葛飾区が世界に誇る中小企業の技術・伝統をYouTube動画で発信 愛するまちの産業を守るため若き後継者たちを育てる新たな試み
葛飾区産業フェア運営・実行委員会は、本イベントの根幹テーマである「子ども達への産業教育」を改めてPRすべく「第36回は、おうちで産業フェア」と題し、子どもから大人までお家でものづくりの楽しさを視聴できるYouTube動画企画を配信します。
【ものづくりの聖地だからこその物語「エソラ町のジャンゴ」】
アニメ「こち亀」や映画「男はつらいよ」の舞台、人情あり情緒ありの町、それが葛飾区。日本人が愛してやまない葛飾の生活と文化を子ども達に受け継いでもらいたい。その思いを込め葛飾に伝わる技術、伝統文化を動画で配信します。題して「エソラ町のジャンゴ」。ギター片手に音楽を奏でる少年が古びたロボットと友情を育みながら仮想・葛飾を表現するファンタジー。未来の産業を担う子ども達に楽しんでもらえるよう読み聞かせ動画で届けます。
【「エソラ町のジャンゴ」のあらすじとプロローグ】
舞台は2020年の仮想・葛飾「エソラ町」。主人公のハルトはミュージシャンを目指す高校生。亡き祖父はかつて木箱屋を営み、父は車の部品やおもちゃ作りの技師。祖父の口ぐせは「ここは夢が叶う町」。この言葉を信じ、ハルトは父の仕事を手伝いながら夢に向かって生きている。
毎年10月エソラ町では「さんぎょう展」が開かれる。ハルトは父のブースを手伝いながら子ども達が持ち込んでくる壊れたおもちゃの修理をしていた。その中に、ブリキでできた壊れかけのロボットを見つける。ハッとした。このロボットは子どもの頃一緒に部屋の中にいたロボット。久々に会えたねと話しかけると、ロボットはしゃべり出した。「誰にも相手にされないから寂しい」と。ロボットには特別な力があった。それは過去と未来を映像として映し出す力。ハルトはロボットに「ジャンゴ」と名付け、一緒にエソラ町で夢を追いかけていくことを決める。
【後継者問題に取り組む葛飾区】
葛飾区の中小企業の数は都内でも有数ですが、それら技術伝統を受け継ぐ若い人材を育てていくことがこれからの葛飾区を活性化させるために大事なポイントです。
工業を中心とする事業承継を推奨する取り組みも行われています。(※出典1)
(出典1)葛飾区産業経済課経営支援係調べ
http://www.city.katsushika.lg.jp/business/1000070/1019196.html
【第36回葛飾区産業フェアのタイトルは「おうちで産業フェア」】
毎年葛飾区の中小企業がそれぞれの特性や技術を紹介する産業フェアを開催します。今年はコロナ禍の影響で開催が危ぶまれましたが、時代の流れに逆らわずWebにて「おうちで産業フェア」を実施予定です。葛飾区には工業、商業、農業、伝統工芸、観光など世界に誇る産業があります。
今回は各産業の代表的な製品・サービスをクイズ動画シリーズ「なにをつくってるでしょう」として公開します。子ども達にもとっても分かりやすい内容になっています。
【葛飾が誇る技術と伝統産業とは?】
葛飾を代表する技術・伝統といえば、例えば「アンチモニー」。鉛や錫をひとつに合わせ溶かしてできたもので、優勝カップ、トロフィー、オルゴール、宝石箱、ライターなど、数多くのインテリア小物や装飾工芸品が作られています。また葛飾区は「ゴムのまちかつしか」と呼ばれ、ゴム工場の数は全国第2位。ネジ工場の製造過程にいたってはホコリひとつ入れさせない、まさに珠玉の職人技が光ります。他にも江戸時代・明治時代からの様々な伝統的な技を受け継ぐ職人たちがたくさんいる町です。今回のクイズ動画では、そんな職人技もたっぷりお見せします。
【今後の展望として】
「エソラ町のジャンゴ」は葛飾の魅力を幼い子どもからお年寄りまで楽しんでいただけるコンテンツを発信し続けます。
町工場と聞くと「暗い・古い・きたない」というイメージがあると思いますが、今回の企画でそういった印象を払拭し、誰もが住みたくなる街のモデルを構築していきます。
【イベント開催情報】
開催期間:2020年12月12日(土)から2021年1月11日(月)
・おうちで産業フェア公式ホームページ
・おうちで産業フェア「YouTube動画」
https://www.youtube.com/channel/UC4MIB5x8rmBUcU0dae-AvVQ/featured
【会社概要】
葛飾エフエム放送株式会社
所在地 : 〒124-0012 東京都葛飾区立石5-13-1
URL : https://kfm789.co.jp
プレスリリース添付資料
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