身延町なかとみ現代工芸美術館 企画展 「第50回記念 日本現代工芸美術展in YAMANASHI」
身延町なかとみ現代工芸美術館(山梨県南巨摩郡)は、11月20日まで「第50回記念 日本現代工芸美術展 in YAMANASHI」を開催しております。
当企画は、現代工芸の分野で活躍中の精鋭作家が所属する現代美術家協会による巡回展となります。
【企画展について】
1961年に発足した同協会は、日本の工芸美術界の中心として新しい工芸分野の開拓を目指し、国内外で現代工芸運動を展開。工芸の多様な素材を駆使し、作家の美的感覚によって独特の美を表現するその活動は、用と美を兼ねた「工芸」が「美術」になる可能性を追求し、日本の工芸界におけるひとつの道しるべを築いて参りました。
「日本現代工芸美術展」では、会員が独創的なコンセプトによって表現した多様な作品を展示し、毎年、全国各地の美術館で開催。今年で50回目を迎えます。
今年の巡回展の最後を締めくくる身延町なかとみ現代工芸美術館では、陶磁器、金属、染色、漆、紙、皮革、人形、木、竹、七宝などの工芸美術作品111点を展示。このうち6点は山梨会に所属する作家の作品です。
見どころは、金沢で330年あまり続く、大樋焼の10代目で文化功労者の大樋年朗さんによる緑釉「兎の夢」飾壺。天然素材の「赤土」を用い輪積法にて、口の小さい丸壷を手作りで仕上げ、白化粧を施しています。
また、人形作家・奥田小由女さんによる平和を祈った人形「幸せを呼ぶ鳥」のほか、輪島塗の作家・三谷吾一さんが沈金の点彫りで、金、プラチナ箔、パール粉を用い表現した「叢」、藍染作家・中井貞次さんによる麻布藍染の作品「森物語」など、それぞれの作家による個性あふれる表現方法を見ることができます。
【第50回記念 日本現代工芸美術展in YAMANASHI 概要】
展覧会名称:第50回記念 日本現代工芸美術展 in YAMANASHI
会期 :2011年10月7日(金)~11月20日(日)
会場 :身延町なかとみ現代工芸美術館
山梨県南巨摩郡身延町西嶋345
主催 :社団法人 現代工芸美術家協会
身延町なかとみ現代工芸美術館
現代工芸美術家協会山梨会
観覧料 :一般 500円(450円)
大・高校生 300円(270円)
小・中学生 100円(90円)
※( )は20人以上の団体料金
開館時間 :午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 :毎週火曜日
【身延町なかとみ現代工芸美術館について】
富士川の豊かな流れと、四季折々の自然に恵まれた身延町は、400年以上の伝統を持つ「西嶋和紙」の産地。
「身延町なかとみ現代工芸美術館」は、和紙の魅力を発信する「身延町なかとみ和紙の里」の一角にあります。紙をはじめ、陶磁器、染色、漆、ガラス、皮革、金属など、多彩な材料と技法・技術を駆使して生まれる現代工芸作品を展示・収集し、特色ある企画展を開いている。
「身延町なかとみ和紙の里」は同美術館のほか、手漉きが体験できる「漉屋なかとみ」、全国の和紙を取り揃えた「紙屋なかとみ」、郷土料理を堪能できる食処「味菜庵」の4施設からなります。
▼身延町なかとみ和紙の里
http://www.town.minobu.lg.jp/washi/index.php
▼身延町なかとみ現代工芸美術館
http://www.town.minobu.lg.jp/washi/shisetu.php
▼身延町ホームページ
http://www.town.minobu.lg.jp/
▼楽天×身延町ブログ「身延Life」
http://plaza.rakuten.co.jp/machi19minobu
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)