【武蔵野大学】データサイエンス学部2年生が快挙! 国際学会IEEE/IIAI AIT 2020にてBest Paper Awardを受賞
~実践型ゼミ「未来創造プロジェクト」での研究成果を発表~
2021.01.20 12:40
武蔵野大学(東京都江東区)データサイエンス学部データサイエンス学科2年生の新田 拓真(にった たくま)さん、萩本 新平(はぎもと しんぺい)さん、柳瀬 愛里(やなせ あり)さんが国際学会IEEE/IIAI International Congress on Applied Information Technology (以下:IEEE/IIAI AIT 2020)にて論文発表を行い、上位2位までに授与されるBest Paper Awardを受賞しました。
【本件のポイント】
● IEEE協賛の国際学会にて、学部2年生が「Best Paper Award」受賞の快挙
● 実践型ゼミ「未来創造プロジェクト」の中で取り組む研究成果を発表、受賞
● 研究テーマは「指文字認識手法の実現」
● 実践型ゼミ「未来創造プロジェクト」の中で取り組む研究成果を発表、受賞
● 研究テーマは「指文字認識手法の実現」
【本件の内容】
IEEE/IIAI AIT 2020は今年で3回目を迎えるIEEE協賛の国際学会です。新型コロナウイルス感染症対策のため、今年度はオンラインでの開催となりました。本論文は、1年次から開始する実践形式のゼミ授業「未来創造プロジェクト」(※)で取り組んだ研究成果をまとめたものです。
具体的に本論文は、日本語の手話の中でも文字を指で表現する指文字に着目し、指文字が映っている動画から何の文字を表しているかを認識するシステムの実現方式について示しています。特に、その方式は、異常検知手法と類似度計量を組み合わせることで、高速に軽く指文字認識を実現することが特徴です。
院生や研究者が多く参加する国際会議発表の場で、学部2年生にてBest Paper Awardを受賞という快挙を達成しました。こうした国際学会におけるデータサイエンス学科生のBest Paper Award受賞は、今回で2例目となります。
具体的に本論文は、日本語の手話の中でも文字を指で表現する指文字に着目し、指文字が映っている動画から何の文字を表しているかを認識するシステムの実現方式について示しています。特に、その方式は、異常検知手法と類似度計量を組み合わせることで、高速に軽く指文字認識を実現することが特徴です。
院生や研究者が多く参加する国際会議発表の場で、学部2年生にてBest Paper Awardを受賞という快挙を達成しました。こうした国際学会におけるデータサイエンス学科生のBest Paper Award受賞は、今回で2例目となります。
※未来創造プロジェクト:
1年生~3年生にデータサイエンス学部で開設する少人数ゼミ形式の授業。各教員の指導の下、グループ学習や企業・官公庁との共同研究等を通じ、分野横断的に実社会の問題に取り組む。
【概要】
■国際学会名:IEEE/IIAI International Congress on Applied Information Technology (IEEE/IIAI AIT 2020)
■期間:2020年12月10日(木)~20日(日)
■開催形態:オンライン
■主催:Duta Wacana Christian University, Indonesia
■協賛:IEEE Indonesia Section
■論文タイトル:Finger Character Recognition in Sign Language Using Finger Feature Knowledge Base for Similarity Measure
■著者:Takuma Nitta, Shinpei Hagimoto, Ari Yanase, Takafumi Nakanishi, Ryotaro Okada, and Virach Sornlertlamvanich (Musashino University)
■期間:2020年12月10日(木)~20日(日)
■開催形態:オンライン
■主催:Duta Wacana Christian University, Indonesia
■協賛:IEEE Indonesia Section
■論文タイトル:Finger Character Recognition in Sign Language Using Finger Feature Knowledge Base for Similarity Measure
■著者:Takuma Nitta, Shinpei Hagimoto, Ari Yanase, Takafumi Nakanishi, Ryotaro Okada, and Virach Sornlertlamvanich (Musashino University)
【データサイエンス学科長 中西 崇文 准教授のコメント】
新田 拓真さん、萩本 新平さん、柳瀬 愛里さんが、1年生の時から未来創造プロジェクトの中で取り組んできた指文字認識手法の実現に関する研究の論文です。2年生で初の国際会議の場で発表し、院生や研究者が素晴らしい発表する中、Best Paper Awardを受賞できたことは快挙といえます。未来創造プロジェクトの活動の中でそれぞれ役割分担をし総力を結集して生まれた結果です。今後、より研究を深め、次の一歩を歩んでくれることを期待します
【受賞学生のコメント】
自分たちが取り組んできた研究の成果が学術界で評価され、Best Paper Awardという名誉ある賞を受賞できて光栄に思います。
今回取り組んだ研究は、手話の一種である指文字を低コストなシステムで実現させることを目指したものです。ここに社会的な課題の解決だけでなく、学術的な課題の解決や環境に優しいアルゴリズムの構築という観点も取り入れたことが評価に繋がったのではないかと考えています。
今回取り組んだ研究は、手話の一種である指文字を低コストなシステムで実現させることを目指したものです。ここに社会的な課題の解決だけでなく、学術的な課題の解決や環境に優しいアルゴリズムの構築という観点も取り入れたことが評価に繋がったのではないかと考えています。
研究が約1年でひとまず形になり、今回の国際学会で Best Paper Awardを頂けたこと、光栄に思います。また、このような研究にメンバーとして参加できたことが嬉しいです。共同で研究をしている2人や、これまで手厚くご指導くださった先生方には感謝してもしきれません。まだまだ解決すべき課題、考えるべき課題はたくさんあるので、一つひとつ解決するためにさらに研究に励みたいと思います。
新田さん、萩本さんと共に進めていた研究の成果がこのような場で認めて頂けたことは、非常に嬉しい限りです。一緒に研究をした2人、また学会の準備を手厚くサポートしてくださった中西先生、岡田先生には感謝の念が絶えません。今後、本研究を含む自分が関わっている様々な研究において、学術的・社会的に良い貢献ができるよう、日々尽力していきたいと思います。
【関連リンク】
■IEEE/IIAI International Congress on Applied Information Technology (IEEE/IIAI AIT 2020):http://iaiai.org/conference/ait2020/
■武蔵野大学データサイエンス学部:https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/data_science/
■武蔵野大学データサイエンス研究科データサイエンス専攻(修士課程)*2021年4月開設:https://www.musashino-u.ac.jp/academics/graduate_school/course/data_science/
【報道機関からのお問合せ】
武蔵野大学 経営企画部 企画・広報課 担当:菅原、山本
TEL:(03)5530-7403 FAX:(03)5530-3818
E-mail:kouhou@musashino-u.ac.jp
武蔵野大学 経営企画部 企画・広報課 担当:菅原、山本
TEL:(03)5530-7403 FAX:(03)5530-3818
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