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麗澤大学×麗澤中学「英語劇を通じて学ぶ」 ~変化しつづけるグローバル社会に必要な「つなぐ学び」~

2021年2月25日 オリジナル脚本『Momotaro』公演

2021.02.22 13:30

麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:松本卓三)は、中学校に設置されているアドバンスト叡知コースでは、特別プログラムとして英語劇に取り組んでいます。今回はその集大成として、オリジナル脚本「Momotaro(桃太郎)」を公演します。

本校に設置されている「叡知コース」では、机上の学習に留まらず、冷静かつ客観的に物事を見つめ得る深い洞察力、世界にあふれる様々な課題の本質に切り込むことのできる分析力、複雑な諸問題に立ち向かう問題解決能力、仲間と協力し合い、ときに周囲を牽引していく発信力、そしてそれらを動かす行動力を育成します。今回の取り組みを、その集大成として位置づけ実施します。

英語劇は、単に英語の学びを深めたり、4技能を強化したりすることをだけを目的にしているのではなく、異国の文化・習慣、演者だけでなく、役割を通じて得られるチームワーク、目の動きから指先まで意識することでのプレゼンテーション能力・表現力、役の心理まで追求することでの他者理解などグローバルな社会に必要なスキルを身につける最善の方法の一つであると考えています。

系列校である麗澤大学では、その教育が1935年の開学以来、英語劇グループで実践されており、俳優・田中邦衛(たなか くにえ)氏をはじめ、各界で活躍する人材を数多く輩出してきました。

今回、脚本・演出を同大学で長年英語劇を指導してきたGavin Bantock(ギャビン バントック)氏と、大学OBで、麗澤中学校英語科教員の林 大輔(はやし だいすけ)を中心に指導を進めました。

林先生は、「コロナ禍で音声を発することが困難な時期も、様々な工夫と努力で乗り越え、今本番を迎えようとしています。世界的な危機的状況や緊急事態宣言などを経て、人と人とのつながり方に変化が生まれている中で、生徒たちが英語劇を通じて体感した「学び」は、これからの世界がどんな変化を遂げても、人とのつながりを深める一つの手段なることを期待しています。」とコメントしています。
練習中の様子

【英語劇「Momotaro」概要】

■日時:2021年2月25日(木)16:10~16:30
■会場:麗澤大学生涯学習プラザ1F プラザホール
■英語劇メンバー:麗澤中学校 3年A組 24名

【担当教員のプロフィール】

■Gavin Bantock(ギャビン バントック)
元麗澤大学教授、元麗澤大学英語劇部顧問兼演出家
オックスフォード大出身。40冊以上の著書がある。1969年より麗澤大学で教鞭をとり,約50年間英語劇の指導を続け、シェークスピアの作品を中心とした約200作品以上の公演を実現した。

■林 大輔(はやし だいすけ)
英語科/アドバンスト叡知コース5年生担任
麗澤大学英語劇グループ出身。学生時代から英語劇に関わり,当時SELHiであった一貫校で英語劇を通じた英語教育の指導に携わる。

■萩原 瑞樹(はぎわら みずき)
数学科/アドバンスト叡知コース3年生担任
早稲田大学大学院修了。2014年から麗澤中学・高等学校で教鞭を執り、AEコース4期生の担任を務める。

【麗澤中学・高等学校について】

麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。
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