次亜塩素酸ナトリウムの圧縮タオルFASTAID(TM)を 震災被災地へ寄付 ~被災地の衛生性改善、感染症対策支援~
2021.03.03 13:00
三井化学ファイン株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長:鶴田 智)は、2021年2月13日に発生した福島県沖地震における被災地の衛生性改善のため、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームを通じて、次亜塩素酸ナトリウムと圧縮タオルを2in1パッケージにした「FASTAID(TM) ウイルス・スウィーパータオル」720個を、現地で活動を続ける特定非営利活動法人オペレーション・ブレッシング・ジャパンに2021年3月1日にお届けしましたので、お知らせいたします。
今回の福島県沖地震において、一部被災地では断水が長引いている状況があり、地元自治体やボランティアの方々による飲料水の運搬が実施されております。しかしながら必要な生活用水は不足しており、衛生性の課題が残っているため、FASTAID(TM)を飲料水と共に各戸へ配布することとなりました。また、配布を担当する職員のみなさまの感染症対策としても活用いたします。
FASTAID ウイルス・スウィーパータオル
(写真)OBJ提供
■今回の寄付について
寄付先 :特定非営利活動法人(認定NPO法人)ジャパン・プラットフォーム
寄付物資:FASTAID(TM) ウイルス・スウィーパータオル 720個
配布先 :特定非営利活動法人(認定NPO法人)オペレーション・ブレッシング・ジャパン
〒975-0061 福島県南相馬市原町区大木戸字金場77(南相馬ジャスモール内)
■FASTAID(TM) ウイルス・スウィーパータオルとは
( https://www.mkf.co.jp/development/fastaid/ )
特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム、特定非営利活動法人CWS Japan、三井化学株式会社(代表取締役社長:橋本 修)などと共に進めている災害支援イノベーション共創イニシアチブ「More Impact(モア・インパクト)」から生まれたコンセプトで、三井・ダウ ポリケミカル株式会社(代表取締役社長:舘野 均)のロック&ピール(R)技術を活用して2in1パッケージにした災害支援イノベーション製品です。
近年、地球温暖化などの理由から自然災害が増えており、それに伴う被災者は世界中で6,850万人(2018年)*1にのぼります。同時に被災地での衛生の課題は深刻となり、災害の長期化とともに2次災害のリスクは急激に高まっています。本製品は、使用したいときにパッケージに記載されたインストラクションに従って袋を押すと次亜塩素酸ナトリウムが圧縮タオルが封入された別の室を浸し、ウイルス・スウィーパータオルが完成します。本製品は、防災・減災・災害発生時の救済インパクト向上に貢献するイノベーティブ製品のアイデアソンから生まれたものですが、必要な時にその場で瞬時に次亜塩素酸ナトリウムを使用できることから、災害時のみに留まらず病院や介護施設、ホテル、乗り物内など様々な使用場面が想定されます。
*1 Centre for Research on the Epidemiology of Disasters, “Natural Disasters 2018”
■FASTAID(TM) ウイルス・スウィーパータオルの使用方法
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