を進めていた4月30日、総務省が「委員会はオンライン会議でもよい」との文書を地方議会に発出。
取手市議会では、平成30年6月の時点で「妊娠・出産」「介護」「疾病」などの事由における議会でのICT活用を求め、国に意見書を提出していました。今回の総務省の文書発出を受け、「オンライン本会議の実現に必要となる地方自治法改正を求める意見書」を議決し、7月1日、総務大臣に直接手渡しし、前向きな言葉が交わされました。
(新型コロナウイルス対策強化を求め、国に意見書提出ページリンク)
https://www.city.toride.ibaraki.jp/gikai/shise/shicho/shigikai/topics/20200507korona-ikennsho.html
5. 未来に向かって挑戦!「デモテック宣言」
オンライン会議の諸課題抽出と解決策を見出すため、オンライン模擬議会などを開催し、「DemoTech(デモテック)」と題して進行。(「democracy(民主主義)」に「technology(技術)」を掛けた造語。)取手市議会の議会愛「ハート」、東京インタープレイ株式会社の技術「ハード」、早稲田大学や地域経営推進センターの知見で未来に向かって羽ばたく「バード」、官民学4者連携により、妊娠・出産などによる議会欠席回避のみならず、議員のなり手不足問題解決の一助となる未来型議会のパッケージ化に向けて取り組んでいきます。
(デモテック関連ページリンク)
https://www.city.toride.ibaraki.jp/gikai/shise/shicho/shigikai/demotech/demotech.html
6. 会議だけでなくオンラインを有効活用した議会活動の活性化
オンラインを用いた市内現地調査の実施を進めるとともに、当市議会の先駆的な活動を他市議会からオンライン視察研修として受け入れるなど、会議にとどまらず、オンラインを積極的に駆使して活動しています。これらの活動は、各種報道機関にも取り上げられ評価されています。
(取手市制施行50周年の取手市議会メッセージ映像URL)
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