『未来へ繋げる100のLesson』

正則学園高等学校の新プロジェクトの一つ、社会の多様性を学ぶ探究Academy

探究Academy 『未来に繋げる100のLesson』:リトルジェントルマン養成講座シリーズ1~おしゃれは足元から~
探究Academy 『未来に繋げる100のLesson』:リトルジェントルマン養成講座シリーズ1~おしゃれは足元から~
 来年の10月16日に創立125周年を迎える正則学園高等学校では、齋藤校長の掲げる「楽しく、有意義な学園生活づくり」の下、新プロジェクトの一つとして『未来に繋げる100のLesson』と題し、新たな時代を創る生徒たちのために本学園が掲げているリトルジェントルマンの育成を十二分に考慮し、様々なことが体験できる仕組みのLessonを用意しています。

探究Academy3つのポイント

・「教科教育+α」として担当講師が教えたいこと、生徒が教わりたいことを学ぶことができる
・テーマを色々な社会情勢や問題などと関連付けることで、サスティナブルを学ぶことができる
・授業を教員だけでなく有識者や学識経験者も担当することで幅広い学びへ繋げることができる
本学園同窓会より頂く入学記念品の「靴磨きセット一式」を利用して靴磨きをしている様子
本学園同窓会より頂く入学記念品の「靴磨きセット一式」を利用して靴磨きをしている様子
 生徒たちに何を学んでみたいのかというアンケートを実施したところ「モテたい」が圧倒的に1位でした。そこを汲み取り、そして生徒たちの輝ける未来へ繋げるために新たな学校教育の形としてはじめたのが、探究Academyです。探究は教科の枠を超えた『教科横断型授業』です。できる限り多くの展開を目指します。テーマは価値観や行動の創造、そして国際社会で通用する知識を目指すことで設定しました。失敗を恐れずに挑戦し、自分を磨き、引き出しを多く作ることを目的として生徒たちが受講しています。
学校指定の革靴(KENFORD)の特徴を説明している場面
学校指定の革靴(KENFORD)の特徴を説明している場面
 例えば、最初のLesson「リトルジェントルマン養成講座」。企画段階からシリーズ化となっており、腕時計・着こなしと着崩し方・鞄・財布・シャツ・万年筆などと続き、高校3年次の最終回は車と決めてあります。
探究Academy 『未来に繋げる100のLesson』:英語 de Cooking (HAPPY COOKING東京本校にて)
探究Academy 『未来に繋げる100のLesson』:英語 de Cooking (HAPPY COOKING東京本校にて)
 また、Lesson「英語 de Cooking」。モテる!ための男性に求められる要素の一つが「料理はできた方が」です。英語でのコミュニケーションの勉強も兼ねて頭と身体を使って楽しく今後も実施していきます。初回は日本語も多く飛び交ってましたが、徐々にオール英語化になるような仕掛けをしていき、高校2年次の3学期からは英語のみで行えるよう進めていきます。それに伴い料理の内容もグレードアップしていきます。ただし、初回からブレない教えもあります。それは「片付けの徹底」です。作りながら手が空いたら片付けるという姿勢と行動力は欠かせません。同時に数個のものに取組む様子は、ある意味高校時代の青春と同じように思えます。当たり前と思うかもしれませんが、こういった気遣い気配り思いやりこそがリトルジェントルマンになる必要な要素だと考えております。全てのLessonにおいても挑戦する気持ちを育てていきます。

LessonのマナビからSDGsの17のテーマへの繋がりを発見

・Lesson1 英語 de Cooking ~シリーズ1 おにぎりとたまご焼き~
・Lesson2 バファバファゲームから学ぶ異文化理解
・Lesson3 甲骨文字でカルタ ~シリーズ1 インプットその1~
・Lesson4 トイレから考える男と女 〜(未来の)彼女を大切にできますか?〜
・Lesson5 通じない和製英語
・Lesson6 リトルジェントルマン養成講座 〜シリーズ1 おしゃれは足元から〜
・Lesson7 再利用されるモノたち  ~シリーズ1 チョークの再生~
・Lesson8 世界地図から○○を覗いてみよう ~シリーズ1~
・Lesson9 自主製作PCの発展した利用の模索について
・Lesson10 文化と歴史と今後の「はんこ」の行方
・Lesson11 リトルジェントルマン養成講座 ~テーブルマナーから食の安全を考える~
自作PCで消沈中の様子
自作PCで消沈中の様子
トイレから考える男と女の様子
トイレから考える男と女の様子
テーブルマナーでの様子
テーブルマナーでの様子
 十人十色を消さずに生徒にしっかりと寄り添い、ダメなものはダメと的確に指導する男子校です。もちろんまずは授業ですので根本を忘れず各教科が生徒に面白く楽しい授業であることと興味を持たせるよう努めています。学校の様子はホームページはもちろんですが、Twitterやnoteでも目線をかえて発信しておりますのでご覧いただければ幸いです。

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