車両の抗ウイルス加工が新型コロナウイルスを99.9%以上減少

車両の抗ウイルス加工が新型コロナウイルスを99.9%以上減少

 近鉄では、車内衛生環境の向上を目的として、昨年8月に全車両(約1,900両)に抗ウイルス・抗菌を目的としたコーティング加工を実施しました。

 これまでも本コーティング加工でインフルエンザウイルスなどに効果が確認されておりましたが、加えて今回、施工会社である株式会社清華堂が外部機関に依頼し、ISO 21702試験法によって得られた試験結果により、この加工面において、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が24時間で99.9%以上減少する効果が確認されたことが発表されました。

 今後もより安心して近鉄電車をご利用いただけるよう努めてまいります。



試験結果の詳細については、施工会社(株式会社清華堂)のホームページをご覧ください。

(URL)https://seikadou-release.com/seikadou-srw-30/


(参考)

1.本コーティング加工で、既に効果が確認されているウイルス・菌の種類
  
  ・インフルエンザウイルス(H3N2)
  ・ネコカリシウイルス(ノロウイルス代替)
   [試験方法] 国際規格(ISO 21702)にて規定されている抗ウイルス試験
    
     ・大腸菌
   ・黄色ブドウ球菌
   [試験方法] 国際規格(ISO 22196)にて規定されている抗菌試験

2.車内コーティング加工の効果

  抗ウイルス剤でコーティング加工された、一般車両のつり革・手すり・座席な

  ど、特急車両の手すり・座席・テーブルなどに、ウイルスや菌が接触すると、そ

  のタンパク質が変性し、結果として特定のウイルスや菌を減少させます。

                                    以上

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