世界最大規模・最高権威の日本酒・ワイン品評会 IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)にて 蓬莱蔵元「渡辺酒造店」が史上初!2回目となる グレート・バリュー・チャンピオンを獲得
世界最大規模、且つ、最高権威の日本酒・ワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」の審査会が2020年10月29日から11月1日の4日間にわたりロンドンで開催され、最高位であるチャンピオン受賞酒が12月7日に発表されました。
そしてこの度、岐阜県飛騨市の酒蔵 有限会社渡辺酒造店(責任者:代表取締役社長 渡邉 久憲、以下:当社)は、4合瓶換算10万本、小売価格1,000円以下の日本酒で最も優れた銘柄に送られる「グレート・バリュー・チャンピオン(Great Value Champion)」を、小町桜 別囲いが受賞しました。
2016年に小町桜が受賞して以来、2度目の受賞となります。2度目のグレート・バリュー・チャンピオンの受賞は当社が史上初となります。
■社長受賞コメント
この賞は、地元飛騨の愛酒家の皆さま、酒米農家の皆さま、そして弊社のスタッフ、まさにチーム渡辺酒造店が一丸となって受賞した最高の歓びであります。
受賞酒「小町桜」は、岐阜県飛騨産の酒造好適米「ひだほまれ」を使用しています。今まで飛騨の農家の皆さんと二人三脚で頑張ってきた飛騨のお米で、飛騨山脈の清らかな伏流水で醸した、飛騨の方々に愛され続ける晩酌酒「小町桜」が見事グレートバリュー・チャンピオン・サケに輝いたことは、まさに「飛騨の食文化」の価値が世界一に認定されたことと言えます。
現在の「小町桜」の味の方針を定めたのは、六代目渡邉一郎(明治元年~昭和11年)です。 昔、清酒1升は大工の日当よりも高値でありました。また、蔵の所在地飛騨市は、北アルプス、飛騨山脈などの山々に囲まれ、林業や農業を生業とする人々が多くいました。身体を使って仕事を終えた後、一日の疲れを癒すには甘口のほうが旨いだろう、さらに2合ほど晩酌して満足できるような味が良いだろうということで、「小町桜」の味が決まったといいます。 以来、その精神を変えることなく受け継ぎ、酒質向上のための努力と挑戦を重ねて参りました。この受賞は、ここ数年の酒質向上のための改革と努力、そして世界への挑戦の成果が実を結んだ瞬間でもありました。これまで応援していただいた地元飛騨の愛飲家の皆さん、農家の皆さんに心より感謝を申し上げます。
■12月7日 オンライン生配信による表彰式の様子
■インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2020の結果
本年は計1,401銘柄のエントリーがあり、そのうちの88銘柄が金賞を獲得しました。当社では吟醸部門で「蓬莱 吟醸 伝統辛口」、普通酒部門で「蓬莱 小町桜 別囲い」、純米吟醸酒部門で「蓬莱 純米吟醸 家伝手造り」、の3銘柄が金賞を受賞しました。さらに、9つある審査部門で金賞を受賞した銘柄のうち、最も優れた日本酒に与えられる各部門トロフィーが12月3日にロンドンからの生配信によって発表され、吟醸酒トロフィーを「蓬莱 吟醸 伝統辛口」、普通酒トロフィー及びグレート・バリュー・サケを「小町桜 別囲い」がダブル受賞しております。
12月3日に、出品酒のうち4合瓶換算で10万本以上、小売価格1,000円以下という条件の中で、より優れた銘柄が「グレート・バリュー・サケ」として当社含む4銘柄が選出され、その中でも最も優れた銘柄に贈られる「グレート・バリュー・チャンピオン」を小町桜 別囲いが受賞しました。
■インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)について
世界で最も影響力のあるコンペティションとして知られているIWCは、1984年に創立されました。IWCでは、最難関のワインの資格「マスター・オブ・ワイン」の称号の保有者を含め第一線で活躍する400名近いワイン専門家が審査員として参加します。 IWCのメダルを受賞することは、生産者の技能が世界的に認められまた販売促進の大きな機会となることを意味するとともに、小売業者や卸売業者にとっても受賞ワインを取り扱うことを誇りとしています。「SAKE部門」の審査には、英国及び欧州各地より日本酒のサービス、販売等の経験が豊富な関係者が集められ、酒サムライ本部も2名の専門家を評価基準のアドバイス役も兼ねて参画しております。
■受賞酒の商品基本情報
品名 :蓬莱 小町桜 別囲い
小売価格 :720ml-880円
使用米・酒質 :岐阜県飛騨産ひだほまれ100%・普通酒
精米歩合・使用酵母:68%・9号
アルコール度数 :16度
日本酒度 :-3
保存方法 :冷暗所
商品説明 :昔ながらの味わいを大切に熟練の蔵人が醸し上げた本格清酒。
冷でもコクを感じ、またお燗につけると
さらに旨みが広がります。
優しく甘美な味わいは飛騨の極寒造りが育む伝統の味。
主な受賞歴 :2018年 IWC金賞&岐阜トロフィー&
グレート・バリュー・サケ受賞
■渡辺酒造店について
創業150年目、地元米「ひだほまれ」を中心に醸す清酒「蓬莱(ほうらい)」を製造。日本酒業界低迷のなかで、当社も一時期は売上高2億円台まで低迷。現代表・渡邉が経営の舵取りを担ってから経営方針を一新、日本酒業界では珍しい「お客様との直接のふれあい」を最重要テーマに掲げ、直販、全国から1万人以上が集う蔵祭り、さらにはお客様が驚き、喜んでいただける企画性の高い日本酒を次々と発売(「非売品の酒」「蓬莱超ドS」、上智大学の学生と共同開発したイタリア料理にあう酒「Sui.Sui.Sui.」など)。この方針が支持され、一時期の低迷を脱し、売上12億円まで急成長を遂げた。経産省「地域未来牽引企業」やANAファーストクラスで供される日本酒として選定されるなど、地元・飛騨の経済活性化のための大きな役割を担おうとしています。
商号 : 有限会社渡辺酒造店
責任者 : 代表取締役社長 渡邉 久憲
所在地 : 〒509-4234 岐阜県飛騨市古川町壱之町7-7
HPアドレス: http://www.sake-hourai.co.jp/
【受賞歴(一部)】
IWC 部門首席トロフィー(ロンドン)、全米日本酒鑑評会 金賞(アメリカ)、アジア国際美酒コンテスト 審査員特別賞(中国)、ワールドワイン・チャンピオンシップ 金賞(アメリカ)、モンドセレクション 国際最高品質賞 最高金賞(ベルギー)など
■過去の主な取材実績
テレビ:日本テレビ、フジテレビ、東海テレビ、NHK、CBC、BS11
新聞 :朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日経MJ、中日新聞、岐阜新聞
他多数。
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