二酸化塩素の新型コロナウイルスに対する不活化を確認 ~東北大学との共同研究成果を発表~
2021.03.15 15:00
大木製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松井 秀正、以下 大木製薬)は二酸化塩素の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する不活化効果を確認したことを、国立大学法人東北大学(総長:大野 英男)災害科学国際研究所災害感染症分野の児玉 栄一教授らの研究グループ、東北大学ナレッジキャスト株式会社(本社:仙台市青葉区、代表取締役社長:荒井 秀和)との共同研究成果として発表いたします。
不活化作用グラフ
本共同研究では、試験品(当社製品「ウイルオフ除菌スプレー」用水溶液)および濃度既知の二酸化塩素標準水溶液(50,100および200ppm)について、SARS-CoV-2に対する不活化作用を評価しました。
試験品および各標準水溶液にSARS-CoV-2溶液を加え、所定時間経過後(30秒および3分間)に中和し、その溶液をVeroE6/TMPRSS2細胞(SARS-CoV-2感受性細胞)に接種してウイルスの感染価を測定することで、試験品のSARS-CoV-2に対する不活化率を算出しました。
試験の結果、試験品および二酸化塩素標準水溶液(50、100および200ppm)は30秒および3分間の作用でSARS-CoV-2に対し99.99%以上の不活化作用を有することが明らかになりました。※1
なお、試験液には「ウイルオフ除菌スプレー」用水溶液を用いておりますが、本試験は実験室内環境で行ったものであり、本結果は実使用環境における効果を示すものではありません。
※1 コントロールの感染価(107)に対する試験品作用後の感染価(103)より算出
<本リリースにおける情報の取扱いについて>
本リリースにおいて掲載されているテキスト、技術情報・検証結果等の内容については、無断での転載および利用は固くお断りしています。また、本リリースが掲載されているウェブページへのリンク表示も固くお断りしています。
本リリースについて、転載、利用等を行っているいかなる第三者の表示物およびリンクを表示しているいかなる第三者のウェブサイトについても、当社は一切その第三者の表示物・ウェブサイトについて関知するものではありません。
本リリースに掲載されている情報や本リリースの参照を特定の商品と関連付けて表示した場合、その商品について特定の病気の治癒または予防の効能効果がある旨の表示とみなされ、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)、景品表示法(不当景品類及び不当表示法)等に抵触する恐れがあります。
■大木製薬株式会社 概要
本社所在地:東京都千代田区神田鍛冶町3-3 大木ビル7F
代表者 :代表取締役社長 松井 秀正
創業 :万治元(1658)年
設立 :昭和45(1970)年分離独立
資本金 :9,000万円
事業概要 :●医薬品・医療機器・医薬部外品・化粧品・健康食品・
コンタクトレンズケア用品および衛生用品・日用品・
雑品の製造並びに販売
●医薬品の輸出入
●医薬品・医薬部外品・化粧品・健康食品・
コンタクトレンズケア用品の受託生産
この企業のプレスリリース MORE
夜用スポットケア「アバンタイム トーンショットクリーム」3月から女優の奥菜恵さんを店頭販促、Web・SNSのPRに起用!
2023.03.03 10:30
口腔内の良い菌を残して悪い菌のみ殺菌する独自成分を開発 大木製薬、明海大と共同研究/特許取得を発表
2023.03.01 13:30