アイクォーク製空気浄化装置内蔵リアクター照射部を使った 深紫外線短時間照射(0.1秒)で 新型コロナウイルス不活化の有効性を確認
2020.11.17 11:00
空気浄化装置の開発・製造・販売を行うアイクォーク株式会社(本社:福岡県志免町、代表取締役社長:立石 憲治)は、新型コロナウイルス不活化(感染性を失わせること)の効果について、空気浄化装置に内蔵している殺菌ランプ(深紫外線)を搭載した部品ユニット「リアクター(管状路構造)」の照射部を使った実験装置により山口大学(共同獣医学部獣医微生物学教室 早坂 大輔教授・下田 宙准教授)と共同で評価試験を行った結果、高い有効性を確認いたしましたのでご報告させていただきます。
新型コロナウイルスへの殺菌ランプ短時間照射実験
【評価試験の内容と結果について】
●評価ウイルス:
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)
SARS-CoV-2 感染細胞培養上清(5.0x106PFU/ml)
PBSで10倍希釈したものを照射実験に使用
●試験の方法:
ウイルス希釈液に254nm深紫外線を0.1秒・0.2秒・1秒・10秒照射後、ウイルス力価※をプラークアッセイ法によって測定(紫外線照射距離:20mm)
※ウイルス力価:感染性を持つウイルスの量
●試験の結果:
新型コロナウイルスの不活化率は、0.1秒照射後に99.35%、0.2秒照射後に99.44%、1秒照射後に99.96%、10秒照射後に99.97%以上となった。
※実験はリアクターを再現した装置による実験結果であり、実使用環境での効果を示すものではありません。
■会社概要
アイクォーク株式会社
所在地: 〒811-2207 福岡県糟屋郡志免町南里6-6-18
代表者: 立石 憲治
設立 : 2000年9月
資本金: 1,000万円
URL : http://www.iquark.co.jp