下水汚泥焼却発電システムを受注 (札幌市向け)
2021.02.16 09:30
株式会社タクマ(本社:兵庫県尼崎市、社長:南條博昭)はこのたび、日本下水道事業団が発注し、札幌市に納入する「札幌市西部スラッジセンター2系焼却施設機械設備工事」(以下、「本工事」)を受注いたしました。
札幌市では、「札幌市下水道ビジョン2030」で目指す低炭素・循環型社会の実現に向け、省エネルギー設備の導入によるエネルギー使用量の削減や下水汚泥が有する未利用エネルギーの有効利用などを推進しています。
既設汚泥焼却炉の更新となる本工事に際して、当社は、省エネ型焼却炉であるストーカ炉と発電設備による創エネを組み合わせた、省エネ・創エネ型の汚泥焼却発電システム(以下、「本システム」)を納入し、省エネルギーと下水汚泥の有効利用、さらには温室効果ガスの削減を実現します。
札幌市では、「札幌市下水道ビジョン2030」で目指す低炭素・循環型社会の実現に向け、省エネルギー設備の導入によるエネルギー使用量の削減や下水汚泥が有する未利用エネルギーの有効利用などを推進しています。
既設汚泥焼却炉の更新となる本工事に際して、当社は、省エネ型焼却炉であるストーカ炉と発電設備による創エネを組み合わせた、省エネ・創エネ型の汚泥焼却発電システム(以下、「本システム」)を納入し、省エネルギーと下水汚泥の有効利用、さらには温室効果ガスの削減を実現します。
【本システムの特長】
1.焼却廃熱のカスケード利用(※1)により、補助燃料が不要なほか、電力使用量やCO2排出量を削減(※2)
※1 蒸気発電機で発電し、その排蒸気を乾燥機や空気予熱器に利用。その余剰分は更にバイナリ発電機で発電。
※2 汚泥性状によっては、本システムでの使用電力を発電によりすべて賄うことも可能。
2.900~1,100℃程度の高温燃焼により、温室効果ガスである一酸化二窒素(N2O)を削減
詳細はこちら
※1 蒸気発電機で発電し、その排蒸気を乾燥機や空気予熱器に利用。その余剰分は更にバイナリ発電機で発電。
※2 汚泥性状によっては、本システムでの使用電力を発電によりすべて賄うことも可能。
2.900~1,100℃程度の高温燃焼により、温室効果ガスである一酸化二窒素(N2O)を削減
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全国では約300基の下水汚泥焼却施設が稼働しておりますが、下水汚泥の資源・エネルギーとしての有効利用ニーズはこれまで以上に高まっています。当社における本システムの受注は全国で3件目、日本下水道事業団からの受注は初号機となります。これからも全国の施設へ本システムの積極的な提案を進め、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
事業の概要
発注者/納入先 日本下水道事業団/札幌市
受注者 株式会社タクマ
工事名 札幌市西部スラッジセンター2系焼却施設機械設備工事
建設場所 札幌市手稲区手稲山口
工事内容 汚泥焼却設備の設計・製作・据付工事・試運転
施設規模 100t/日×1炉(ストーカ炉)
発電出力 約200kW
契約金額 43億8,000万円(消費税抜き)
契約工期 2020年11月11日 ~ 2024年3月5日
受注者 株式会社タクマ
工事名 札幌市西部スラッジセンター2系焼却施設機械設備工事
建設場所 札幌市手稲区手稲山口
工事内容 汚泥焼却設備の設計・製作・据付工事・試運転
施設規模 100t/日×1炉(ストーカ炉)
発電出力 約200kW
契約金額 43億8,000万円(消費税抜き)
契約工期 2020年11月11日 ~ 2024年3月5日
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