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身延町西島地区の手作りイルミネーションロードにて、 プロデュース グループが12月19日県内の被災者へ特別ご招待イベントを開催

2011.12.07 18:00

 山梨県南巨摩郡身延町西嶋西町地区で、来年1月3日まで手作りのイルミネーションイベントを開催中の住民グループ「六和会(むつわかい)」(長田 好司 会長)は12月19日、県内に避難している東日本大震災被災者の方を特別にご招待し地元野菜の料理をふるまう“特別サービスデー”を実施いたします。

■手作りイルミネーションイベントの被災者支援“特別サービスデー”
 “特別サービスデー”は、「被災者に温かみのあるイルミネーションで元気になってもらいたい」と発案され、17時から21時までの間に訪れた被災者の方に、地元野菜を使った「すいとん」や「ゆず茶」を振る舞う予定です。
 山梨県東日本大震災支援対策室を通して県内在住の被災者にイベント告知のご案内としてチラシをお送りしています。
 また、同会では今年4月、地区の住民に呼びかけて収集した義援金を被災地に寄付をされています。


■民家を装飾した手作りイルミネーションロードも今年は節電モード
 同会では11年前から毎年12月、地区住民の協力を得て、民家の庭や屋根や畑に、竹やワイヤーなどで電球を飾りつけた手作りのイルミネーションを設置し、閑散とした田舎町の路地を華やかに彩っています。
 12月1日より開催している今年の手作りイルミネーションには35軒の民家が参加し、約500メートルの路地沿いに10万個以上の電球を使用したツリーや富士山、サンタクロース、トナカイ、キャラクターなどをかたどったイルミネーションが輝いています。
 今年は節電のため、全体の約8割にLED電球を使用し点灯時間も例年より1時間短縮した17時から21時までとしました。さらに、発電機3台を導入しています。


■西嶋西町地区の手作りイルミネーションについて
 地元の青年団OBでつくる「六和会」のメンバーの一人が2000年、孫の誕生を機に自宅の庭をイルミネーションで飾ったことがきっかけで始まりました。
 自宅を装飾するイルミネーションに他のメンバーが賛同し、地域住民に呼びかけ、現在の規模に至りました。
 毎年、12月から正月三が日までの約1カ月間点灯し、普段は閑散とした田舎町の路地を賑やかに彩っています。近年は同地区の冬の風物詩として定着し、町内外からカップルや家族連れなど大勢の見物客が訪れ、町おこしにもつながっています。
 イルミネーションの準備には、11月の週末と祝日をすべて当てています。電球の購入費や電気代は、地区の夏祭りで同会が販売した焼きそばの売り上げなどでまかなっています。


■今年の開催概要
<点灯期間>
2011年12月1日~2012年1月3日
<点灯時間>
17時~21時 ※大晦日はオールナイトで点灯
<規模>
約35軒が参加。約500メートルの路地を彩る。電球の数は10万個以上。
<関連イベント>
すいとん、ゆず茶の無料サービス
12月3、10、17日 17時~(なくなり次第終了)

■アクセス
<車の場合>
中央道・甲府南インターを下りて市川方面へ進み、国道52号線に出る。静岡方面に進み、身延町に入ってから西島トンネルを抜け、最初の信号(峡南橋西詰)を右折。

<電車の場合>
山梨県・甲府駅から身延線に乗り、甲斐岩間(かいいわま)駅で下車。そこからタクシーで5分程度。


■身延町西嶋地区について
 450年以上の歴史を誇る西嶋和紙の産地として知られています。
戦国時代西嶋生まれの望月清兵衛が、和紙の製法を西嶋村に持ち帰り、武田信玄に献上しました。これを信玄は大いに喜び、自ら朱印を作らせて、西嶋で紙を作ることを許可したといわれています。
 第二次世界大戦後は画仙紙の開発にも全国に先駆けて着手し、故紙(ミツマタ等を原料とした使用済み製品)やワラなどを混ぜ合わせた高品質な和紙を創出。この画仙紙は、書道紙の命である発色やにじみ、筆ざわり等に非常に優れ、「甲州画仙」の名で現在も多くの書道家に愛されています。
 現在、西嶋地区には7軒の製紙業者があり、うち5軒は手漉きで和紙の製造を続けています。セイコー式簡易手漉き装置の発明によって作業の効率化に励むほか、卒業証書やインテリア、文具など和紙の新たな需要にも応え、新製品の開発にも力を注いでいます。


▼身延町ホームページ
http://www.town.minobu.lg.jp/

▼楽天×身延町ブログ「身延Life」
http://plaza.rakuten.co.jp/machi19minobu

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