ダークトレース、リモートワークの拡大とサイバー攻撃の大規模化で クラウドネイティブなAIセキュリティプラットフォームの需要が急増
世界をリードするサイバーAI企業、Darktrace(以下、ダークトレース、本社:英国ケンブリッジ、米国サンフランシスコ)は、このたび企業が在宅勤務への移行や新手のサイバー攻撃の急増に伴うセキュリティ課題に取り組む中で、組織における個々のユーザー、デバイスの挙動やそれらの関係性を常時自己学習・可視化することで、通信異常を自動検知・遮断するDarktrace Immune Systemの最新アップデートであるVersion 5の需要が急増したことを発表します。
SolarWindsを介して数千の重要な機関・組織に不正アクセスの脆弱性をもたらしたハッキング事件でセキュリティ業界が震撼した2020年12月、数々の受賞歴を誇るダークトレースのサイバーAI技術のトライアル導入リクエストは前年同月比で1.4倍に増加しました。ダークトレースの顧客基盤は現在、Micron(米国)、Rolls-Royce(英国)、NHS信託(英国)など4,500社以上の組織に拡大し、最近では従業員数も1,500人に増加しました。
ダークトレースのCEO、ポピー・グスタフソンは、「SolarWindsに関連した悪質なキャンペーンを含む最近の攻撃は、デジタルシステムの内部に潜む密かな侵入者から組織を保護するためにシグネチャベースのツールはもはや不十分であることを露呈しています。ダークトレースのAIは、このような新しいタイプの脅威を検知し、その拡散を遮断するためにリアルタイムに介入するように設計されています。旗艦製品の最新アップグレードに対する世界的な需要の高まりは、従来のネットワーク内部に加えて、クラウド、Eメール、ホームオフィスを含むデジタルインフラ全体を保護しようとするCISOを、Darktraceが独自の立場で支援していることの証左です」と述べています。
ダークトレースのCSO(最高戦略責任者)、ニコール・イーガンは、「ダークトレースにはイノベーションの歴史があり、最も複雑な攻撃に自動対処するために必要なテクノロジーをお客様に提供し続けています。企業がリモートワークに移行し、ますます多くのクラウドベースのツールを採用するようになったことで、クラウドネイティブかつ自律的なサイバー防御のニーズが高まっているのです」と述べています。
Darktrace Immune SystemのVersion 5は、Antigena Email、Antigena SaaS、クライアントセンサー、Enterprise Immune System、Industrial Immune Systemを含むダークトレース各製品をアップグレードしたもので、ダークトレースが製品ポートフォリオを同時にアップグレードした初めてのケースであり、顧客のデジタル資産全体を完全保護するというダークトレースのコミットメントを強調しています。
英ウェールズの住宅協会、Linc Cymru Housing Associationの技術マネージャー、ピーター・マーフィー氏は、「Version 5における技術革新は傑出しており、新たなクラウド環境に追加導入できる柔軟性からクライアントセンサーが拡張する可視性まで、セキュリティチームが求める現在のニーズにこの上なく合致しています。クライアントセンサーを駆使することで、ダークトレースがかねてから提供するリアルタイム分析をVPN外で発生している危険な通信や悪意のある挙動にまで関連づけることができます。我々が導入している他のセキュリティツールは、この点で非常にサイロ化されており、問題や異常の根本原因を特定することが困難です」と述べています。
英国ブリストルに拠点を置く自転車小売企業、SaddlebackのITマネージャー、ジョン・ウェイガー氏は、「ダークトレースは、ITチームにもう一人の人間がいるようなものか、それ以上のものです。24時間365日体制のITチームに別の人を雇っても、同じ価値を得ることはできません。Cyber AI Analystの機能強化や、クラウドサービスや各種コラボレーションツールにおける自動遮断など、Version 5の新機能には特にその傾向が見られます」と述べています。
英チャネル諸島に拠点を置くクラウドサービスプロバイダー、CalligoのCISO、マーク・へリッジ氏は、「Cyber AI Analystの新機能は、私のチームに真の価値をもたらしてくれました。AI Analyst は洗練されており、そのインテリジェンスは明確かつすぐにアクション可能なため、経験の浅い新入社員であっても、初日から使用して学ぶことができます」と述べています。
【参考資料】
ダークトレースについて
ダークトレースは、サイバーセキュリティ分野で世界をリードするAI企業で、ネットワーク上の脅威を自動遮断する技術を世界で初めて開発しました。世界各国で4,500社以上に導入実績があり、クラウド、Eメール、IoT、従来型ネットワーク、エンドポイント、産業用制御システムなど、組織のデジタル環境を全域にわたり網羅的に防御しています。
人間の免疫システムに着想を得たダークトレースの自己学習型AIは、内部脅威、リモートワークのリスク、ランサムウェア、データの損失、サプライチェーンの脆弱性などを含む未知の脅威をリアルタイムに検知・調査・遮断します。
従業員数は1,500名を超え、本社は米国サンフランシスコと英国ケンブリッジにあり、世界に44の拠点を置いています。ダークトレースのAIは平均3秒毎に新たなサイバー脅威に自動対処しており、損害がもたらされる前に顧客を保護しています。
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