ふるさと納税で2020年に「実際に選ばれた」人気のカテゴリランキングを発表
【ふるさと納税ガイド】データで分かるふるさと納税 第五弾記事
主要12のポータルサイトに掲載されている返礼品を横断比較できるWebサービス「ふるさと納税ガイド」は「データで分かるふるさと納税」企画の記事として「2020年に実際に選ばれた人気のカテゴリランキング」をリリースしました。
集計データ概要:ふるさと納税で申し込んだ返礼品のカテゴリ
・データ集計期間:2020年10月1日-2020年12月31日
・集計データ:「ふるさと納税ガイド」を経由して発生した外部システムの成果データ
・対象:2020年10月-12月にふるさと納税ガイドを経由し各ふるさと納税サイトで寄付の寄付完了が外部システムで確認されたもののうち、選んだ返礼品に関する信頼性の高いサンプルのみを抽出して作成(調査サンプル:10万件以上)
調査結果①:ふるさと納税 カテゴリ別寄付件数ランキング
人気第1位は肉、2位は魚介・海産物、3位は果物
第1位から第3位には毎年人気で地域ごとの特色も出やすい肉、海産物、果物がそれぞれランクインしました。
【昨年度比較】ステイホーム・リモートワークの強い影響を感じる結果に
ふるさと納税ガイドでは、昨年も2019年10月-12月調査の結果を発表しています。昨年と比較すると、ステイホームの影響を強く受けていることが如実に現れる結果となりました。
2019年と比較して大きく順位を伸ばしたのが「惣菜・加工食品」です。順位は10位から4位に、全体に占める割合は前年の約5.8倍(2.1%→12.2%)と大幅な増加となりました。
ステイホームやリモートワークが加速した結果、自宅で気軽に食べられる、調理済の「ハンバーグ」や「うなぎ」、「餃子」などが特に人気でした。
また、ティッシュやトイレットペーパーなどの「日用品」もシェア率を前年の約1.6倍(5.43%→8.88%)に伸ばしました。
逆に、順位を大きく落としたのが「旅行券・ギフト券」です。順位は5位から9位に、全体に占める割合は7.39%→2.35%と大幅に減少しました。
不要不急の外出や県をまたいだ移動が制限される期間があった中で旅行券の人気が激減したことは、2020年の社会情勢を象徴するような結果となりました。
調査結果②:【肉類】ふるさと納税寄付件数ランキング
2020年ふるさと納税の人気カテゴリ別寄付件数ランキング第1位の「肉類」の内訳は次のとおりとなりました。
肉カテゴリの第1位は「牛肉」でした。ボリュームの多い切り落としが特に人気の結果となりましたが、牛タンやステーキなども根強い人気があります。
肉カテゴリの第2位は「豚肉」でした。日常的に使用する機会の多い豚肉の大容量セットが特に人気で、自炊の強い味方になる点が寄付を多く集めたポイントでした。
肉カテゴリの第3位は「肉セット」でした。複数種類の肉がセットになっている返礼品で、特に豚肉と鶏肉のセットが人気を集めました。
調査結果③:【魚介・海産物】ふるさと納税寄付件数ランキング
2020年ふるさと納税の人気カテゴリ別寄付件数ランキング第2位の「魚介・海産物」の内訳は次のとおりです。
魚介・海産物カテゴリの第1位は「蟹(かに)」でした。特にふるさと納税の利用者数が年間を通して最も多い12月は寄付数が大幅に伸びました。
魚介・海産物カテゴリの第2位は「鮮魚類」でした。特に還元率99.5%の「カツオのたたき」が昨年に続き強い人気となっています。
第3位は「明太子・たらこ」でした。寄附金額1万円で1kgもの大容量で届く明太子が強い人気を誇っています。
第4位は「貝類」でした。特に北海道の複数の自治体から提供されている「ホタテ」は毎年人気の高い返礼品となっています。
第5位は「鰻(うなぎ)」でした。日本国産のウナギの価格が年々高等する中で、ふるさと納税で貰える国産うなぎは根強い人気があります。
ふるさと納税ガイドとは
主要12のふるさと納税サイトを横断比較できる「ふるさと納税ガイド」。
各ポータルサイトの徹底比較や解説記事に加えて、人気順や還元率順の返礼品ランキングもご用意。
限度額計算シミュレーションやお金に関する記事は税理士が監修しています。
誰もがふるさと納税をもっと身近に感じ、もっと楽しんでもらえることを、そして魅力ある自治体の財源確保につながることを目指します。
各ポータルサイトの徹底比較や解説記事に加えて、人気順や還元率順の返礼品ランキングもご用意。
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