「Zoom」「Uber Eats」「出前館」など、 注目ブランドがノミネート 日本最大規模のブランド価値評価調査 「ブランド・ジャパン2021」のノミネートリストを発表
2021.02.05 11:00
株式会社日経BPコンサルティング(東京都港区)は、2021年3月26日に発行を予定する「ブランド・ジャパン2021」で調査対象となる1,500のノミネートブランド(一般生活者編1,000ブランド、ビジネス・パーソン編500ブランド)を発表しました(表1~3)。
表1:ノミネートブランド(五十音順)【一般生活者編】_1
「ブランド・ジャパン」は日本最大規模のブランド価値評価プロジェクト。2001年に始まり、今回で21回目を迎えます(URL: https://consult.nikkeibp.co.jp/branding/brand-japan/ )。一般生活者の視点から企業ならびに製品・サービスの合計1,000ブランドについて評価を聞く一般生活者編と、ビジネス・パーソンの視点から500の企業ブランドについて評価を聞くビジネス・パーソン編で構成されます。
一般生活者編1,000ブランド、ビジネス・パーソン編500ブランドの調査対象の選出にあたっては、事前調査として毎年9月に行う「ブランド想起調査」を参考にします。これは、「衣」「食」「住」「電機・IT」「金融・不動産」など計12分野について、一般生活者から「評価している」または「好感を持っている」という肯定的なイメージのあるブランドを各分野5つまで自由に挙げてもらう純粋想起型の調査。この調査結果をもとに総合的に勘案して決定される一般生活者編1,000、ビジネス・パーソン編500のノミネートリストは、まさに“生活者の頭の中に刻まれた旬のブランド”。これらについて、2020年11月~12月にかけて改めて調査した結果を、「ブランド・ジャパン2021」として発行します。
■「Zoom」「Uber Eats」「出前館」のほか、おうち時間やテレワークといったコロナの影響に関連したノミネートが相次ぐ
一般生活者編1,000ブランドのうち、今回、新たにノミネートされたブランド(再ノミネートも含む)は69ブランドだった(表4)。その傾向を見ると、おうち時間やテレワークへのシフト、健康管理・衛生管理といったニューノーマルを実感する分野が目立った。例えばフードデリバリーサービス、免疫力向上・体調管理、除菌、給湯器・入浴剤、運動不足解消などの関連ブランドである。
フードデリバリーサービスでは「Uber Eats」「出前館」がノミネートとなり、免疫力向上・体調管理では「Kowa 興和」「富士薬品」「Dear-Natura ディアナチュラ」「Nature Made ネイチャーメイド」「明治ブルガリアヨーグルト」が挙がった。このほか除菌ではアルコールハンドジェルを販売している「ALBION アルビオン」「Dr.Ci:Labo ドクターシーラボ」、給湯器・入浴剤では「Paloma パロマ」「Kneipp クナイプ」、運動不足解消では自転車ブランドの「GIANT ジャイアント」「Bianchi ビアンキ」、スポーツクラブの「RENAISSANCE ルネサンス」、スマートウォッチの「XIAOMI シャオミ」がノミネートに入った。このほかテレワークでは「Zoom」がノミネート。いずれも生活スタイルの変化が想起ブランドに色濃く出ていることが分かる。
表1:ノミネートブランド(五十音順)【一般生活者編】
https://consult.nikkeibp.co.jp/common/images/news/2021/0201bjn/BJ2021_nominate_1.pdf
表2:ノミネートブランド(五十音順)【ビジネス・パーソン編】
https://consult.nikkeibp.co.jp/common/images/news/2021/0201bjn/BJ2021_nominate_2.pdf
表3:ノミネートブランド(業種別一覧)【一般生活者編、ビジネス・パーソン編】
https://consult.nikkeibp.co.jp/common/images/news/2021/0201bjn/BJ2021_nominate_3.pdf
表4:新規ノミネートブランド【一般生活者編】
https://consult.nikkeibp.co.jp/common/images/news/2021/0201bjn/BJ2021_nominate_4.pdf
■ブランド想起調査2021
「ブランド・ジャパン」で調査対象とする延べ1,500ブランドを選定するための事前調査。企業および製品・サービスの計12分野について、「評価している」または「好感を持っている」ブランドを、各分野5つまで自由に記入してもらうことで、どのブランドがどれだけ高い評価・強い好感をもって一般生活者に記憶されているかを測る純粋想起調査。この結果を、「ブランド・ジャパン」の調査対象リスト選考に使用する。
●調査対象分野
企業編(総合)/企業編(BtoB)/衣/食/住/健康・福祉/車/電機・IT/流通・運輸/金融・不動産/情報・教育/趣味・レジャー
●調査機関
日経BPコンサルティング
●調査方法
インターネット調査。日経BPコンサルティングのインターネット調査システム「AIDA」を使用。
●調査期間
2020年8月27日~ 9月2日
●回収数
1,800サンプル
●集計方法
回答はすべて純粋想起による自由記述のため、集計に当たってコーディングを実施。
●調査対象分野内のサブカテゴリ変更点
今回は下記の調査対象分野のサブカテゴリを追加。
【食】 フードデリバリーサービス
【流通・運輸】 ドラッグストア/宅配
【情報・教育】 オンライン会議システム
■ブランド・ジャパン
国内で使用されているブランドを一般生活者とビジネス・パーソンが評価する、日本最大規模のブランド価値評価調査プロジェクト。一般生活者から回答を求める「一般生活者編」(調査対象1,000ブランド)と、有職者にビジネス・パーソンとしての立場から回答を求める「ビジネス・パーソン編」(同500ブランド)から成る。2001年に第1回調査を実施し「ブランド・ジャパン2021」で21回目を迎える。
■日経BPコンサルティング
日経BP社全額出資の「ブランドコンサルティング」「調査」「企画・編集」「制作」など、ブランド、デジタル、コンテンツ関連の
ソリューション提供企業。(2002年3月1日設立。資本金9,000万円)
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