SDGsを意識した複合機用原稿送装置の包装材で 世界包装機構が主催する「ワールドスター2021電子部門」を受賞しました
2021.02.15 13:15
京セラ株式会社のグループ会社である京セラドキュメントソリューションズ株式会社(社長:伊奈 憲彦、以下:当社)は、当社の複合機に搭載されている両面自動原稿送装置の包装材が、世界包装機構(WPO : World Packaging Organization)が主催するワールドスターコンテストにおいて「ワールドスター2021電子部門」を受賞しましたのでお知らせします。
このコンテストは、各国のパッケージングコンテストで入賞した製品包装のみがエントリーする事ができる、国際的に権威のあるコンテストです。コンテストでは、包装材の環境適合性、経済性、独創性などを審査し、特に優れた作品に「ワールドスター」が授与されます。今回の受賞で10回目となりました。
今回受賞した段ボール緩衝材を用いた両面自動原稿送装置の包装は、SDGsの17目標の一つである「12.つくる責任 つかう責任」などを意識し、製品ライフサイクルを通じ、二酸化炭素の排出量の低減と、有害物質の排出を削減するため、緩衝材にプラスティックを使用せず、すべて段ボールで構成しています。また、両面自動原稿送装置の複雑な形状にあわせて、衝撃を効率的に吸収する緩衝材を設計する必要があり、段ボールの折畳み形状を工夫したことにより、緩衝性が高い効率の良い包装を開発しました。
なお、本作品は昨年日本で開催された2020日本パッケージングコンテストにおいて「工業包装部門賞」を受賞しております。日本パッケージングコンテストは、公益社団法人日本包装技術協会の主催により、優れたパッケージとその技術を開発普及させることを目的に、毎年開催されている日本の包装分野における最大のコンテストです。
当社は、SDGsを意識した環境と梱包性能の向上を追求するために、製品包装材を自社で開発設計しており、その技術力は国内外で高い評価を受けています。今後も包装材を必要最低限にできるよう削減に取り組み、環境対応に配慮した包装設計を続けてまいります。
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