岡崎の相談所「オカビズ」、新規事業 約100個を創出・後押し! コロナ禍を中小企業のイノベーション機会へ変える
~全国メディア!お盆返上!コロナでも中小企業を廃業させない~
2021.03.31 10:00
岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズ(愛知県岡崎市、センター長:秋元 祥治)は、2020年1月~2021年3月末までの約14ヶ月間で中小企業を後押しし、コロナ対策の新商品・新サービス103個(企業95個、オカビズ8個/3月31日現在)を創出しています。
コロナ禍で新たに生み出された新商品によって、同業他社が廃業を迫られる中、注文殺到の印刷会社、お盆返上するほどの売り上げを作り出した製造業、また全国放送にまで取り上げられた和菓子屋など多くの成果を生み出しています。オカビズは中小企業の医者として一つでも多くの企業を廃業させないという強い覚悟の下、コロナで生まれた新たなニーズをいち早く捉え、中小企業の高い技術力と小回り力を生かし、ビジネスチャンスに変えるサポートをしています。
コロナ禍で創出した新商品、新サービス
■ オカビズがサポートしたコロナ対策新商品・新サービス 一例
設備投資などお金をかけることなく、今ある強みを生かし、コロナ禍のニーズを解消するサービス展開を後押ししています。
・お盆返上で生産へ!自動車部品加工が生み出す飛沫感染防止ボード「コロナシャッター」(株式会社アール・エフ・リザイン(飯田樹脂))
・百貨店のマナー講師へ!VIP接客の達人・元CAの新サービス「マスク接客講師」(True Colors Communication)
・メディア取材、注文殺到!印刷会社が営業を支援する「名刺マスク」(長屋印刷株式会社)
・閑散時間をなしに!スーパー銭湯がリモートワークスペースになる「ご近所ワーケーション」(おかざき楽の湯)
・全国テレビ放送へ!あんこを薪からたく老舗和菓子屋の「手作りを楽しめる」どら焼きセット(小野玉川堂)
※その他、別紙参照。
別紙(PDF): https://www.atpress.ne.jp/releases/253502/att_253502_1.pdf
■ コロナ禍の中小企業のビジネスチャンスの捉え方
・スピード感
来週には状況が変化するかもしれない、また大手が参入する前、コモディティ(一般化)する前にスピード感を持って対応することが必要。それには、小回りの効く中小企業が最も強い。
・コロナ禍のトレンドを捉える高いアンテナ
自粛生活、新しい生活様式は人々のライフスタイルやワークスタイルを変え、そこに新たなニーズやビジネスチャンスが生まれる。いかにニーズを先読みする、もしくはいち早くとらえるか。
■ 背景/倒産、過去50年間で4番目の低水準
・東京商工リサーチは、2020年の倒産は、過去50年で4番目の低水準と発表。
・休廃業・解散は、年間で約5万件。倒産と合わせると、20年は5万7,000件程度の企業が市場から消えた。
■ コロナ禍で中小企業を取り巻く状況/「安心」と「希望」
・コロナの状況が深刻化する中で、3月ごろから中小企業の相談が変わり始めた。深刻な状況は宿泊業など観光に携わるところから。その後飲食店へも影響が拡大をして行った。
・3~4月中は資金繰りの相談が大きく伸び、当センターもまずは手元資金をいかに厚くするか、公的な融資制度や補助助成制度を活用しながら、中小事業者の目の前の安心を確保することに努めた。
・売り上げをあげることに特化する当センターの相談状況は、接触への不安や手元資金を作るという短期的な目標のために、キャンセルやオンライン相談への切り替えが目立った。
・特に短期的な手元資金確保でいうと、今日、明日にも相談したいという案件が多く、通常1ヶ月近くお待ちいただく状況の当センターの様子は一変。相談員を多く配置しながら、余裕ある相談対応を行っていた。
・5月に入ってからは手元資金確保に一定の目処が立った企業が多かったのが、では下がった売り上げをどう持ち直すのかという、まさに希望へつなげる相談が多くなった。今年1月の緊急事態宣言後は、ここまで頑張ったが、このままでは経営の継続は苦しいと訴える企業も増えたように感じている。
・知恵を出して、自社の魅力を生かしていくこと。まさにオカビズが最も得意とする支援。特にコロナは人々のライフスタイルやワークスタイルを変え、そこに新たなニーズやビジネスチャンスが生まれる。そこを捉えたサービスをスピード感持って進める。
・この新しいニーズは、高い技術力を持ち、小回りがきく中小企業にとって、大きな資金投入することなく現状を打開できる、イノベーションを起こすことができる機会だと捉えている。
・このコロナ禍にあっては、1週間から1ヶ月程度の早いスピードで新発売、新サービス開始するケースが多くある。
■ 概要/中小企業の無料相談所「岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズ」
岡崎市経済の底上げを図るため、岡崎市が2013年10月に開設した産業支援施設。売上アップの相談所として岡崎を中心とした中小企業・起業家のチャレンジをサポートしています。開設から6年で約1万4,000件の相談を受けています。
2015年内閣府「女性のチャレンジ支援賞」受賞。2016年「第11回ニッポン新事業創出大賞」支援部門特別賞受賞。2018年度総務省「ふるさとづくり大賞」地方自治体表彰受賞。
ホームページ: http://www.oka-biz.net/
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