レジ・窓口の会話を聞き取りやすくサポート 「パーティション取付型 会話補助システム」を 2021年1月中旬発売予定
2020.12.14 10:00
TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内 一弘)は、コロナ禍において、マスクや設置されたパーティション越しの会話をサポートし、聞き取りやすくする「パーティション取付型 会話補助システムNF-2」を2021年1月中旬に発売いたします。
【使用イメージ】窓口でのパーティション越しの会話を双方向で集音し、聴き取りやすい音で拡声
【製品写真】子機2台(写真左)と親機(写真右)のシンプルな構成でかんたん設置
コロナ禍では、店舗のレジや受付窓口などにおいて、飛沫防止を目的としたマスクの装着やパーティション設置が一般的になっています。しかしその結果、お互いの声が聞き取りづらくなり、コミュニケーションを阻害する要因にもなっています。
「パーティション取付型 会話補助システム」は、パーティションを挟み込むように子機を取り付けることで、双方向の声を集音・拡声することが可能です。取り付けは子機背面のマグネットを合わせるだけのため、誰でも簡単に行うことができます。
今後は、神戸市内4か所(神戸市役所、東灘区役所、長田区役所、垂水区役所)で行ったフィールドテストに基づいた最終調整の結果を反映させ、2021年1月中旬での発売を予定しております。
【主な使用イメージ】
飲食・小売店のレジ、市役所等公共機関・インフォメーションセンター・企業の受付窓口など、ソーシャルディスタンス対策としてパーティションやビニールカーテンを設置している場所における会話のサポートに最適です。
【商品の主な特長】
1) 子機が声を検知すると、減衰しやすい音域のみを補い、必要な時に、必要な範囲に拡声
2) コンパクトな設計で、レジや窓口などの限られたスペースでも設置可能
3) 子機背面のマグネットでアクリルパーティションやビニールカーテンにかんたん取付 ※特許出願中
●TOA株式会社について
1934年創業、本社は兵庫県神戸市。業務用音響機器と業務用映像機器の専門メーカー。交通施設・商業施設の案内放送やBGM、火災時の避難誘導放送、大規模スポーツ施設用音響システム、防犯カメラや録画機器などを製造・販売。
特に昨今は、減災・防災分野にも注力。従来の2倍以上の距離まで明瞭な音声を届ける「防災用スピーカー」は、津波や大雨による水害の警報用途として日本全国の多くの自治体で導入いただいています。
他にも、より多くの方へ、正確に情報を届けるためのソリューションを展開。駅や空港スタッフが簡単な操作で多言語放送ができる「多言語放送サービス」や、放送設備とデジタルサイネージを連動させて、音声放送による聴覚情報と画像・文字表示による視覚情報を同時に発信する「避難誘導システム」など、音と映像の技術を駆使し、社会の安全・安心に貢献する製品・サービスを提供しています。
■会社概要
設立 :1949年4月20日(創業:1934年9月1日)
資本金 :52億79百万円
従業員数 :3,312名(連結)820名(単体)
代表者 :代表取締役社長 竹内 一弘
本社所在地:兵庫県神戸市中央区港島中町七丁目2番1号
事業内容 :・拡声放送機器、通信機器、その他情報伝達機械器具の製造販売
・音響機器、映像機器、その他電子・電気機械器具の製造販売
・上記機器の賃貸ならびに工事の設計施工
・音響・映像に関するソフトウェアの企画・制作ならびに販売
・電気通信を利用した各種サービスの提供
・電気通信事業
・ホール・スタジオの賃貸経営ならびに音楽等のイベント・催し物の企画運営
※2020年3月期実績
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