ポップアートで溢れるお寺に泊まれる？1300年の歴史を持つ高知県四万十町の「岩本寺」でアッと驚く体験を！

2021.02.23 11:00

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1300年の歴史を誇る高知県四万十町の寺院「岩本寺(いわもとじ)」は、お寺で泊まれる「宿坊(しゅくぼう)」の新企画を2021年から本格スタートしました。

修行体験

従来はお遍路参りや慰安旅行の目的で人々に親しまれていた岩本寺。

そんな歴史ある寺院として知られる岩本寺で「宿坊」(＊1)体験ができる当企画は、昨年から続くコロナ禍で海外旅行の自粛が求められているこの機会だからこそ『日本の古き良き文化を体験してもらい「寺泊」を国内旅行の選択肢にしたい！』『そして街に訪れる人々を元気にしたい！』という思いから実現しました。

この度は岩本寺の新しい取組みについてお知らせ致します。

＊1　一般の参拝者が寺院に泊まる事ができる宿泊施設

■背景

座禅

「岩本寺」は、令和2年6月に日本文化を体験できる宿泊施設として、国土交通省「観光庁」に認定されました。

従来までの「お遍路疲れを癒すもの」という宿坊のイメージから進化するため、身近に日本文化を体験できる14のプログラムを用意しました。更にお部屋の天井や境内には現代美術の『ポップアート』を取り入れ若い世代や海外の人々にも泊まってもらえるようなお寺に進化させました。

ポップアートが溢れるお寺に変身させるべく協力をいただいたのは、FILA(フィラ)やCOACH(コーチ)、STARWARS(スターウォーズ)とのコラボレーションや、グッズのイラストを手掛ける日本を代表する現代アーティスト「SHETA(シータ)」氏。

宿坊で日本文化に浸るひと時が、Withコロナ時代の疲れやストレスを癒し、気分を晴れやかにしてくれます。

▼動画『POPアート編』

https://www.youtube.com/watch?v=9fiB4q2Y7hg

■1300年の歴史を誇る『岩本寺』の新しい取組み

ポイント(1)　四万十川(しまんとがわ)での水中禅や岩本寺での護摩修行が体験できる

水中禅

日本最後の清流と言われる「四万十川」で、坐禅と写経により心を整えることができます。また、護摩壇(ごまだん)と呼ばれる炉(ろ)で火を焚くことで煩悩を焼き尽くし、心身を清めることができます。

ポイント(2)　境内にあるカフェではビーガンカレーや薬膳スープ、おしるこが味わえる

ビーガンカレー

四万十町自慢の香り米「仁井田米(にいだまい)」を使用したビーガンカレーを食べることができます。また、特産の四万十生姜を効かした薬膳スープ、地元の隠れた名店「よしだや羊羹(ようかん)」の甘さ控えめのおしるこ等、ここでしか味わうことのできない一品を堪能できます。

ポイント(3)　宿坊ではサウナ付客室プランやお寺BBQ、焚火デトックスが楽しめる

サウナ

ポップアートが描かれた宿坊には、サウナ付きの客室があり心も身体もリフレッシュすることができます。また、地元の食材をふんだんに使用したBBQや焚火によるデトックス等、心身をしっかりと癒やすことのできるおもてなしが多数用意されています。

■「岩本寺」でアッと驚く体験をしよう

▼動画『お遍路、修行編』

https://www.youtube.com/watch?v=xOjeUgEkL3c

「岩本寺」では、ナチュラル(四万十川)、ウェルネス(癒し)、スピリチャル(お遍路)をキーワードにした水中禅、護摩、坐禅、写経、ヨガなどさまざまな修行体験ができます。岩本寺の住職である『窪博正住職』は「寺泊(てらはく)を国内旅行のスタンダードにし、日本の観光文化を変える新しい取組みにしたい」と語っています。

最近では若い人たちの宿泊利用も増えており、水中禅や護摩修行といった普段体験することのできない日本文化や随所に描かれたポップアートに触れることが、若い世代の方々がもつ従来のお寺のイメージを変えるきっかけになると期待しています。

『どんな方にも来ていただけるようなお寺』を目指し、今後も新たなことに挑戦しつづけていく住職の姿から目が離せません。

寺泊は、普段の宿泊とは違う『非日常体験』をお楽しみいただけます。ぜひ一度この機会に体験してみてください。