環境に優しい「米ストロー」のクラウドファンディングを開始 ~身近に広がる脱プラスチック~
IT管理システムや小売業を行う株式会社UPay(本社:福岡市中央区、代表取締役:上官 由伊)は、12月3日にクラウドファンディングサイト Makuakeにて米ストローのクラウドファンディング( https://www.makuake.com/project/upay_kome/?from=keywordsearch&keyword=%E7%B1%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC&disp_order=1 )をスタートしました。
【プラスチックによる環境問題】
日本国内では、年間で約1,000万t(2012年時点)ものプラスチックゴミが廃棄されています。
廃棄プラスチックの影響は、海岸での漂着ゴミや生態系を含めた海洋環境への影響、観光・漁業への影響など、すでに様々なところで形となって現れています。
そして、近年問題となっているのが、海洋中のマイクロプラスチック(サイズが5mm以下の微細なプラスチックごみ)が生態系に及ぼす影響が懸念されています。
これらの問題は、日本国内に止まらず全世界的な問題となっており、持続可能な開発目標(SDGs)という言葉はみなさん聞き慣れた言葉ではないでしょうか?
例えば、EUのプラスチック戦略では、「2030年までにすべてのプラ容器包装を、コスト効果的にリユース・リサイクル可能とする」などと取り組んでいます。
日本でも、地球の環境問題に対する取り組み・法整備を加速させており、すでにご存知の通り、最近ではレジ袋が有料になりました。
諸外国でも、日本同様、レジ袋の有料化が進んでおり、レジ袋の製造・販売・使用等まで禁止している国も出てきています。
私たちが地球のためにできることはなんだろうか?
そう考えた時に、ファストフード店やカフェ、居酒屋、さらにはご家庭で大量に使用されているストロー(年間でストローは約400万本消費されていると言われています。)から変えていく必要があることに気付きました。
私たちも、地球環境の問題を率先して考えたいとの思いが詰まったモノがこの『米ストロー』です。
【米ストローについて】
脱プラスチックの一環として、最近では紙ストローをよく見かけるのではないでしょうか?
一見紙ストローは環境に優しいと思われますが、廃棄の方法として燃やす必要があり、その際にどうしても大気汚染が発生してしまいます。
その点、当社で開発している『米ストロー』は、米とコーンスターチでできており、天然の着色料のみを使用しているため、完全植物由来の環境に配慮した食べることもできるストローとなっています。
そのため、この米ストローの処分方法としては、完全植物由来であるからこそ、肥料になるのはもちろん、家畜の餌としても使用できるため、年間400万本消費され、通常ゴミとして捨てられていたストローを肥料や餌として再利用できるのであれば、環境問題への貢献は計り知れません。
【米ストローの使用感】
紙ストローを使用していて、飲んだ時に違和感を感じたことはありませんか?
例えば、カフェにおいてアイスコーヒーを注文した際には、紙のストローがついてくるところもあると思います。
いざ、アイスコーヒーを紙のストローで飲んだ時、あれ?っと違和感を感じたことはないでしょうか?
紙ストローを通してコーヒーを飲むことにより、コーヒーの味も変わりますし、少し温く感じたのではないでしょうか?
当社の米ストローではそのような違和感がかなり軽減されており、非常にプラスチック性のストローに近い飲み口となっております。
【米ストロー耐久性について】
米でできたストローであるため、通常のプラスチック性のストローと比較した場合にデメリットもあり、長時間飲み物の中に漬けるとストローが水を吸い折れ曲がります。
とは言え、約2時間の耐久性はあり、下の写真にもある通り、1時間以上漬けたとしても多少曲がりはしますが、ストローが崩れることもなく、フニャッと折れ曲がることもありません。
また、ストロー自体に味はないので、飲んだ時に飲み物の味が変わることもありません。
色素の溶出検査も実施済みで、飲み物の中に色が溶け出ることもありませんので、安心して使用することができます。
【米ストローの面白いところ】
ここまで、米ストローについてご紹介してきました、このストローの凄いところはこれだけではありません。
米ストローは、食べることも可能です。
この、米ストローは、米とコーンスターチでできており、色素も植物由来のもののみを使用しているため、パスタなどとして食べても問題がございません。
保存期間は18ヶ月(乾燥剤や防腐剤を使用すると約3年)となっているので、保存食として確保することもできます。
【今後の展開】
新しいエコとして使える米ストロー。
現在、すでに中国、韓国、アメリカなどでは米ストローの取り扱いが始まっています。
プラスチックや紙ストローとは一味違ったエコスタイルとして、今後日本でも注目されていくと感じております。
現在は、米ストローのみですが、お皿やコップ、スプーンやコーヒーカップの蓋など日常様々なところにあるプラスチックから脱プラスチックできるように開発を進めています。
【米ストローをメディアに取り上げて頂いております】
TNCももち浜ストア: https://www.tnc.co.jp/store/shop/archives/31933
FBSめんたいワイド: http://www.fbs.co.jp/mentai/onair/1.html
【会社概要】
会社名 :株式会社UPay
代表 :上官 由伊
所在地 :福岡市中央区薬院3丁目12-41-903
TEL :092-533-0066
FAX :092-533-0056
事業内容:小売業
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