Stibo Systems上半期受注が史上最高を記録 ~パンデミックによる不確実性の下で マスターデータ管理への投資が加速~
デンマーク オーフス発-マスターデータ管理(MDM)のテクノロジーカンパニー、Stibo Systems(本社:デンマーク オーフス、日本法人:東京都中央区、代表取締役:工藤 宏之)は、上半期(2020年5月から10月まで)の受注が計画の165%を超え、史上最高の実績を記録したことを2020年12月3日に発表しました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による経済停滞の状況下にもかかわらず、マスターデータ管理に対する市場ニーズは一層の高まりを見せ、デジタル化への取り組みに積極的な小売業や金融業、製造業などを中心に受注が大幅に増加しました。
■Stibo Systems CEOイェスパー・アイラーセンのコメント
「パンデミックにより多くの国が都市封鎖を余儀なくされたような状況下では、投資計画の延期など経営者は慎重を期す傾向にあり、多くの企業でビジネスが停滞することも予想されました。しかしながら、マスターデータ管理に対する需要は一層の高まりを見せ、特に8月以降はその傾向が顕著に表れました。つまり、不確実性を増す環境においては、正確なデータに基づく日々の企業活動と経営の舵取りこそが重要であり、多くの経営者がマスターデータ管理に対し積極的な投資を行った結果だと思われます。結果として、8月から10月までの第2四半期の受注はStibo Systemsの歴史上最高の四半期となりました。パンデミックが始まったとき、マスターデータ管理を実践しデータを活用している大手のオンライン小売業者では、市場や環境の変化にも即応し、急増する需要に応えることができました。製造業の分野においても、ビジネスのデジタル化が急速に進むなど、あらゆる業界でマスターデータ管理を実践する動きが加速しています。」
また、クラウドサービス増加についても次のように言及しています。「Software-as-a-Service(以下 SaaS)のマスターデータ管理を導入する新規顧客の割合が前年同期の60%から88%に増加しました。これによりサブスクリプションベースの売上は前年と比較して19.5%増加しました。また、これまで以上に多くの既存のお客様が、パーペチュアル・オンプレミスのライセンス形態から、サブスクリプションベースのライセンスモデルに移行しています。クラウドは企業により多くの柔軟性を与え、IT部門にとっても効率的かつ機能的なモデルと言えます。」
アイラーセンCEOは、Stibo Systemsはお客様のコミュニティ形成にも努めており、オンラインで開催したプライベートカンファレンスである「Connect」などを通じて、市場や顧客から重要なフィードバックを得ることが出来たと話しています。「前年度もSaaSのビジネスモデルへの移行に多額の投資をした結果、現在は大きな利益をうみだしています。ソフトウェアに関連する経常利益は、前年の同時期と比較して3,600万デンマーククローネ増加しており、半年後には通年で大幅な利益の増加が見込んでいます。」と述べています。
■Stibo Systemsについて
マスターデータ管理のテクノロジーカンパニーであるStibo Systemsは長年の歴史と多くの実績をもつMDMのリーディングカンパニーです。世界中の先進的な企業がマスターデータの戦略的価値を最大限に活用し、顧客体験の向上・イノベーションと成長の促進・デジタルトランスフォーメーションの推進を行うための基盤構築に不可欠な原動力となっています。当社は、企業が必要とする「透明性」、すなわち一元化された正確なマスターデータを提供することで、十分な情報に基づいた意思決定と、あらゆるビジネス上の目標達成をお手伝いします。Stibo Systemsは、1794年に設立されたStibo A/Sグループの非公開会社で、デンマークのオーフスに本社を置いています。
詳細については https://www.stibosystems.com/ja/ をご覧ください。
本リリースはデンマークStibo Systems本社が2020年12月3日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。
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