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インテックとアシスト、生化学工業のデータ活用基盤を構築

~会計システムの保守切れを契機に、事業環境の変化に対応できる経営基盤を整備~

2021.02.02 17:30

株式会社インテック(本社:富山県富山市、URL: https://www.intec.co.jp/ 、以下、インテック)と株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、URL: https://www.ashisuto.co.jp/ 、以下、アシスト)は、生化学工業株式会社(本社:東京都千代田区、 https://www.seikagaku.co.jp/ 、以下、生化学工業)における全社規模のデータ活用基盤の構築に、インテックが提案しアシストが提供する製品群を導入し、事業環境の変化に迅速に対応できるシステム構築を実現したことを発表します。

ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸などを研究する糖質科学の分野に特化した研究開発型製薬企業である生化学工業では、以前より営業部門や経理部門を中心に社内でのデータ活用を推進してきました。しかし実務に必要なデータだけを基幹システムから抽出し、クライアント型BIツールで日々のデータ集計作業を行うにとどまり、本格的なデータ活用やビッグデータ分析までは至っていませんでした。また、業務データが各部署に散在し、それぞれの部署が独自に管理していたため全社規模での俯瞰的なデータ活用が難しい状況となっていました。

生化学工業では、稼働していた会計システムの保守切れをきっかけに、基幹システムの構成見直しを行い、事業環境の変化に柔軟かつスピーディーに対応可能な経営基盤およびそれを支える情報基盤の整備を目指すプロジェクトが発足しました。全社規模でデータを一元管理できるDWH製品、データ連携製品、利用者が自在にデータを集計・分析できるBIツールの選定を開始し、それらの基盤として採用されたのが、インテックから提案された、アシスト提供のソリューションです。製品群は全て、アシストのデータ活用ブランド「aebis(エビス)」にラインナップされています。

aebisはデータの収集・連携からDWH基盤の構築、フロントとなるBIの設計まで、データ活用に必要なプロセスや方法論が一貫して確立されていることに加え、現場で利用を定着させるための施策まで網羅されており、現場の自主性に任せてデータ活用を推進したいという生化学工業の思惑と合致していました。また、aebisでは様々なベンダーの製品を適材適所で利用しますが、生化学工業ではIT部門の負荷軽減と利用者のユーザビリティを重視したことから、社内の業務システムからデータ抽出するETLツールに「DataSpider Servista」、DWH基盤のデータベース製品は「Oracle Cloud Infrastructure」のDatabase Cloud Service、BIツールとして「Qlik Sense」を組み合わせたデータ活用基盤を構築し、2019年4月から順次リリースを開始しました。同時に国内2カ所に設置された工場のデータ可視化のプラットフォームとしても今回の基盤を適用しています。

現在生化学工業では、各部署では既存システムの置き換えが順次進み、工場のデータ可視化のプラットフォームでは、生産状況、廃棄率、在庫などの情報をリアルタイムで可視化するアプリを現場主導で独自開発し、その数が12にのぼるなど、現場でのデータ活用が定着しつつあります。今後はIoTセンサーから取得したデータをAI分析し故障の予兆検知を行うなど、データ活用のさらなる高度化に向けて推進していく予定です。

事例に関する詳細URL:
https://www.ashisuto.co.jp/case/industry/medical/seikagaku_aebis_2020.html
https://www.ashisuto.co.jp/case/industry/medical/seikagaku_oc_2020.html

■「aebis」に関するお問い合わせ

株式会社アシスト 東日本技術本部 情報基盤技術統括部 ビジネス推進部 担当:鈴木
TEL:03-5276-3653
aebis URL: https://www.ashisuto.co.jp/aebis/
お問い合わせURL: https://www.ashisuto.co.jp/pa/contact/aebis.html

■ニュースリリースに関するお問い合わせ

株式会社インテック 産業事業本部 製造営業部
TEL:03-5665-9972

株式会社アシスト 広報担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL: https://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

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