日本初、世界文化遺産 真言宗醍醐派 総本山醍醐寺に 株式会社PLUSONE(プラスワン)が抗ウイルスコーティング 「ナノゾーンコート」の施工を実施!
2021.02.19 10:45
株式会社PLUSONE(本社:京都市上京区)は、総本山醍醐寺で毎年2月23日に行われる「五大力尊仁王会(通称 五大力さん)」の行事に合わせ、御参拝者皆様の安全に最大限の配慮をしたいとの醍醐寺の強いご要望を受け、当社と醍醐寺との共同プロジェクトとして両社で綿密に協議を重ね、新型コロナウイルスに有効な光触媒酸化チタンコーティング(ナノゾーンコート)を境内全体に施工致しました。施工は、4回(1月28日、2月8日、2月14日、2月21日)にわけて行いました。世界文化遺産への施工は日本初の試みとなります。
施工場所は、霊宝館(平成館、本館、仏像棟、フレンチカフェ ル・クロ スゥ ル スリジェ)、金堂、三宝院、修証殿、寺務所、観音堂、不動堂、女人堂、雨月茶屋、食事処寿庵、各売店、各受付、トイレ(境内全体)、手すり、椅子等、参拝者さまが使われる小物類まで隅々にナノゾーンコーティングを実施致しました。2月23日に行われる「餅上げ力奉納」の競技に使用するお餅にも感染症対策に配慮してナノゾーンコートを施工。3月から始まる桜のシーズンの人出の増加を見越し、ナノゾーンコートを実施いたしました。
醍醐寺施工
ナノゾーンコートの可視光応答形光触媒の液剤は、本事業の品質管理を目的とした組織である一般社団法人未来環境促進協会が、認定特定非営利活動法人バイオメディカルサイエンス研究会の協力のもと行った新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する有効性実験において「細胞核(RNA)まで分解し不活化した」という結果を得ており、感染拡大防止への効果が認められております。試験方法、結果については下記の通り。
【試験方法】
JIS R 1702準拠。国立感染症研究所の公定法に従い、東京都の某ホテル床から実際に採取した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検体を可視光応答形光触媒の液剤の光触媒酸化チタンコーティングをしたガラス板に塗布し、LED光源下1000Luxで照射。その後、PCRならびにNested PCRその後の電気泳動法にて解析。
【試験結果】
環境中より採取した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検体について、可視光応答形光触媒の液剤で光触媒酸化チタンコーティングした光触媒担体で処理すると、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検体は、LED光源下照射後には瞬時に分解がはじまりPCRならびにNested PCRで30分後には検出限界以下となった。これにより新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検体の細胞核(RNA)は可視光応答形光触媒によって分解され、抗ウイルス活性が認められた。
※2020年10月26日に試験結果報告書を取得済み
新型コロナウイルスは長時間浮遊できずに落下します。その際にナノゾーンコートが施工されていれば不活化するといった効果が見込めます。
新型コロナウイルスは「靴が運ぶ」と言われるほどに自然環境下において不活化までに時間を要しますので、再浮遊による感染、接触感染など、感染拡大を抑える効果が期待されております。これからの行楽シーズンで人の移動が増えることが予想されることから、一定の感染症対策の効果が期待できると考えています。
■株式会社PLUSONEについて
株式会社PLUSONEは、京都市を中心に、不動産の保有、開発、売買、仲介、賃貸、不動産管理、駐車場運営を、京都、大阪、滋賀、奈良、兵庫、東京、福岡にて展開しており、昨年5月より一般社団法人未来環境促進協会の正規代理店として、新規事業を開始致しました。
京都においては西国三十三所第十七番札所、名刹六波羅蜜寺(京都市東山区)の施工を皮切りに真言宗智山派総本山智積院(京都市東山区)他多数の寺社を中心に関西エリアで着実に施工実績を積み重ね、昨年12月に北海道営業所を開設。浄土真宗本願寺派慶雲寺(北海道美瑛町)、学校法人旭川龍谷高校を施工し、北海道エリアでも施工実績を伸ばしております。また、現在は京都の医療機関との実証実験を行っており、これから大学との共同研究にも取り組む予定です。今後は抗ウイルスコーティング事業(ナノゾーンコート)の確かな実績をもとに、全国で同事業に協賛して頂ける認定施工店の募集に力を入れ、本事業の拡大を目指して行きます。また大小様々な商業施設、医療機関、介護施設、飲食等にも質の高いサービスの提供を目指し事業を行います。
■ナノゾーンコートの施工、加盟店のお問い合わせについて
TEL: 0120-406-765