日本の伝統工芸のいまを発信するウェブメディア 『職人圖鑑』がオンラインギャラリーをOPEN!
第1回企画展「春を楽しむ伝統工芸~七人展~」(仮) 漆器、陶磁器、織物など、日本各地から7人の名工が登場
2021.02.04 09:30
日本の伝統工芸のいまを発信するウェブメディア『職人圖鑑』を運営する株式会社晴レノ日スタヂオ(本社:東京都台東区、代表取締役:瀬戸口ゆうこ)は、2021年3月20日(土)に、オンラインギャラリーをオープンします。
記念すべき、第1回企画展は、「春を楽しむ伝統工芸~七人展~」(仮)。日本各地から、伝統工芸士を含む選りすぐりの職人・作家7名の作品を展示します。
本企画展は、PCやタブレット、スマートフォンで無料で閲覧でき、ECサイトとリンクすることで、その場でショッピングもお楽しみいただけます。
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■開設背景
コロナ禍の影響で、イベントの開催が困難な状況が続いています。工芸展も例外ではなく、多くの展示会が延期になったり、開催しても集客に苦戦している状況です。そこで、『職人圖鑑』では、伝統工芸に携わる作り手の作品の発表・販売の場として「オンラインギャラリー」を開設いたします。
外出を控えており、展覧会に見に行けない、百貨店などにショッピングに行けないという方にもお楽しみいただけるよう、展覧会さながらの雰囲気を演出。指(マウス)でスワイプするだけで画面を切替えるなど、直感的な操作で誰でもが簡単に展覧できる仕様になっています。
■第1回企画展「春を楽しむ伝統工芸~七人展~」(仮)
1. 会期・会場
2021年3月20日(土)~4月4日(日) ※3月20日(土)10:00~公開します。
https://shokunin-zukan.jp/gallery
2. 出展者(五十音順)
・荒木永子 讃岐 かがり手まり(香川県)
江戸時代の庶民に愛された郷土玩具。木綿の糸を自然の草木で染め、芯は籾殻を紙に包み糸で巻き上げて手の感覚だけで球体を作っています。
・小岩井カリナ(小岩井紬工房) 上田紬(長野県)
真田幸村の父 昌幸が庶民に織らせた真田織りが始まりともいわれる上田紬。小岩井紬工房では、“見て楽しく、着て楽しい”着物はもちろん、日常が豊かになるようなバッグや小物なども制作。
・鈴木理規(鴨川萬祝染 鈴染) 萬祝染(千葉県)
大漁の際に船主から船子へと大漁を祝福し贈られた着物「萬祝」。鶴・亀・松竹梅といった昔ながらの縁起のよい図柄が染められています。
・鈴木工友(中郷窯) 信楽焼(滋賀県)
信楽の里に工房を構える中郷窯。鈴木さんのうつわは、自由闊達な絵付けが魅力です。プロの料理人たちに愛用されるうつわは、存在感がありつつも、料理を引き立てる力が図抜けています。
・高橋庸子 京鹿の子絞(京都)
鹿の子絞の本疋田(ほんびった)絞りは、絹の生地を絹の糸で、道具は指10本と指貫のみを使い、一粒一粒を丁寧に括っていく絞り技法。高橋さんは数少ない職人の1人です。
・田谷喜兵衛(田谷漆器店) 輪島塗(石川県)
200年以上の歴史を持ち、10代続く輪島塗の老舗。伝統的な輪島塗の技法を守りながら、新素材への漆塗装技術の応用にも力を入れています。本展では、創業者である田谷喜兵衛による作品が登場。
・藤本岳英・江里子(平戸藤祥五光窯) 三川内焼(長崎県)
江戸時代から伝わる三川内焼(江戸期の平戸焼)。今回は、緑がかった赤に温もりを感じる「青花釉裏紅」のうつわが登場予定です。
鈴木工友(中郷窯) 信楽焼
田谷漆器店 輪島塗(石川県)
藤本岳英・江里子(平戸藤祥五光窯) 三川内焼
■ウェブメディア『職人圖鑑』とは?
職人圖鑑
陶器や漆、織物、着物など、日本には素晴らしい伝統工芸があります。
しかし、近年は、残念なことに、後継者不足などにより、技術や文化が途絶えてしまうという話も後を絶ちません。
そこで、私たちは、国内外の人々にニッポンの工芸の素晴らしさや、“職人”という生き方や働き方を知ってもらい、興味関心を持ってもらいたいと思い、『職人圖鑑』日本語版・英語版を立ち上げました。
■会社概要
商号 : 株式会社晴レノ日スタヂオ
代表者 : 代表取締役 瀬戸口ゆうこ
所在地 : 東京都台東区鳥越1-11-3
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