北海道「写真の町」東川町は、1989年に建設された東川文化ギャラリーの大規模改修工事を終え、リニューアルオープンします。２月１日からはプレオープンとして、松本幸四郎写真展「Kesho」などを開催します。

東川文化ギャラリーは、写真の町宣言から４年後の1989年に開館した公共施設。今回の改修工事では、展示室を全面改装し、オフィスを中心に４つの展示空間が広がります。総面積は532㎡。撮影、トークイベント、展示など多目的に使えるスタジオと、メイドイン東川の家具を設えたラウンジを新設しています。
２月１日～26日にはプレオープン記念展として、松本幸四郎写真展「Kesho」、ポートレート写真展「Egao」、東川小学校４年生写真ワークショップ展、３月３日～20日は「井上浩輝写真展～北の大地のマージナルなふたり～」、東川FOCUS on gourmet写真展、三千櫻酒造写真展を開催。

さらに、グランドオープンの３月30日からは第36回東川賞受賞作家作品展が開幕。国内作家賞の長島有里枝氏、新人作家賞の上原沙也加氏、特別作家賞の高橋健太郎氏らが来場（予定）し、東川賞授賞式も開きます。また3月20日より歴代東川賞受賞作家屋外写真展も東川町中心部６ヶ所で展示が始まり、９月１日までのロングランで開催です。

東川町文化ギャラリーは１９８５年写真の町を宣言後、５年目となる１９８９年（平成元年）に完成しました。
今回の改修の大きな特徴は、「展示室全面改装」「スタジオ設置（レンタル可）」「ラウンジ設置」「収蔵庫拡大」となっています。