大阪泉州の桐たんす職人が開発した メガネが曇りにくい「桐糸マスク」を12月に発売
桐の調湿効果で湿気を吸収し、メガネが曇るわずらわしさから解放されるマスク
2020.12.11 09:30
大阪府岸和田市で大正元年から100年以上桐たんすを作ってきた株式会社留河は、4代目留河 昇(とめかわ のぼる)が9年がかりで開発した桐糸(商標出願中)を使用したメガネが曇りにくい「桐糸マスク」を12月に発売いたしました。
桐糸マスク
株式会社留河: https://www.tomekawa.com/
■桐糸マスクの特徴
桐糸は和紙を抄紙する際に桐のパウダーを投入し、桐和紙(商標出願中)を作り桐和紙をスリット(裁断)し撚糸(糸を作ること)することで作られています。
桐糸は調湿効果が非常に高いため、呼吸による湿気を素早く吸収、放出しメガネが曇りにくくなるという特徴があります。これから冬にかけてメガネが曇るわずらわしさから解放されるマスクになります。
■桐糸マスク 概要
価格 :一枚 2,480円(税込み)
サイズ:縦約13.5cm 横幅約20cm
<販売先>
楽天市場 職人魂
https://item.rakuten.co.jp/syokunin-soul/10001491/
Yahoo!ショッピング 職人魂
https://store.shopping.yahoo.co.jp/myhome/kiriito-mask.html
■桐糸とは
桐糸は桐たんすの廃材を活用しているため環境への負担が少ないのが特徴です。
そして、桐の防虫効果、調湿効果、脱臭効果と和紙の抗菌性、吸水性、速乾性などの効果を併せ持つ新しい糸です。
今後はサスティナブルな桐糸を使用した臭いや湿気を取って快適になる靴下やタオルなど、新たな製品も開発していく予定です。もっと桐を身近に感じていただける製品を作っていくこともこれからの桐たんすの業界には必要なことだと思っております。
■株式会社留河について
曽祖父が創業し、現在4代目の留河 昇が桐の特性と職人の技術を活かして新しい製品を作り出している会社です。
会社名 : 株式会社留河
所在地 : 大阪府岸和田市大町1-8-27
代表 : 留河 昇(とめかわ のぼる)
設立 : 1980年4月
資本金 : 1,000万円
事業内容: 桐たんす製造から桐を使った製品製造