明治大学が「子どものこころクリニック」を新たに開院 ~診療による“社会貢献”と“質の高い教育”を両立します~
明治大学創立140周年記念のお知らせ
明治大学駿河台キャンパス近隣(東京都千代田区とその周辺)には児童・思春期精神科医療機関が不足しています。明治大学心理臨床センターは2021年1月15日(金)、「明治大学子どものこころクリニック」を駿河台キャンパス内(東京都千代田区)に開院し、児童精神科の診療を開始します。児童・思春期(初診時3~15歳)の子どもとその家族を診療対象としており、開院時間は毎週水・日曜日以外の週5日(※祝日・大学の休暇期間は休診)、1日7時間(10:00~13:00、14:00~18:00)です。このクリニックを通じて、(1)より幅広い社会貢献を果たすとともに、(2)学生に質の高い教育機会(臨床・実習)を提供してまいります。
当センターはこれまで15年間、心に問題を抱えた人たちに開かれた「心理相談の場」として活動してきました。この役割を新たに「心理相談部門」と称し、新設の「精神科医療部門(明治大学子どものこころクリニック)」と緊密に連携を取ることで、患者(クライエント)に対して、ワンストップで援助することが新たに実現できます。さらに、学生は、その環境下で質の高い実習・臨床を経験できることになり、新たな教育効果が期待できます。こうしたオリジナルの教育システムを有する公認心理師・臨床心理士養成大学として、本学は全国でも先進的な存在となります。
「明治大学子どものこころクリニック」とは?
(1)より幅広い社会貢献を実現します
駿河台キャンパス近隣(東京都千代田区とその周辺)には児童・思春期精神科医療機関が不足しています。そこで、明治大学心理臨床センターは「心理相談」と「精神医療」が緊密に連携しながら子どもの成長・発達を支援する新しいクリニックを開設することにしました。さらに、「教育・医療・研究の連携モデル」構築を提言していきます。
(2)学生に質の高い教育機会(臨床・実習)を提供します
児童・思春期は、学生が臨床実習をするうえでアプローチしやすい年齢層です。学生は(1)での環境下で質の高い実習・臨床を経験できることになります。具体的には以下の教育機能が拡充されることになります。
・大学院文学研究科 臨床人間学専攻 臨床心理学専修の学生への教育(臨床実習)機能
・文学部 心理社会学科 臨床心理学専攻の学生への教育(実習)機能
「明治大学子どものこころクリニック」
名称:明治大学子どものこころクリニック(Meiji University Mental Health Clinic for Children and Adolescents)
場所:明治大学駿河台キャンパス研究棟(東京都千代田区神田駿河台1-1)
開院時間:週5日 1日7時間(10:00~13:00、14:00~18:00)※休診:水曜、日・祝日、大学の休暇期間
設置施設:診察室、処置室、相談室、心理検査室、集団療法室、受付、待合室、スタッフルーム兼学生控室
診療科目:児童精神科
設置組織:明治大学心理臨床センター
開院日:2021年1月15日(金)
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