やっぱり群馬は、こんにゃく、キャベツ、下仁田ねぎ!! 買いたい、食べたいと思い浮かべる群馬県産農畜産物は、 群馬の鉄板3品目! 京浜地方の消費者の3割の方が買いたい、食べたいと回答!!
群馬県産農畜産物に関するアンケートを実施
魅力あふれる農畜産物がたくさんある群馬県は、首都圏の台所とも称されることもあります。
そこで、群馬県の農畜産物の一大消費地である東京都・神奈川県の住民の方を対象に、群馬県産農畜産物に関するアンケートを行いました。
その結果、買いたい、食べたいと思い浮かべる群馬県産農畜産物がある方は約3割にのぼり、具体的な農畜産物として、こんにゃく、キャベツ、下仁田ねぎが上位にランクインしました。
【スクリーニング調査】
あなたは、買いたい・食べたいと思い浮かべる群馬県産農畜産物(肉、野菜、果物、魚)がありますか (N=10,000)
農畜産物は、各都道府県が特産品をブランド化して、全国の消費者にPRする状況にあり、ライバル関係にあります。そのような中、買いたい、食べたいと思い浮かべる群馬県産農畜産物があると回答した人は、10,000人中、3,150人の31.5%にのぼりました。
【本調査】
「あなたは、買いたい・食べたいと思い浮かべる群馬県産農畜産物(肉、野菜、果物、魚)がありますか」の質問に「ある」と回答した人に対して、思い浮かべる群馬県産農畜産物はいくつあるのか聞いたところ、「1つ」が一番多く40.8%、次に「2つ」が31.3%、「3つ」が14.5%、「4つ」が2.5%と数が増えるにつれて減っていく傾向ですが、「5つ以上」も10.9%と群馬県の農畜産物に詳しい人も1割程度いることがわかりました。
買いたい、食べたいと思い浮かべる農畜産物の具体的な品目の自由回答の結果を類似なものでまとめたものです。「こんにゃく」が圧倒的で29.6%で、全国シェア9割以上を誇るこんにゃく芋の存在感を示した結果となりました。
「こんにゃく」に続き、「キャベツ」13.8%、わずかな差で「下仁田ねぎ」13.0%となりました。群馬県は、キャベツの生産量が全国1位(平成30年)であり、7月から10月に収穫される夏秋キャベツの生産量でみると昭和45年から半世紀にわたり不動の1位です。代表的な嬬恋村産のキャベツは、この時期は全国に出回るキャベツの約50%を占めます。
下仁田ねぎも群馬を代表するブランド野菜です。「ねぎ」7.5%の回答よりも冬場のわずか数ヶ月しか出回らない「下仁田ねぎ」の回答者のほうが多いという事実が、全国クラスの知名度を誇ることを示していると言えるでしょう。
そのほかの項目では、「豚肉」10.3%、「牛肉」9.7%「肉」6.2%と上位に続いており、畜産物でも一定の認知度があることが示されました。群馬県は、農業産出額の構成割合では、畜産物が最も多く、豚肉では30を超える銘柄が切磋琢磨しながら、品質を高め合っており、牛肉では、国際的にも評価の高い上州牛・上州和牛があります。また、牛乳、乳製品や鶏肉といった回答もあり、畜産が盛んな県として一定の評価を得ていることが裏付けられました。
同様の質問を農産物の分類でまとめて見ると、興味深い結果となりました。回答数のトータル数では「野菜」に分類される回答が多く、野菜王国ぐんまの姿が現れました。品目ごとの順位では、「キャベツ」、「下仁田ねぎ」、「ねぎ」、「レタス」、「野菜」が上位でしたが、そのほかにも回答数は少ないものの多く野菜の種類が回答としてあがりました。生産量が全国10位以内に入る農産物が20品目以上あり、多彩な野菜が多く生産されている群馬県の特徴を示す結果となりました。
特産農産物は「こんにゃく」の影響が大きく影響していると見られ、続いて「畜産物」が第3位の結果となりました。
群馬県産農畜産物を思い浮かべた理由を聞いた自由回答を類似なものでまとめた結果です。
「おいしい」という理由が31.3%であり、実際に食べた経験に基づいた回答が一番多くなっています。
思い浮かべた群馬県産農畜産物を知った理由を聞いてみました。その結果、「テレビ」が52.7%と半数以上を占める一方、「スーパーなどの売場」も30.6%と多く、首都圏の台所といわれるゆえんでもあるといえるのではないでしょうか。
その他には「群馬県出身なので知っている」、「現地で食べた」などがありました。
群馬県農畜産物のイメージカラーは、「緑」が43.6%で最も多く、Q2の「キャベツ」「下仁田ねぎ」などが上位だったように豊かな自然や野菜そのもののイメージが強い結果が出ました。次は「ない」が24.1%でした。「その他」の主なものは、「灰色」で「こんにゃく」からイメージされたものと推測されます。
調査概要
1 調査方法 :インターネット調査
2 調査対象 :東京都及び神奈川県在住の20歳~69歳
3 スクリーニング調査:回答人数 10,000人
調査期間 2020年9月23日~9月29日
4 本調査 :回答人数 スクリーニング調査の質問に対して、
「ある」と回答した人から601人を抽出
調査期間 2020年10月9日~10月10日
◆今回のアンケートでは、生産量の多い農畜産物やスーパー等で多く出回っている農畜産物が消費者にとって、買いたい、食べたいと思い浮かべる農畜産物である傾向がわかりました。県の担当者は「単に認知されるだけでなく、『買いたい』『食べたい』と思っていただけることが、県産農畜産物、ひいては県そのもののイメージアップにつながる。この取組を強化するため、農畜産物の生産量だけではなく、その農畜産物に含まれる栄養成分や健康などに関わる成分について、分析をし、おいしさの秘密や成分をとりやすい食べ方を消費者に伝え、消費者の反応を農業生産現場、技術指導に反映させる「G-アナライズ&PRチーム」の取組を進めたい」とコメントしています。
G-アナライズ&PRチームリポートURL
http://aic.pref.gunma.jp/analyze_pr/index.html
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